こんにちは、松岡です。
お知らせ、というかご案内ですが、ただいまジャパンファウンデーションではWEBアンケートを実施中です。
ジャパンファウンデーションは、Webサイトユーザーの皆様のご意見をうかがい、今後のサイトづくりの参考にさせていただくWebアンケートを実施いたします。
ぜひ、Webサイトアンケートにご協力ください。
所要時間は3分程度です。
詳しくはこちら。
抽選でプレゼントも差し上げてますので、皆様どうぞご協力をお願いいたします。
こんにちは、みかんです。
ポーランドと聞いて皆さん思い浮かべるのはなんでしょうか?
残念ながら、日本でポーランドの情報に触れることはほとんどない人が大半かと思います・・・。今年生誕200周年のショパン、ワルシャワ条約、アウシュヴィッツ、くらいでしょうか?
そのワルシャワの今を、ほんの少しのぞいてきました。
寒い、さむい冬。気温は氷点下15℃ほどまで下がり、粉吹雪の日が続きます。
旧市街の中心にある王宮。その前にはクリスマスツリーがまだ立っていました。
今回「WA:現代日本のデザインと調和の精神」展を行っている「ポーランド産業デザイン研究所デザインセンター」*1。
オープニング前日にはじめて青空が・・・。1月に入っての日照時間24時間未満という気象情報をテレビで見てびっくりです。(1月半ばの時点。)
展覧会の様子です。学生をはじめ、デザインに関心のある若い人たちがたくさんやってきます。
ワルシャワといえば、グラフィックの世界ではポスタービエンナーレが知られています。2010年夏の開催に向けて、次々と応募作品が届いていました。中には日本から届いた宅急便も。
ワルシャワを流れるヴィスワ川の東岸、プラガ地区はかつて廃れた建物が放置されていた場所でしたが、最近は新しいアートの発信地。共産主義時代のウォッカ製造工場跡を改装して、ギャラリーやデザインショップが生まれていました。
ワルシャワに渡航いただいたキュレーター萩原修さんのレクチャー。ポーランドについてから、現地で聞いて、見て、触れて、感じたことを織り交ぜながらトークを展開して下さいました*2。
お話の中で印象的だった部分は、プレスの人たちの前で萩原さんが説明された今の日本とポーランドの比較。日本の社会は、高度経済成長を経て、ある程度のモノもお金も得た。けれど、わたしたちは何となくいつも忙しい気がして、時間や余裕がない。人とのつながりも失われてしまっている。これに比べておそらく今のポーランドは、より多くのモノやお金を獲得しようという方向へ進んでいる最中だけれども、日本にはなくなってしまった「ゆっくりとした時間」や「人と人とのつながり(コミュニティー)」を持っているんじゃないか、きっと日本はそういう意味でポーランドに学ぶところがあるのではないか、という内容でした。このことば、ポーランドの人には、どんな風に届いたんでしょう。
でも、きっと萩原さんの話を聞きにきた人や、展覧会を見てくれた人には、芸者やフジヤマじゃない今のフツーの日本を、少しは知ってもらえるだろうと思っています。
最後に、こうしてデザイン展の旅が続けられるのも、たくさんの日本の企業の皆さんや、デザイナーの皆さん、キュレーター、カタログに関ってくださっている方々、そして何よりこのデザイン展を一緒にやろう!と頑張ってくれる現地のスタッフのおかげなんです。161点のデザイン・プロダクトは、3月28日までワルシャワでご覧いただくことができます。お近くにお住まいの方(?!)、欧州へ旅行予定の方がいらしたら、ぜひ立ち寄ってみてください。「デザイン」を通じて、慌しい毎日の暮らしをちょこっと見つめ直すきっかけがあるかもしれません。
デザイン展の旅はまだまだ続きます・・・!
*1:このデザイン展 in ワルシャワは、パリ日本文化会館、ハンガリー・ブダペストの応用美術館、ドイツのレッド・ドット・デザインセンターについで、欧州4会場目の巡回です。
*2:日本人の講演会という事で、会場のひな壇が茶室(しかもちゃんと畳です)に掛け軸になっていたのには、いささかショックでありました・・・。やっぱり日本と行ったらSUSHI、サムライになっちゃうんですね。こんなに親日的なEUの国でさえ。もっと今の日本を知ってもらいたい!という気になります。
さーおなかがすいてくる時間ですね。
残業には間食がつき物、mioです。
さてさて、今日は海外特別記者を勝手にお願いした、クアラルンプールのこたきよさんから、
クアラルンプールの旧正月事情を送っていただきました!
ところで先日、旧正月の話をしようとして、はて、英語でなんていうんだろうと思い、
とっさに「Old NewYear」とわけのわからないことを口走ったら、無事何のことかは伝わったのでした。*1
では、私のおなかをぐーぐーならせたレポート、どうぞ!
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マレー系、中国系、インド系など、他民族が共に暮らすマレーシアでは、それぞれの民族・宗教のお祝い事が全国民の祝日となります。ということで、2月14日は中国正月!1月末頃から、街中のショッピングセンターは赤、赤、赤の飾りつけとみかんの木(橙のような小さいみかんが一杯ついた鉢植え)そして中国正月の歌で、お正月ムード満点に。直前の週末などは、大勢の買い物客でごった返していました。一般家庭も赤、赤、赤の飾りつけ。家の軒先には提灯などがぶら下がっています。
ところが、いざお正月がやってくると、クアラルンプールの街は静か~になってしまいます。それは、中華系に限らず、クアラルンプールに暮らしているマレーシア人の多くが、田舎に帰るか、休暇に出かけてしまうからなのです。実は私がマレーシアに暮らし始めてとても驚いたのは、皆田舎(実家)に帰るのがとても好きなこと。ちょっと長めのお休みがあれば、当然のごとく田舎に帰ります。家族を大事に思うからこそ、のマレーシア人のこの習慣、私結構好きなんです。
さて、中国正月といって思い浮かぶものは、なんといっても赤、Gong Xi Fa Cai(恭喜發財)という言葉と、ライオン・ダンス、そして、マレーシア中国正月名物料理、魚生(イーサン)です。
魚生は言わば和え物のようなもの。
基本的な材料は、スナックのような小麦粉を揚げたものと、紅生姜、ザボンの果実、魚の刺身で、その上から、5種類のスパイスが混ざったものと、梅ソース、ハチミツ、油などからできた甘酸っぱいソースをかけて、皆で一斉に混ぜ合わせます。
この時、全員が一緒に魚生を持ち上げる箸が高く上がれば上がるほど、その年により多くの富に恵まれるとされています。健康や長寿を願うのではなく、あくまでも優先順位は富・財産にあります。
これが日本のお正月との一番大きな違いなのでは?
今月28日まで15日間続く中国正月。今週末はまた別のショッピングモールにライオン・ダンスを見に行ってきま~す!
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いってらっしゃーい!
というわけで、いやーおなかすきましたね。
クアラルンプールのおもしろ現地事情は、こちらもどうぞ!
こんにちは!いつ飛んで来るかと花粉に脅えるおひさまです。
さて先日「○○バーガーはその土地の人も認めるバーガーなのか?」とチラリとブログで触れたところ、ニューヨークのMさんからこんなコメントが。
特に専門家じゃないけど、ベーコンチーズバーガーはここ(NY)ではかなり人気だから納得。フライドオニオンをバーガーにはさむのは、みんなテキサス風って言うと思うし、アボガドをはさんだらカリフォルニアバーガーになるんじゃないかな。
なるほど。マク●ナルドのカリフォルニアバーガーはアボガド入ってないみたいだけど、確かにお寿司のカリフォルニアロールには、アボガドが巻かれていますね。テキサスはまだ空港で乗り換えたことしかない*1のでフライドオニオン入りのバーガーは未経験。食べ逃したな~。
ちなみにこのコメントをくれたMさんが昨夏担当していた事業、「米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム」の報告書(←左写真)が、先日できあがりました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)
☆報告書(参加者の感想等)PDFはこちら(全て英語です)*2
☆東京のスタッフによる概要報告はこちら(こっちは日本語)
それからせっかくオリンピック開催中なので、昨秋「日本研究フロントライン」でご紹介した皆さんに、「バンクーバーオリンピック、盛り上がってる?国民的スター選手はいる??」と聞いてみました。
ついに自国開催の五輪で金メダルをとった、女子スノーボードのマエル・リッカー選手や、男子モーグルのアレキサンダー・ビロドウ選手が大スター☆アイスホッケーも頑張ってるし。*3
Lさん@トロント
各メディアが揃って「USAコール」を流してるし、オリンピック熱はかなり高まってるよ。人気のアスリートはたくさんいるけど、知名度で言ったら、スノーボードハーフパイプで金メダルをとったショーン・ホワイト選手じゃないかな。テレビでもよく見るし、特徴あるからね。
Gさん@ニューヨーク
英国ではウィンタースポーツがあんまり人気ないから、オリンピックもそんなに騒いでないよ。カーリングは強豪って言われてるからちょっとは盛り上がってるけど。冬季オリンピックで一番有名な英国選手って言ったら、スキージャンプのEddie ’The Eagle’ Edwardsだろうね。*4
Nさん@ロンドン
インドネシアからは冬季五輪に参加してないから静かだよ。でも四季がある国はみんな盛り上がってると思ってたから、ロンドンのNさんのメールには驚いたね。
Dさん@ジャカルタ
私もDさんと同じく、ロンドンは静かと聞いて驚きました。ロンドン近郊に留学をしていた同僚曰く、「スキー・スノボを楽しむ友人はいたけど、国を挙げて熱狂する印象ではない」そう。こちらのコラムの筆者も「イギリスは(私が住んでいたころ驚いたほど)冬季五輪に不熱心な人が大多数を占める国」と書いています。意外~Σ(・口・)シランカッタ
日本での一番の注目はやっぱりフィギュアスケートでしょうか。男子は高橋選手が初のメダルだったし、女子も金メダルの期待が高まるし。大舞台でどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。
そういえば、アイスダンス日本代表のリード選手ペアや、フィギュアスケートペア、ロシア代表で出場した川口悠子選手、「新」日系人として本ブログで触れたことがある米国フィギュア代表長洲未来選手、米国ショートトラックのアポロ・アントン・オーノ選手などなど、「日本人」が多様化・グローバル化しているのを感じるのも、「国」を背負って戦うオリンピックならではかも知れませんね。
*1:昨秋、空港でハロウィーン体験したのはテキサス州のダラスでした☆
*2:実はMさんも私おひさまも写真のどこかに写ってます♪
*3:本メールをもらったのは、男子チームが米国に負ける前でした…。
*4:メールをもらった後、英国は30年ぶりとなる冬季五輪の金メダル(女子スケルトンのエイミー・ウィリアムズ選手)に沸いたそうです。やっぱり色んなドラマがありますよね~
みなさまこんにちは。週末は、レディガガを各所で聞きすぎたせいか、頭の中ではLove、Love、Love・・・こだましてますMです。
さて。今日は3月に行うウティット ヘーマムーン อุทิศ เหมะมูล 氏の講演会のお知らせです。
今回招へいするウティット氏は、2009年に長編小説『ラップレー ケンコーイ ลับแล, แก่งคอย』で東南アジア文学賞等を受賞した1975年生まれのタイ人若手作家です。
その『ラップレー ケンコーイ』↑
ラップレーもケンコーイも実在する二つの村の名前であり、この物語の主人公とその兄の名前(だそうです)。
僕と母と、母の新しい夫と、死んだ父と先妻の間に生まれた腹違いの兄。
時間軸が錯綜し、現実と幻想が入り乱れるこの作品には、タイの急激な経済成長と政治の変化に対する同氏の意識が随所にちりばめられている(らしい)です。邦訳が出ていないのが残念ですが、このあたりの解説は、ご本人、そしてコーディネーターの宇戸先生からたっぷりお話があると思われます。
今からちょうど20年前、タイのど田舎に住んでた私Mが、学校の遠足で行ったバンコクは、まだ今みたいに地下鉄やらモノレールなんてなくって、マーブンクロンセンターが超いけてるショッピングセンターだって思い込んでましたが。。。今やバンコクもほんと、変わりました。
外国人からみてもこのところのタイの変化は驚きなんですが、それを同世代の作家がどんな目で観察しているのか、個人的に興味のあるところです。
東京、大阪、福岡、函館での講演会情報、お申し込みはこちら。
そして、、講演会にご来場された方には、本邦未発表の短編集翻訳集をプレゼント!これは見逃せません。
こんにちは、mioです。
就活戦線真っ盛りですね。
先日もOB訪問にいらしてくれた学生さんとランチをご一緒したのですが、
真剣に将来を考える姿がキラキラしていました。
私もまだ一年も経っていないはずなんだけどなー。襟を正して頑張ります。
さて、というわけで今回は、就活中の皆様への応援企画として、
「国際交流基金をもっと知ろう!」をお届けします!
私の居る情報センターでは、ウェブサイトの担当をしているのですが、
これがなんと、使いこなすとものすごーい情報源なのです!
(ページ数が多すぎて、迷子になることも多いのですが…)
今日はその中から、皆さんに役立つリソースをお伝えしちゃいましょう!
自宅にいながら国際交流基金を知ることが出来るお勧めのコンテンツです。!
(※それぞれ■印のタイトルから、ウェブサイトにリンクされます!)
国際交流基金をもっと知ろう!
(ウェブ/ライブラリ編)
まずは国際交流基金のことをしっかり理解したいですよね。
いろんな情報がぜーんぶまとまっているのは、この年報です。
ぜひカラーでプリントアウトをして、就活にお役立て下さい!
(実はこれを担当したのが私です。作成秘話はまた別の機会に…)
(ページ下部の「海外ネットワークトピックス」をチェック!)
メールマガジンを登録している人はお気づきだと思いますが、国際交流基金の事業は海外で行なわれているものもたくさんありますね。どんなことをしているのでしょうか?
世界各地で行なわれている国際交流基金の活動を、海外拠点がレポートしています!
ぜひバックナンバーも見てみてくださいね。
☆最新3号は、こちらから↓↓↓
2010年2月 モスクワ日本文化センター 「日本文化出前します」
2010年2月 サンパウロ日本文化センター 「重なり合う伝統文化とポップカルチャー」
2010年2月 シドニー日本文化センター 南極料理人がやって来た!&アーサー・ストックウィン教授講演会
じゃあ日本国内は?サポーターズクラブのイベントってご存知ですか?
前回のロジャー・パルバースさんの会にには就活中の皆さんもたくさん来てくださっていましたね。
実はあのイベントは、歴代の報告を読むことが出来ます!
☆国内のイベントは、イベントカレンダーからも確認できます!
☆ちなみに次回は2010年3月5日(金) 19:00~21:00です!
☆国内情報を知るには、こんなのもあります…!
JFサポーターズクラブは現在、会員制度の改定により、
2010年2月1日より、現会員規約による会員の新規入会・継続手続きを停止させていただいています。
次は、国際交流基金にはどんな質問が寄せられているのかを、FAQで見てみましょう~
特に日本語教育に関するFAQと、国際文化交流に関するリンクは、必見です!
結局いろいろあってよくわからない…という人!
そういう人は、ライブラリーに遊びに来てください!
ライブラリーには、「国際交流基金事業発行物」のコーナーがあって、
これまでに発行された本がずらーーーーーっと並んでいます!
こんなふうに。
過去の調査報告書も、歴代のものがずらーっ!
海外でしか販売されなかった、美術展のカタログもあります。
探したい人は、この棚を見つけてくださいね。
もうひとつ見過ごせないのは、海外拠点がそれぞれの国で発行している、世界各地のニュースレターが見られるこのコーナー。2Fにあります。
これがそのニュースレター。見えますか?左上から時計周りに、バンコク(タイ語)、カイロ(アラビア語)、パリ(フランス語)のニュースレターです。東京の本部に居ながらも、このレターを見るのがとっても楽しみだったりします。
雑誌もとても充実してるんですよ~英語で日本を紹介する雑誌のラインナップはきっと都内1!(自画自賛)
そして!同じライブラリーの中にある、JFICショップ!
国際交流基金が発行した本をまとめて買うにはここが一番。
過去に制作された、かわいいグッズも販売してます。
をちこちも、全バックナンバーを、実際に手にとって選んで買うことが出来ます!
緊張する面接の前に、まずは来てみる!というのが一番でしょうか!
というわけで、アクセスはこちら
寒い寒い冬ですが、頑張れ就活生!
<松岡>
こんにちは、松岡です。
<M>
Mです。
<松岡>
ブログチームでは毎月一回の会議でアクセス解析を基にどんな人が見に来てるのかな、とチェックしてるんですが、ここ数ヶ月は「国際交流基金 就職」とか「国際交流基金 採用」とかで検索して来てくださっている方が多いようです。もうそんな季節になったんですねー。
採用に関するページはこちら。
<M>
そこで今回、皆様のご期待に応え(?)、われらがブログチームからも職員の仕事ぶりやどんな職員が働いてるのかを皆様に紹介したいと思います。
ただし、
これまでも同様の企画はやってきましたし、それと同じように紹介するだけではHPの職員紹介と同じですよね。
なので、少し考えました。
<松岡>
ジャパンファウンデーションを志望してくださる皆さんのほとんどは、私たちがやっている事業のイメージで入ってこられると思います。
それは、文化芸術であったり、日本語教育であったり、あるいは海外との知的交流事業や日本研究という分野であったりしますよね。また文化交流と聞くと華やかなイメージであったり、またその舞台は先進国から途上国まで世界中をイメージされるかと思います。
これはある意味正しいと思うのですが、同時に、私たちの日々の業務の中でより大切な側面が見落とされがちになってしまうとも思います。
タイトルにある「表に出るのが仕事じゃない。表に出すのが仕事なんだ。」*1という言葉は、私たちの仕事をよく表す言葉だなーと思いました。
<M>
じゃあ、「表に出す」というのは果たしてどういうことなのか?
もちろんこの言葉は、ジャパンファウンデーション全ての部署で働いている職員に共通することだと思います。
ただし今回は、組織全体を支える管理部門(総務部や経理部など)に、入社早々配属された1-2年目の職員の方4名に焦点を当ててみました。
<松岡>
彼らとのインタビューを通じて、自分自身認識を改めたことや新しい発見があったりもしました。
そうしたやり取りを通じて、できるだけ生に近い我々の働きっぷりをごらんいただければと思います。
登場人物
<若者>
・黒酢さん(総務部所属の2年目、ジブリ的癒し系女子)
・コラーゲンさん(経理部所属の2年目、大型系気配り男子)
・青汁さん(経理部所属の1年目、ロジカル静岡系男子)
・大豆さん(経理部所属の2年目、体育会系草食男子)
<ブログチーム>
・Mさん
・松岡
<松岡>
皆さん今日はお集まりいただきましてありがとうございます。
まあお互い顔の知れた仲ですから*2ざっくばらんにいきましょう。
<M>
それじゃあ、とりあえず皆さん、何で基金を知ったのかとか、志望動機とかその辺からお聞かせいただけますか?
まずは黒酢さんから
<黒酢>
こんにちは、黒酢です。
私が基金を知ったきっかけは、東京国際芸術祭のボランティアスタッフを友人がしていて、自分も一緒に参加したのが基金を知ったきっかけでした。私の場合は、国際文化交流とか平和構築とかそういう観点からというよりは、異文化とのふれあいにの場を経験して素直に感動したというのが大きな動機でしたね
<コラーゲン>
どうも、コラーゲンです。
私はもともと大学では国連機関を目指すようなコースにいました。大学2年のときに関西国際センターに来ていた外交官研修参加者との交流会に参加したのが基金を知ったきっかけです。そのとき、外交官はイメージよりずっとフレンドリーなんだな、と思ったのが印象的でした。一緒にカラオケを歌ったりして。それまでは国際協力に興味があったのですが、こうした交流も面白いなとこのとき最初に感じました。
大学院時代はオランダに留学して、国際法、安全保障、人権といった問題をテーマにしていました。人権とか開発とかそういうところにも興味があったんですが、他の留学生と語るような機会に、彼らが日本に対して非常に偏ったイメージを持ってることを知ったりして、逆に自分も気づかないうちに色々な先入観を持っていることに気づいたりして、前提となる相互理解に乖離があることを知ったのが大きなきっかけでした。
<青汁>
こんにちは、青汁と申します。
実は松岡さんの毎日ナビのサイトを見ましたよ(笑)。わたしは転職組でして、元々は考古学を専攻してました。そのときは海外とかまったく関心がなかったですね。
ただ元々美術にも興味がありまして、関心のある大学院がフランスにあったんです。それで大学院はフランス語を勉強してフランスに行きまして、そこで美術館学というようなものをテーマにしてました。
そこでは本当に色々な人がいたんですが、私はいろんなことをロジカルに考えるのが好きだったこともあって、自分を生かす場所としては文化政策の分野なのかなとそのこをなんとなく思い始めてましたね。
基金を知ったきっかけは、フランスに居るときに出版社でインターンをしたのですが、その時に基金の助成に応募した時でした。。あまりポピュラーな分野ではなかったのですが、そうした分野に対しても意義を見出して支援を行っていた基金という組織に興味を持ちました。
<大豆>
うっす、大豆です。
自分は大学ではサッカーしかしてません(笑)。大学4年間は、ずっと体育会のサッカー部にいました。
昔から学校の先生になりたいという気持ちがあって、大学では教職が取れる英語科に進学しました。また高校生のときから開発教育にも興味があって、その時から海外に行きたいという気持ちはありましたね。外に出たくて英語を勉強して、あとはサッカーがしたくて入った大学だった気がします。
大学に入ってから留学生と遊ぶうちに、日本語教師という仕事があることも知り、資格も取ったりしました。ボランティアで日本語を教えて、「日本語能力試験」の存在を知って、基金のことを知りました。
<M>
皆さんどうもありがとうございます。こうやって聞くと、ほんとうちはいろんな人がいますねー*3。
<松岡>
それでは次回は、今やっている仕事のことや、入る前に抱いていた志望動機とのギャップとか、そういうのをお聞きしましょう。
(続く・・・)
*1:大豆さんによると、某高校サッカーの監督の言葉らしい
*2:新人で管理部門に配属されると、嫌でも全部署の人とやり取りがあるので1年もいれば大体顔を覚えられるし、周りから覚えられてしまいます
*3:いろんな人という意味で、うちの組織には外国語大学を出ていろんな言語を操る人もいれば、国際関係や開発協力系の学科の人、文学部の人もいますし、数は少ないですが理系の人もいます。
こんにちは、mioです!
さて、1月の週末なんですが横浜美術館で開催されている「束芋―断面の世代」展へ行ってきました。
束芋さん、2007年のヴェネチアにも出てましたよね。
この年のヴェネチア・ビエンナーレ、実は見に行っていたのですが、広いアルセナーレでもそのグロテスクさと迫力は全然負けていなくて、すごいパワーでした。ジャパンファウンデーションの主催する日本館は、岡部昌生さんでしたね。
前からとっても好きなアーティストなんですが、こんなに若いのに*1こんなにおっきな美術館で個展なんて…とどまるところを知らないパワーに圧倒されつつ、週末のお出かけを楽しんできました。
ところで、「束芋」っていうアーティストネームの由来、ご存知ですか?
これ実は、芋じゃなくて、、「田端(本名)んとこの妹」ていう意味だったんですね。じゃあ山田さんはヤマイモ、佐藤さんはサトイモ?
ちなみに、マネージャーをやっている妹さんは、芋々(いもいも)さん。
情報センターの先輩は、「もしもし、いもいもです」っていう電話をしょっちゅうとっていたとか(!)
なぜ?かというと束芋さん、実はジャパンファウンデーションの定期刊行誌「をちこち」に連載をしていました。みなさん知ってましたか?
チラ見せすると…最新号はこんな感じです!
いい作品を作るだけでなく、この方の連載、毎回とても面白いのです。等身大で、でも読み物として面白く、更に毎回作品写真が付いてくるという、私も入社前から大好きなコーナーでした。
さて、ここで問題です。
この連載、何号から始まっているでしょうか?!
正解者には…をちこち編集部から愛をプレゼント
「をちこち」が気になる方、関連ブログ記事は、こちらにもありますよー
渡邊直樹さん(『をちこち』編集長)インタビュー!
2009-12-15 1「あしたのジョーのように白く燃え尽きた」
2009-12-16 2「十把一からげにされたくない。 横並びではなく独自性を」
2009-12-18 3「若い人が本を読めなくならないように力を尽くしていきたい」
もっと読みたい方は、上記「記事一覧」をくりっくして、「をちこち」で検索!
をちこち 第32号―国際交流がつなぐ彼方と此方 特集:海外で活躍している日本人が、ここにもいる
をちこち 第31号―国際交流がつなぐ彼方と此方 特集:国境を越える人々と国家の関係
をちこち 第29号(2009年6月・2009年7月号)特集 世界と出会う歌舞伎
束芋展は来月までですね。ああまた横浜に行かねば…!
こんにちは、おひさまです。
先日のアメリカの緑茶事情を書いた記事(シトラス入り緑茶は「お茶」か否か?(前編)、(後編))が何人かから好評をいただいたので、まだ他の写真もあることだし、もう一本アメリカ出張ネタをお届けします。
昨秋の出張中、最後の立ち寄りとなったシカゴの街で、突然バス停に見慣れたキャラクターが!
どーもくん!こんなところで何してるの!と思わず写真をパチリ。で、また街を歩いていると、こんなところにまた!
どうやらセブンイレブンがお店で売るコーヒーやホットドッグのキャラクターに、どーもくんを採用したらしく、街中のセブンイレブンの窓やバス停にあの愛くるしい姿が。(ほのぼのしてて、短くて単純なお話で、私結構好きなんです♡)上の2枚しか写真撮れなかったのですが、↓こちらのサイト(英語)には関連商品がたくさん紹介されています。
http://www.eatmedaily.com/2009/10/domo-invades-7-eleven-stores/
目下話題のバンクーバーオリンピックの公式マスコット、クワッチにもちょっとイメージ似てる?クワッチは伝説上の大男で、どーもくんは卵から生まれたことになってるけど(笑)(JOCのページはこちら)
過去にブログではアニメ文化大使になったドラえもんを紹介した記事なんかがありましたが、どーもくんも全米デビューしてたんですね。コンビニの店員さんは、「え、日本のキャラなの?しかもテレビ局のマスコット??」と驚いてましたが。そもそもテレビ局にマスコットがいること自体が、日本的なのかも知れません。*1
他にも日本関連グッズは色んなところにあふれてました。例えば数字パズルの数独(Sudoku)。飛行機に載ると機内雑誌の最後の方に掲載されているのをよく見ます。クロスワードパズルと違って、言葉が分からなくても解けるところが手軽ですよね。↑写真は電子ゲームになった商品。*2
これは前回緑茶の写真を撮ったのと同じスーパーマーケットで見つけたラムネ。カラフルなイチゴ味や青リンゴ味も。ラムネはもともと「レモネード」が訛った言葉らしいですが、そのうち英語化された日本語になって登場するかも…?*3
思いもよらないところで・形で人気を集める日本商品、旅先で出会ったらちょっと嬉しくなっちゃいますね。オリンピックの選手達も、世界各地で人気を集める日本商品たちも、頑張れニッポン!!o(゚∇^☆)/フレー\(*^∇^*)/フレー\(☆^∇゚)o
こんにちは!Mです。
さて、今週末、私は上野の東京国立博物館で行われている『国宝 土偶展』に行ってきました!
この『土偶展』、大英博物館での展示の帰国記念展なんですが、、実は大英博物館で行われた展覧会は、国際交流基金が平成21年度の海外展助成事業として、助成を行ったものだったりします!
さてさて、、肝心の展示ですが、今回は全部で67点、どれもこれも本当にかわいくて、カワイイもの好きの自分としては大満足。
いっしょに行った友人に、「これ、最近のコンテンポラリーアートと変わらないよね」といわれたのがこれ*1↓
国宝・・・なんですけど。
でも、まあ、古代の人だから私たちよりなんだか原始的で劣ってるんじゃないかとか、考えてしまいがちだけど、人間の文化的なセンスって、きっと昔も今も変わってないからこそ、縄文時代の土偶を見て感動できるんですよね。お土産コーナーでレプリカ売ってたんですが、本物のほうがよく出来てて、、縄文人に負けてまっせ。と思ったり。
ちなみに、国際交流基金では10年以上前になりますが、パリで縄文展を実施し、大変な反響があったことがありました。この時代のものを海外に出すということは、たとえば運搬中の破損のリスクがあったり、まあ、大変なわけですが、もっと世界の人にも触れていただく機会があってもいいのかもしれません。
この展示、来週で終わってしまいますので、まだご覧になっていない方で関東にいらっしゃる方はぜひ、お散歩がてら上野にいらっしゃることをおススメします!!
『国宝 土偶展』
会 期 2009年12月15日(火)~2010年2月21日(日)
会 場 東京国立博物館 本館 特別5室
開館時間 9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
※午後(特に14時~15時30分)は混雑が予想されます。
休館日 月曜日
観覧料金 一般800円(700円)、大学生600円(500円)、高校生400円(300円)
中学生以下無料 * ( )内は前売および20名以上の団体料金
交 通 JR上野駅公園口・鶯谷駅より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
こんにちは、mioです!
「その1」から果てしなく時間がたってしまいましたが…
インドネシアの先生がた、ジャパン訪問!記、完結編です。
現役の先生方ですから、この日を何より楽しみにしていたみたい。まずは教育委員会にご挨拶。大阪の教育事情を教えていただきました。
訪問したのは、大阪市内にある小・中・高。
小学校では、こどもたちが元気な声で「Selamat Pagi!(おはようございます!)」と迎えてくれました。
こちらは小学校での音楽の授業の様子。無邪気な姿と歓迎の歌声に、笑顔どころか思わず涙ぐむ先生も。
こちらは中学校。ここでなんと、先生、数学の授業に乱入!
"What is the name of the capital city of Indonesia?"と中学生に語りかけるのは、インドネシアで英語の先生をしてらっしゃる方。
学生さんは、ちょっとどぎまぎしながらも、聞き返したりして、ちゃんと答えてくれていました!
味を占めたのか、高校では今度は英語の授業に乱入!
さすが高校生、きちんと英語で返事をしていました!
コンピューターの授業や家庭科など、五科目以外の授業も視察。日本とインドネシアを比較した質問がたくさん出ていました。また、訪問させていただいた高校は、体育に力を入れているということで、最先端のトレーニング設備や温水プールも見せていただきました!
それぞれの現場では、教育方針から生徒の生活まで、熱心に質問が飛び交って、質問タイムは果てることなく続きました。
地域との連携や人権教育など、日本の公立校ならではの事情や特色を学ぶと同時に、小学校から高校まで、日本の学生がどんな環境で育っていくのかを順番に見ることが出来たようです。
興味を持っているところもとても面白かったですよ。たとえば小学校でのお掃除とか。
生徒が掃除までするの?!と先生もびっくり。
学校訪問を終えた後、正装に着替えてホストファミリーとのご対面!
インドネシアの各地方の衣装、とてもきれいできらきらしてました。
私がご一緒したのはここまででしたが、みなさん初めての来日ということもあり、日本の生活をとても興味深く見ていらっしゃいました。また、学校と家庭のコミュニケーション、学生の勉強態度、進路にまつわる競争、地域との連携、学校の特色など、いろんなことを議論しました。インドネシアに帰ったら、ここで学んだことをぜひ活かして行きたい、と熱心に話していました。
先生方、今ころはインドネシア各地に戻ってまたバリバリと仕事をされていることでしょうか。
普段は広報部署で仕事をしている新人の私。初めて業務で触れた、国際交流の最前線でした。
今日は国際交流基金(JFIC)ライブラリー特別展示のご案内です。
実は、私Mも、初めて聞いたのですが、、
「ちりめん本」というのは、明治時代に日本を訪れた外国人の間でおみやげ物として好まれたのだそうで、クレープ状に細かくちぢめられた布地のような感触の和紙に、日本の昔話などが多色木版画で刷られている小さな絵入本です。
なんだか小さくて、カラフルで、かわいいです・・・・。
当時、浮世絵を代表としたジャポニズム文化が欧州で大流行していて、各国語に訳され輸出されていたというこの本、確かに今見てもちょっと欲しいかも。
明治~昭和初期の日本文化が凝縮された「ちりめん本」。
今回は、JFICライブラリーのコレクションから 『日本昔噺』シリーズと日本の文化や生活様式を紹介したものを中心に展示を行っています。
お近くにいらっしゃる際は、是非お立ち寄り下さい!
2010年JFICライブラリー特別展示
「ちりめん本を知っていますか?」
開催期間: 2010年2月9日(火)~3月30日(火)
休館日 : 土日祝日および臨時休館日 (詳細はHPでご確認下さい。)
時 間 : 午前10時から午後7時
場 所 : 国際交流基金 情報センター(JFIC)ライブラリー2階
入館料 :無料
詳細URL:
http://www.jpf.go.jp/j/about/jfic/lib/newly/crepe-paper_books.pdf