Thursday, September 29, 2005

「グローバルフェスタ JAPAN 2005」に参加します(10/1-2)



立て続けですいません。松岡です。


実はこの週末の土日(10/1-2)東京は日比谷公園で開催されるグローバルフェスタ JAPAN 2005に、ブースを出します。


http://icf.visitors.jp/g_festival/index.html


このイベント、昨年までは「国際協力フェスティバル」というものだったのですが、おそらく国際交流・協力系のフェスティバルとして日本最大規模ではないかと思われます。


といいながら、ジャパンファウンデーションとしては初参加なんですが、なかなかいい場所をゲットしちゃったんですよね(想像ですけど)。


ブースNo.B-35・・・といってもわかりませんよね。日比谷門から入ってまっすぐ行って、大噴水の辺りになります。


当日は職員が直接会場に行きまして、事業説明とか映像放映とかする予定です。


夏休み明けで帰ってきたら、東京はすっかり秋モードでした。たまには週末の日比谷公園散策もいいですよ。世界のおいしい食べ物を出している店もたくさんありますから、みなさまぜひお越しくださいー。





Wednesday, September 28, 2005

ボランティア募集中です(北京へ行きませんか?)



松岡@夏休み明けです、こんにちは。


休みの間にいろいろとトラックバックを頂いていたみたいで、みなさんありがとございます!!


さて、9/20の記事で「JFサポーターズクラブ」のお話を少ししましたが、今この会員の方を対象に「中国・北京でのボランティア募集(3泊4日)」をしています。


「ボランティアって何するの?」


はい、今回は北京にあります北京日本学研究センターで開催される設立20周年行事に参加していただきまして、当日の模様を伝えるレポートを執筆していただくというものです。執筆された原稿は、JFサポーターズクラブの会員サイト等で公開されます。


「北京日本学研究センターって何?」


中国での日本語教育や日本研究、日本との交流に関わる人材育成を目的として設立されたものでして、ジャパンファウンデーションはここの運営に協力しているんです。


詳しくはこちらをご確認ください。


私は昨年、全国の国際交流フェスティバルとか学生のみなさんの集まりなんかにも参加させていただいてきたんですが、その時聞いた声の中でこういったものがありました。


「例えば途上国で困っている人を助ける、そういった国際協力系のワークキャンプというものはよく見るのだけども、なかなか文化交流の現場を体験できるような機会が少ない。ジャパンファウンデーションはせっかく文化交流事業をたくさんやっているのだから、そういうところに関心を持っている人が参加できる機会をつくってよー。」


ジャパンファウンデーションとしては、日本国内の皆様とも一緒に文化交流をしていきたい、関心のある方にはぜひ参加して欲しい、そういった想いを持っています。前にも触れましたが、この企画の第一弾として、今年の3月にはソウルに4名のボランティアを派遣しました。


今回の募集は締切が9/30(金)と迫っているのですが、少しでもご関心のある方はどしどしご応募ください!!


もちろん今回をきっかけに、サポータズクラブ会員になってくださっても申し込みは出来ますよー。





Thursday, September 22, 2005

(号外)ブログを始めて一カ月弱経ちましたが・・・



M: どうも、松岡です。

N: またまたこんにちは、中島です。2人あわせてW(ダブルユー)です。*1

M: ブログを始めて一カ月弱経ちましたが、これまで何件かトラックバックをいただきました。今回は皆様からの貴重なトラックバックへお返事させていただきたいと思います。*2


記念すべき一発目はid:akiko_uk:20050901さんからでしたが、この方、実はジャパンファウンデーションのロンドン事務所の職員なんです・・・。なので、ちょっと反則ですね。でもトラックバックしてくださいと頼んだわけではありませんよ。

N: このブログを始めるにあたって、松岡さんがはてなを選んだのはキーワード機能があるから、なんです。id:akiko_ukさんがはてな利用者だからってわけではありませんよー。*3


 


M: id:arg:20050918さんからもいただきました。id:argさんは情報学・図書館学といった関連のイベント情報や、学術的なリソース(データベース、メルマガ、ホームページ、ブログなどなど)の情報を提供しているブログの中でこのブログも紹介していただいておりました。なかなか厳しいコメントをいただいております。


N: 私も学生時代に非常にお世話になったサイトということもあり、真摯に受け止めております。


M: さらによりよいサイト、よりよいブログを目指していきますので、今後も忌憚なきご意見をお聞かせください!


 


M: 中島の記事に3件もTBをいただいたのはid:kanryo:20050920さんです。


N: 私も拝見したことのあるサイトだったので吃驚しましたよー!


M: そうなんですか?たしかに、官僚ってだけで興味はそそられますしね。


N: そんなお方から中島をご指名いただきありがとうございます。m(_ _)m



中島さん、あなた私の同類と見た。「ややオタク」とか言いながら、エントリのタイトルが「多分、私は3人目だと思うから・・・。」だの「おねがい☆人事課長」だの…。ややオタクじゃないです、十分オタクです。オタク同士、日本と世界をよりよくしていくためにがんばりましょう(笑)


霞が関官僚日記

私以上の「オタ力(オタクとしての力)」の持ち主は世の中にたくさんいらっしゃるので、私はやはり「ややオタ」くらいが適切*4だと思うのですが…。 しかし、きっと志は同じ!是非ご一緒に日本と世界をオタ・パワーでよりよくしていきましょう!


 


M: 一番最近ではid:aisyuno_3rdcla:20050921さんから2件のTBをいただきました。


N: 私は大学生(いわゆる学部生)の時に文化経済学、特に芸術経済学を学んでいたんですが、どちらかというと理論を学ぶよりも実践が主だったんです。その内容についてはまた触れたいと思うのですが、id:aisyuno_3rdclaさんはまちづくりに関する修士論文も書かれたそうなので、色々とお話をお伺いしたいですね。職場の事業に直接には関わらない仕事をなさっているところも共感してます(笑)。


 


M: と、JFブログ「地球を、開けよう。」は皆様からのトラックバックを真摯に、そして楽しみにお待ちしております。今後はこちらからもどんどんトラックバックして行きます!




*1:名前が2人ともユウスケだからであって、当然顔が似ているわけではありませんorz


*2:宮崎駿さんの基金賞受賞については、後日改めてお話させて下さい。


*3:ただし、隠れブロガー職員は、実は結構居るらしいです。


*4:力としてはヤムチャ並?





Tuesday, September 20, 2005

JFサポーターズクラブのオフ会がありました



どうも松岡です。


先週の土曜日(9/17)に、JFサポーターズクラブ(JFSC)のオフサイトミーティング(オフ会)がありました。


「JFサポーターズクラブって何?」


JFサポーターズクラブ(JFSC)とは、文化交流の面白さをもっと多くの方に身近に感じてもらいたい、様々な文化交流事業をみなさまと一緒に楽しみたい、そういった思いから2004年10月から始めた会員制度なんです。

皆様から寄附金を頂いて*1、様々な特典を1年間ご提供しています。詳しくは専用サイトをご覧頂きたいのですが、基本コンセプトは「皆様から寄附金を頂いて活動をサポートしていただき、その分諸々の事業予定のお知らせや事業報告をメルマガやチラシでお知らせする」というところです。他にも、イベントへ無料ご招待したり、イベントの割引をしたり、定期刊行物『遠近(をちこち)』を無料でお届けしたり*2、色々とやっています。


また今年の3月には、会員の中から公募で選ばれた方4名に、韓国で開催された「コリアジャパン・ロードクラブフェスティバル」へ行っていただきまして、オールナイトイベントの模様をレポートしてもらいました。当日の模様はインターネットで世界へ発信され、そのレポートもライブで配信されました。


このイベントは、韓国のホンデ地区というクラブやライブハウスが密集している地域で、オールナイトの路上ライブイベントをやった際に、日本のアーティスト、DJを派遣してコラボレーションライブを行なった、というものでした。DJ KentaroとかLittleとか日本のトップ・アーティストが、韓国の人気歌手やDJとコラボレーションしたわけです。


今回のオフ会では、3月に韓国へ行っていただいた方4名にも来てもらいまして、行った時の様子を来場者のみなさんに伝えてもらいました。


「竹島問題があったけど、実際に行ってみたら大盛り上がりでしたよ。まあもともとニュースは誇張されて伝えられるから、大丈夫だとは思ってましたけど」


「日本と韓国の間には色々と難しい問題がありますけど、でも文化交流ってそういった問題を乗り越えて行く上で、一番簡単にできるし、効果的ですよね。こういう企画はもっと続けていって欲しい」


会場からも意見が出たり、今後のJFSC運営にも参考になるような貴重な意見もたくさんもらえました。


また会場では、このボランティア派遣第2弾の話もでました。10月に北京で開催される「北京日本学研究センター」でのシンポジウムへの派遣です。詳細は発表され次第、またこの場でお知らせさせていただきますね。




*1:コースは3つあり、フレンドで1000円、アソシエイトで3000円、パートナーで10000円


*2:アソシエイト及びパートナー会員





Friday, September 16, 2005

先月、韓国で見たこと(ピカピカ&古きよき)



2回目の書き込みをさせてもらいます、後藤愛です♪


松岡くんが、なかなか書く順番を回してくれないんです・・・


というのは半分ホントですが、半分は、私が出張と夏休みに出ていたからでした。(^_^;)


8月後半に3泊4日の出張で、初めて韓国に行ってきました!


学生時代に所属していた国際関係論のゼミは、指導教官の先生の大学院のゼミにソウル大学からの留学生がよく来ていたという縁で、私のいた学部のゼミでも年に一度、ソウル大学で同様の分野を学んでいる国際関係のゼミの学生と、ジョイントゼミが開催されていました。10人程度のゼミ生が、「日本と韓国のナショナリズムの違い~文化交流解禁から見る日韓関係~」と「日韓安全保障をめぐる」という2つのテーマに分かれて、韓国の学生と真剣に話し合い、結果を発表し合いました(@東京)。そのときは、韓国から東京に学生を招いたので、私にとって、韓国行きは初めての経験でした。


忙しく旅程を組んだ出張だったので観光はまったくできなかった一方で、夜の空き時間を見つけて可能な範囲で動き回ってみました。そこで発見したものは・・・ピカピカの新しいソウルと、古きよき(?)人間関係が息づく懐かしい印象のソウルでした。


「ピカピカ」は何かと言えば、ソウル駅です。東京駅のような風貌の古い旧駅舎(東京駅と同じ設計者だそうです)の横に、今はガラス張りのピカピカの駅舎が建っていて、こちらが使われています。古い駅舎は夜だったのでよくわからなかったものの、ひとつの建築として残っていましたが、少なくとも電車は来ないみたいでした。それから、すぐ横にはロッテマートが深夜0時まで営業していて、日用品や食材を何でも売ってます。(お土産選びにも最適です☆)


「古きよき」は、ひとつには「酔っ払い文化」です・・・。韓国にも酔っ払い文化のようなものがあると聞いてはいたのですが、実際に平日夜10時過ぎに地下鉄に乗っていたら、中年の男の人が2人、ふらふらとして、他の乗客がこっそり2人の動向をうかがう様子は、終電間近の東京の地下鉄にかなり近いものがありました。現地駐在員の話では、土曜の朝に、スーツ姿のサラリーマンが多数都心の公園で夜を明かして眠っている姿がみつかるそうです。ここまでいくと、東京もビックリですね。妙な親しみを感じてしまいました。笑。


「古きよき」のもうひとつには、年上の人を敬う態度がありました。同じく夜の地下鉄で、車内はかなりすいていたのですが、ドアが閉まりある駅を出発してしまった直後、斜め前に座っていた老夫婦の女性の方が、電車のドアに駆け寄って、「あ、この駅だったわ」(韓国語がわからないので、、おそらくそういうニュアンスのことと推測。)と小さく叫びました。すると席に座っていた男性の方が、「なんてこった!!!」(同上)と大きく叫んで、車内を歩き始めました。そして私の目の前に座っていた若い会社員風の青年に向かって、「○○まで行きたいんだが、どうしたらいいのかね!」と、かなりぶっきらぼうに尋ね、青年の横にどっかと座りました。ちょっとはらはらして見ていたのですが、それでもこの青年は実に丁寧に、受け答えしているではありませんか。東京の地下鉄で、似たような場合に、周りの目を気にして答える側が用件だけ手短に言って、あとは知らん顔、というシーンを何度か目にしていたので、このやりとりには新鮮なものを感じました。


もちろん、ここに書いたような話は、あくまでもひとつの個別事例であって、だから「韓国は~~」とか「ソウルの人は~~」という話はできないと思います。しかしながら、短い出張滞在の間に、ほんの少しでも隣国の人たちの日常生活に触れることができたのは、予期せぬ喜びでした。

そうそう、私の日常の仕事は「日米センター」ということで、私自身、韓国語はできないし、韓国人の友人も、実はいません・・・*1


ですが、「近くて遠い国」から「近くて近い国」へ


今回の滞在をきっかけに、まずは隣国の言葉を習ってみたい、とやる気に少し火がついた、夏の終わりでした。




*1:悲しいかな。学生時代に知り合った人は何人かいたけど、連絡がすっかり途絶えてしまいました。





Wednesday, September 14, 2005

バンコク話



こんにちは!ジャパンファウンデーション人事課の森です。私はこの4月までジャパンファウンデーションに19カ所ある海外事務所のひとつ、「バンコク日本文化センター」で主に日本語教育に関する事業を担当していました。

みなさん、タイというとどんなイメージをお持ちでしょうか?実は日本からは年間120万人を超える人*1がタイを訪れており、外務省の調査では平成16年現在タイに住んでいる日本人(在留邦人)は 32,000人を超えています。

バンコクに限って言えば、日本料理だけを食べ、日本のデパートで日本の会社の製品を購入し、「100円ショップ」*2で日本の便利グッズを調達、職場ではほとんど日本語を使って仕事をするということが可能な環境になっています。

タイ国民に対して影響力の強いロイヤルファミリーと日本の皇室との関係が良好で、皇族が度々タイを訪問することや、もともと親日的で日本人が出てくる人気文学作品なんかがあったり、最近では緑茶のブーム*3などが起こったりして、一般の人々の間では日本の文化や習慣に対する理解や興味は高く、親近感を持って受け入れられていることから、われわれにとってはとても仕事のしやすい国のひとつであるということができると思います。


 学習したことが職業に結びつきやすいこともあって、日本語学習熱も高く、高校生なども含め、特に都心部では本当にたくさんの人が日本語を勉強しています。


 実はわたしが最初にタイを訪れたのは高校2年生の時で、今から1☆年前、1年間現地の学校に通っていたのですが、今回仕事で駐在をしてみて、そのころから比べると、確実に互いの交流は深まっていると感じることがいろいろありました。


 このブログを通じて、そんなタイでのジャパンファンデーションの活動やタイの面白い話などをご紹介できたらと思っています。


どうぞよろしくお願い申し上げます。




*1:2004年分JNTO調べ


*2:正確には60バーツ均一(約170円)


*3:正確には緑茶とは呼べない代物なのですが。





「国際交流基金賞」っていう賞があるんですが。



M どうも、松岡です。


N こんにちは、中島です。


M さて、既に新聞記事をご覧になったかもしれませんが、ジャパンファウンデーションが選ぶ「国際交流基金賞」という賞をあの宮崎駿監督が受賞されることとなりました!


N ^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^


M 国際交流基金賞は、同時に顕彰している「国際交流奨励賞」と共に1973年から続いているもので、日本では文化勲章以外で天皇・皇后両陛下から拝謁を賜る唯一の伝統ある賞なんです。


文化活動を通じて日本に対する海外の理解を深めることに貢献した方へ顕彰しているんですが、過去には映画監督の黒沢明さん、日本文学研究者のドナルド・キーンさん、指揮者の小澤征爾さん、知日派の政治学者ジェラルド・カーティスさんなども受賞されてるんですよ。


N 去年はジャズピアニストの穐吉敏子さんが受賞してはったね。


(写真は、去年の授賞式の様子です。)


M 今週、朝日賞受賞記念コンサートがありましたよね。朝日賞の様子はこちらをご覧下さい。


(サポーターズクラブのお話はまた次回・・・)


M そして今年は、宮崎監督が選ばれたんです。


http://www.jpf.go.jp/j/info_j/award/05/index.html


N しかし、そんな有名人のプロフィールにも出てけえへんけど、国際交流基金賞ってそんなに知られてるの?受賞者をはてなキーワードで調べてみても、誰も国際交流基金のことなんか書いてへんで?(苦笑)


M いやいや、新聞でも出てますよ。毎日とか。





>>>


M 宮崎駿さんといえば、ナウシカ、ラピュタ、トトロ・・・僕はトトロが最初でした。


草のトンネルとそこを抜けたところに広がる大きな穴(そこにトトロが寝ている)、そしてそこから見上げた空、始めて見たのは確か小学生の時だったんですが、非常に印象に残っていて・・・僕は小学校2年生の時に仙台から東京に引っ越してきたんですが、なんというか懐かしかったんだと思います。


N 私はラピュタが最初やったかな。宮崎アニメの中では一番好きやね。


M 確か僕がジャパンファウンデーションの採用試験を受けた時の小論文で、村上隆や日本のアニメの話を題材にして「こうした日本のポップカルチャーの魅力は何にあるのか」というような課題がありました。


N あ、それ選びました。でも、今からは思い出したくないくらい稚拙な論文を書いた苦い記憶が…(苦笑)。確か、採用試験が行なわれたのは「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を獲って一カ月経たないくらいだったっけ。そういえば、先日、ヴェネツィア映画祭で栄誉金獅子賞を受賞しはったしね。


M 若干言い古されている感もありますが、日本のアニメは世界的にも人気がありますよね。学生時代にベトナムにいったとき、ベトナム語版のドラえもんを見たときは感動しましたね・・・(日本のアニメの話はまた次回へ・・・)





Tuesday, September 13, 2005

おねがい☆人事課長



中島は昨日、勅使川原三郎*1の舞台を横浜まで観に行ってきました。これについて触れてもよいのですが、今日はジャパンファウンデーションの事業を一つ、ご紹介させて下さい。

9月12日(月)~15日(木)まで東京・有楽町の東京国際フォーラム*2と東京駅前の丸ビルで、東京芸術見本市2005というイベントが開催されます。

この芸術見本市は国内外の演劇・ダンス・音楽・映像など舞台芸術に関する見本市*3で、ジャパンファウンデーションも主催団体の一つです。「見本市なんてやってるんだー」「興味あるけどどんなんなんやろ?」という方には、セミナーやレクチャーよりも、まずはショーケースをご覧になることをオススメします!


今回行なわれるショーケースはこんな感じ。




  • (音楽)土の響き、地球の声

  • (演劇)“J” 演劇とは何か?  <※>

  • (音楽)韓国〈国楽〉の新しい4人を聴く

  • (音楽)邦楽ニューウェーヴ

  • (音楽・パフォーマンス)new sonic performance

  • (コンテンポラリーダンス)コドモ身体の逆襲 <※>

  • (音楽)カナダの音楽ショーケース

  • (コンテンポラリーダンス)Take a chance project

  • (音楽・パフォーマンス)Altervision 05

  • (音楽・パフォーマンス)Different Music(s) / Tokyo Next Texture


  <※>は映像によるショーケース


でも、私が観に行けそうなショーケースは「new sonic performance」だけ・・・。「おねがい☆人事課長」という気分です。




*1:そういえば、選挙速報の裏で昨年の作品が放送されてましたね。ご覧になりました?


*2:ジャパンファウンデーションは「国際交流基金フォーラム」というイベントスペースを持っています。似た名前ですがベツモノです。


*3:正にそうとしか言いようがないんです…。あるいは展示会とかマーケットとか?





Wednesday, September 7, 2005

多分、私は3人目だと思うから・・・。



(夕日がきれいだったんで撮ってみました by 松岡)


みなさん、はじめまして!ジャパンファウンデーションの中島裕介です。このブログ・プロジェクトのリーダーである松岡さんの同期で、この3人の中では最年長・最高身長です。

短歌や舞台芸術というのは私の趣味で、職場に歌人がたくさんいたり、<劇団ジャパンファウンデーション>があったりするわけではモチロンありません*1


私が短歌と舞台芸術に関わり始めたのは高校生の頃、大学では文化経済学を、大学院では哲学を学んでいました。加えて、ややオタクです。

それらの共通点を説明するとき、「広い意味での文芸が私は好きだからだよー」と説明するのですが、周囲からは「いや、オタクだからでしょ?」なんて一蹴されてしまいます・・・。こういう人にはオタクのなんたるかを小1時間問い詰めたい、です。*2

ジャパンファウンデーションは文化芸術交流、日本語教育、日本研究・知的交流という3つの事業を展開しているのですが、私は入社してから1年半近く総務部人事課*3


に所属していて、仕事として事業に直接関わったことがありません。


しかしその分、このブログをご覧になっているみなさんと同じ目線でジャパンファウンデーションの事業を見ていけると思います。


私の目標は、ジャパンファウンデーションの事業だけではなく、事業に全く関係のないことでも、<広い意味での文芸>に関連することに触れて、「文化の持つ魅力を発見」すること。


自分で掲げておいて尻込みしそうなくらい難しい課題なんですが、皆さんに「こういうのもオモロイやん!」と思ってもらえるキッカケになりたいと思います。


どうぞヨロシクお願いします!




*1:が、すごい技能や経歴の持ち主が非常に多い、魅力的な職場です。


*2:こういうときに、オタクってものが一体どのように認識されているのか悩みます。それはある文化のナカとソトの違いだったりするんでしょうね・・・。


*3:ちなみに、人事課での仕事は職員の給与を計算(のお手伝い)したり、社会保険や福利厚生の手続き(のお手伝い)をしたりと、文化もオタクもなーんにも関係ありません。





Tuesday, September 6, 2005

始めまして。



みなさん、はじめまして。


松岡くんより1年先輩にあたります、3年目の後藤愛です♪





とは言っても、松岡くんはああ見えて(?)大学院卒だったりするので、実は生まれた年は松岡くんのほうが1年先だったりするのですが。


さて、自己紹介をさせていただきますと、身長174cm、体重○kg。(←体重を隠すのはお約束ということで(笑))この身長のおかげで、1度会った方からは、「ああ、後藤さんですよね」と2度目には必ず覚えていていただけています。そういう私の方は、名前と顔を覚えるのがちょっと苦手です。。(ごめんなさい!!)


松岡くんの紹介にもありましたとおり、学生時代は、「模擬国連」というサークル活動をやっていました。


「国際連合」のいろいろな会議の場面をまねして、学生ひとりひとりが国を受け持って


(=たとえば「私、アフガニスタン!」というぐあいです)、会議で自分の国の主張をするんです。そして、そのための膨大な下調べも・・・。とても優秀な先輩・仲間・後輩にめぐまれ、たくさん勉強した(!)日々でした。


そして、2年半前に、縁あって、日本の文化を海外に紹介したり、


日本と海外の人たちがお互いの理解を深め合ったり、という活動を行なっている、ジャパンファウンデーションに職を得ることができました。


今は、日米センターの知的交流課、というところで、日本とアメリカの研究者の交流や、政策対話の支援などを行なっています。





・・・といってもイメージしづらいと思いますので、毎日の仕事のようすや、それにまつわることなどは、少しずつこのブログでみなさんにお伝えしていきたいと思います。


というわけで、これから松岡くんの語りに交じって、参加させていただきますので、どうぞよろしくお願いします!次回の書き込みをどうぞお楽しみに~~


(ちなみに、私自身も、つぎはいつ順番をもらえるのか、わからないのですが。。私も楽しみにしていま~す)


⇒明日は、中島くんです。こう、ご期待!





Monday, September 5, 2005

わたしたちの紹介



どうも、松岡です。


これまで


・ジャパンファウンデーションって何?


・なんでブログを始めたの?


・「地球を、開けよう。」って何?


みたいなことを語ってきましたが、続いてこのブログを書いている「僕」について簡単に。


前にもちょっと書きましたが、僕は約1年半前の4月に「入金(国際交流基金なので、入金?)」しまして、情報センターという部署で働いております。ここでは、主に事業広報・情報提供を行なっておりまして、僕はその中で、例えば全国各地でやっているイベント会場に行ってブースを出し、活動紹介をしたり、ジャパンファウンデーションが行なった事業の統計つくったり年報をつくって提供したり、そんなことをやっております。


また僕だけでは力不足ですので、まわりの人も巻き込みました。1人目後藤さんです。彼女は僕の一年上の先輩で3年目。現在「日米センター知的交流課」というところで働いています。「日米センターって何?」とか「知的交流?何じゃそれ?」ということについては、後藤さんからお話があると思います。後藤さんは学生時代に「模擬国連」とかやってたんでしたっけ?


2人目は中島さんです。彼は僕の同期で2年目、現在人事課で活躍しております。彼はもともと舞台芸術をやっていた(踊り子?)ひとです。短歌もやっていて、自費出版に向けて奮闘中(?)です。


ジャパンファウンデーションの多くの職員は事務職員として採用されていまして、いわゆる役所と同じく約3年周期で、どんどん部署が変わって行くんです。ですので、私たちはずっと今いるところにいるわけではありません。


こんなメンツで、「なんていったらわかりやすく伝わるかねー」とか「どう書いたら読んでもらえるかね」とか、日々試行錯誤を続けながら書いております。


ということで、各自自己紹介してもらいましょー。





Friday, September 2, 2005

「地球を、開けよう。」ってなに?



どうも、松岡です。


昨日は「ジャパンファウンデーションがなんでブログを始めたのか」について語らせていただきましたが、今日はこのブログのタイトル、「地球を、開けよう。」について、説明をさせてください。


このタイトル、みなさんどう思いますか?


「地球を開けてどうすんだよ」、「地球開けたら大変なことになっちゃうんじゃない?」とか、まあそのくらいの突っ込みが入ればまだましですが、ふーんって感じでしょうかね。


このタイトルは、今回のブログのために新しく付けたのではなくて、このたび新しく「ジャパンファウンデーションのブランドスローガン」なるものを作りまして、それがこの「地球を、開けよう。」なのです。


思い返せば約1年前、何かの機会に「松岡君、ジャパンファウンデーションの活動概要を説明するパワポつくってよ」といわれて何となく作ってたのですが、ちょうど5ページ目くらいで、ぱたっと止まってしまいました。


そのページは、「ジャパンファウンデーションのミッションとは?」というページで、やっぱりこういうのも必要だろうと思って入れたんですけど、するっと出てこないんですよね。


いや、活動目的とかは法律で決まってますからその文章引っ張ってくればいいんだけど、あまりにも熟語が多くて固いので、なかなか伝わりにくいんですよね。


<以下引用>


独立行政法人国際交流基金法


第3条(基金の目的)


独立行政法人国際交流基金(以下「基金」という。)は、国際文化交流事業を総合的かつ効率的に行うことにより、我が国に対する諸外国の理解を深め、国際相互理解を増進し、及び文化その他の分野において世界に貢献し、もって良好な国際環境の整備並びに我が国の調和ある対外関係の維持及び発展に寄与することを目的とする。





ちょうどそんなタイミングで、新しいジャパンファウンデーションのパンフレット作りがスタートして(これは僕の前の席に座っている先輩、徳増<トクマス>さんが担当しているんです)、ブランドスローガンができたんです。


これができるまではほんと色々な言葉が出てきてまして、言葉って難しいんだなということが身にしみましたよ。


このスローガンの僕なりの解釈についてですが、


世の中の色々なもめごとは、おたがいをきちんと理解していなかったがために生じることが意外と多い気がする。



互いの立場や文化、歴史を理解しあうことで、ほんとの意味での「相互理解」ができるんだと思う。



日本のことが世界の中で誤解されたり、また海外のことが日本で誤解されないためにも、互いの文化を知る機会は大切だ。



とはいっても、私たちだけが「大事だー」といってやっていてもしょうがない。みんなにもさんかしてもらい、一緒にやらないと。



海外旅行には誰もが気軽に行けるような時代です。国境とか国籍とか、様々な境界があいまいになっていく時代です。世界にはほんとに多様な文化が散らばっています。それをみんなで感じませんか?



そんなおもいがこのスローガンには込められているのだと、僕は思うんです。


こうした気持ちは海外にだけ向かっているのではなく、国内のみなさまにも向いています。その一環として、このようにブログを通じた発信も始めることにしました。





Thursday, September 1, 2005

こんにちは。



こんにちは。ジャパンファウンデーションの松岡です。


いきなりですが、ブログをはじめることにしました。


「なんだよ、いきなり」とか「ジャパンファウンデーションって何?、化粧品会社?」とか「あなたはだれ?」とか色々と飛んできそうですが、まあそういうのは時間もたっぷりあることですし、おいおい。


先日、どのくらい「知られていないか」アンケートをやってみました。


まずは「ジャパンファウンデーション」について。


ジャパンファウンデーション、ご存じですか?














はい 24
いいえ 176



うーん。かなり知られてないなー・・・


あるいは、国際交流基金なら知ってますか?


国際交流基金、ご存じですか?














はい 73
いいえ 127



こっちは若干知られているみたいですね(実は予想以上に知られていてびっくり!!)。





まずは、「ジャパンファウンデーション」ってなにか、そのあたりから語らせてください。





「ジャパンファウンデーション」というのは、実は英語での正式名称「The Japan Foundation」からきていまして、日本語正式名称は「国際交流基金」といいます。


と、ここまでいってもなんなのかわかりませんよねー。


わたしたちは、いわゆる「株式会社」とかではなくて、「独立行政法人」です(かたそーな響き・・)。


外務省所管で、日本と海外との文化交流事業を専門に行なう公的な組織です。


私は、この組織に入って2年目の職員なんです。


「なんでそんなお堅い感じの人がブログやってんの?」ということについてなんですが、まあひとことでいってしまうと、「1人でも多くの方に私たちの活動を知ってもらいたい、見てもらいたい」という思いからきています。


つまり、


「独立行政法人」なるものは、新聞やテレビでしばしば批判されている



もちろん問題もたくさんあるが、でもいい部分だってある



そういう部分はなかなか伝わらない



ましてや、うちの組織は小さすぎて話題にもなかなか上らない。



つまるところ知られてない



知ってもらいたい





といった感じです。あまり最初から書きすぎると、ネタ不足に陥りそうですのでまずはこのくらいから・・・