おひさまです。先日の“頑張れ!就職活動生!応援トラックバック企画”(笑。勝手にネーミング)に、第一号のトラックバックが寄せられました!!id:Akanee41さん、ありがとうございます~ ;".*・;・^;・:\(o^▽^o)/:・;^・;・*.";.*
国際交流分野でいうと、国際交流基金の他にも、ボランティアとしてや、市の交流センター、大学法人での留学サポートなどでも国際文化交流に触れ、人々を繋げ、異文化理解を促進していける舞台があると思います。しかし、日本で唯一の専門機関である国際交流基金で働くということは、国際文化交流分野の他の機関と比べて、どんな違った魅力があるのでしょうか?同じ国際交流の分野における他の事業に比べ、JFで働く醍醐味とはズバリどういったところにあると思われますか?
Akanee41の日記
取り急ぎ、基金3年目になる私からパッと思いつく個人的なお答えを。
1.国際交流のプロになりたかった
id:Akanee41さんのおっしゃるとおり、国際交流って仕事にしなくても関わることができるし、今は企業でもCSRとかいっぱい取り組んでるし、「国際」っていうだけなら本当に色んな道があります。企業に勤めて、 “インターナショナルなことしていたい欲” (上手く説明がつかないのですが)については、何かNGOのお手伝いをしたり、あるいは単に海外旅行をしたりすればいいかな、とも考えました。そのほうが、国際交流を「仕事」にするよりは楽しいかもしれない、、、とも考えたのですが、やっぱり人生の大部分を捧げる「仕事」として、プロフェッショナルとして、国際交流に取り組みたい、と最終的に思うようになりました。*1
2.日本語教育と知的交流の両方ができる
日本語学校や大学の留学センターなどでは、日本語教育や学生間の国際交流、留学の橋渡しはできても、知的交流まで企画してたくさんプログラムがあるところは多くないように見えました。私は安全保障とか環境とか人権とか色んな国際問題に興味があって、自分の仕事が何かそれに絡んでいたらいいなと思っていたし、教育現場に近いところで仕事をしたい気持ちもあった。それに、学生時代、奨学金や助成金をいただいて生活・サークル活動に役立てていたので、何となくですが恩返ししたいという思いもありました。(基金は主催事業ばかりでなく、色々な助成プログラムをもっています。詳しくはこちら→http://www.jpf.go.jp/j/program/index.html)
3.海外駐在のチャンスがある
これは大きいですね~。ちょうど一年間の交換留学を終えて日本に帰ってきた秋・冬から就職活動を始めたので、「もう一度海外で生活してみたい」「海外で働きたい」という気持ちは大きかったです。いきなり海外の企業に応募することも考えたけど、それにしてはキャリアが足りないし、まずは「日本で働いたことがある」経験が自分にはプラスになるんじゃないかと。留学斡旋会社や英会話学校にも就職活動したけれど、自分が海外に駐在できる可能性はそれほど大きくないように見えたし、いわゆる商社などグローバル企業に勤めて駐在を目指すにしては、1や2の気持ちが強すぎた。基金なら人事ローテーションの中で必ず海外駐在のチャンスがあるというのが魅力でした。(基金の海外拠点についてはこちら→http://www.jpf.go.jp/world/jp/)
ちなみにこの間の日系人シンポジウム*2で、私がどんなお仕事をしていたかというと、
・早めに会場入りして、パネリストの方と会場のパソコンでスライドの動作確認・修正
・シンポの最中は、音響・会場照明・DVD機器の操作、発表者のスライド操作補助
・シンポが終わったら、機材の片付けとレセプションへ向かうバスに誘導
こんな感じです。その他に受付係をしていたスタッフもいるし、「残り3分!」などという札を挙げてタイムキーパーをしていたスタッフもいます。*3 これを“国際交流の舞台裏の仕事”“必ずしも華やかではない縁の下”と言ってしまえばそうなんですが、中学校・高校で学校祭実行委員会などをして、舞台裏の面白さに目覚めてしまった私(笑)には、こういう現場はご褒美に近い感覚です。
「JFで働く醍醐味」とまで言えるかどうか分かりませんが、普段はずっと机でパソコンに向かってるし、会場でパネリストや聴衆の皆さんの様子を直に見られるのが、次の仕事に向かう原動力かもしれません。*4
少しでも就職活動をする皆さんのご参考になれば幸いです。基金に限らず、まずは色んなオプションを探ってみてくださいね♪
*1:なんだか初心にかえって反省してしまいますね…汗
*2:ブログ記事はこちら→http://d.hatena.ne.jp/japanfoundation/20100308、シンポジウム概要はこちら→http://www.jpf.go.jp/cgp/exchange/event/100303.html
*3:今回は直接の担当じゃなかったので、当日お手伝いだけだったけれど、シンポの前には会場の看板、同時通訳、カメラマン、名札(時にはコサージュ)などなど本当に細々とした手配が必要です。さらに重要なのは「誰に」「何を」話してもらうかという仕掛けの部分!ここに担当者の心意気がかかっています。単に受付係をするだけが基金のお仕事ではないですよ~
*4:今回のレセプションは米国主席公使公邸だったし、ルース米国大使もお越しくださったし、普段テレビや新聞の中で見かける方にお会いできて、例外かも知れませんがかなり・とっても華やかな経験でした☆
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