Thursday, February 18, 2010

 「表に出るのが仕事じゃない。表に出すのが仕事なんだ。」 就職活動中の皆様へ送るメッセージ その1



<松岡>


こんにちは、松岡です。





<M>


Mです。





<松岡>


ブログチームでは毎月一回の会議でアクセス解析を基にどんな人が見に来てるのかな、とチェックしてるんですが、ここ数ヶ月は「国際交流基金 就職」とか「国際交流基金 採用」とかで検索して来てくださっている方が多いようです。もうそんな季節になったんですねー。


採用に関するページはこちら





<M>


そこで今回、皆様のご期待に応え(?)、われらがブログチームからも職員の仕事ぶりやどんな職員が働いてるのかを皆様に紹介したいと思います。





ただし、





これまでも同様の企画はやってきましたし、それと同じように紹介するだけではHPの職員紹介と同じですよね。


なので、少し考えました。





<松岡>


ジャパンファウンデーションを志望してくださる皆さんのほとんどは、私たちがやっている事業のイメージで入ってこられると思います。


それは、文化芸術であったり、日本語教育であったり、あるいは海外との知的交流事業や日本研究という分野であったりしますよね。また文化交流と聞くと華やかなイメージであったり、またその舞台は先進国から途上国まで世界中をイメージされるかと思います。


これはある意味正しいと思うのですが、同時に、私たちの日々の業務の中でより大切な側面が見落とされがちになってしまうとも思います。

タイトルにある「表に出るのが仕事じゃない。表に出すのが仕事なんだ。」*1という言葉は、私たちの仕事をよく表す言葉だなーと思いました。





<M>


じゃあ、「表に出す」というのは果たしてどういうことなのか?


もちろんこの言葉は、ジャパンファウンデーション全ての部署で働いている職員に共通することだと思います。


ただし今回は、組織全体を支える管理部門(総務部や経理部など)に、入社早々配属された1-2年目の職員の方4名に焦点を当ててみました。





<松岡>


彼らとのインタビューを通じて、自分自身認識を改めたことや新しい発見があったりもしました。


そうしたやり取りを通じて、できるだけ生に近い我々の働きっぷりをごらんいただければと思います。





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登場人物


<若者>


・黒酢さん(総務部所属の2年目、ジブリ的癒し系女子)


・コラーゲンさん(経理部所属の2年目、大型系気配り男子)


・青汁さん(経理部所属の1年目、ロジカル静岡系男子)


・大豆さん(経理部所属の2年目、体育会系草食男子)


<ブログチーム>


・Mさん


・松岡






<松岡>


皆さん今日はお集まりいただきましてありがとうございます。

まあお互い顔の知れた仲ですから*2ざっくばらんにいきましょう。





<M>


それじゃあ、とりあえず皆さん、何で基金を知ったのかとか、志望動機とかその辺からお聞かせいただけますか?


まずは黒酢さんから





黒酢


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こんにちは、黒酢です。


私が基金を知ったきっかけは、東京国際芸術祭のボランティアスタッフを友人がしていて、自分も一緒に参加したのが基金を知ったきっかけでした。私の場合は、国際文化交流とか平和構築とかそういう観点からというよりは、異文化とのふれあいにの場を経験して素直に感動したというのが大きな動機でしたね





コラーゲン


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どうも、コラーゲンです。


私はもともと大学では国連機関を目指すようなコースにいました。大学2年のときに関西国際センターに来ていた外交官研修参加者との交流会に参加したのが基金を知ったきっかけです。そのとき、外交官はイメージよりずっとフレンドリーなんだな、と思ったのが印象的でした。一緒にカラオケを歌ったりして。それまでは国際協力に興味があったのですが、こうした交流も面白いなとこのとき最初に感じました。


大学院時代はオランダに留学して、国際法、安全保障、人権といった問題をテーマにしていました。人権とか開発とかそういうところにも興味があったんですが、他の留学生と語るような機会に、彼らが日本に対して非常に偏ったイメージを持ってることを知ったりして、逆に自分も気づかないうちに色々な先入観を持っていることに気づいたりして、前提となる相互理解に乖離があることを知ったのが大きなきっかけでした。





青汁


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こんにちは、青汁と申します。


実は松岡さんの毎日ナビのサイトを見ましたよ(笑)。わたしは転職組でして、元々は考古学を専攻してました。そのときは海外とかまったく関心がなかったですね。


ただ元々美術にも興味がありまして、関心のある大学院がフランスにあったんです。それで大学院はフランス語を勉強してフランスに行きまして、そこで美術館学というようなものをテーマにしてました。


そこでは本当に色々な人がいたんですが、私はいろんなことをロジカルに考えるのが好きだったこともあって、自分を生かす場所としては文化政策の分野なのかなとそのこをなんとなく思い始めてましたね。


基金を知ったきっかけは、フランスに居るときに出版社でインターンをしたのですが、その時に基金の助成に応募した時でした。。あまりポピュラーな分野ではなかったのですが、そうした分野に対しても意義を見出して支援を行っていた基金という組織に興味を持ちました。








大豆


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うっす、大豆です。


自分は大学ではサッカーしかしてません(笑)。大学4年間は、ずっと体育会のサッカー部にいました。


昔から学校の先生になりたいという気持ちがあって、大学では教職が取れる英語科に進学しました。また高校生のときから開発教育にも興味があって、その時から海外に行きたいという気持ちはありましたね。外に出たくて英語を勉強して、あとはサッカーがしたくて入った大学だった気がします。


大学に入ってから留学生と遊ぶうちに、日本語教師という仕事があることも知り、資格も取ったりしました。ボランティアで日本語を教えて、「日本語能力試験」の存在を知って、基金のことを知りました。





<M>

皆さんどうもありがとうございます。こうやって聞くと、ほんとうちはいろんな人がいますねー*3





<松岡>


それでは次回は、今やっている仕事のことや、入る前に抱いていた志望動機とのギャップとか、そういうのをお聞きしましょう。








(続く・・・)


(その2)その3




*1大豆さんによると、某高校サッカーの監督の言葉らしい


*2:新人で管理部門に配属されると、嫌でも全部署の人とやり取りがあるので1年もいれば大体顔を覚えられるし、周りから覚えられてしまいます


*3:いろんな人という意味で、うちの組織には外国語大学を出ていろんな言語を操る人もいれば、国際関係や開発協力系の学科の人、文学部の人もいますし、数は少ないですが理系の人もいます。





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