花粉が飛んでも晴天が嬉しいおひさまです。通勤路にある桜並木で、つぼみが膨らんでいるのを見つけました。3月ももう後半。開花が待ち遠しいですね。
さて、1月に書いた記事「1.17震災メモリアルを迎えて」で予告していた、「世界災害語り継ぎフォーラム」がこの3連休に神戸で開かれます。
公開シンポジウム「災害体験の語り継ぎを考える」
日時:3月20日(土)13:00-17:30
会場:よみうり神戸ホール
●主催者/来賓あいさつ (13:00-13:30)
●鼎談「災害体験の語り継ぎを考える」(13:30-15:00)
・河田惠昭(人と防災未来センター長、関西大学理事・環境都市工学部教授)
・臼井真(神戸市立明親小学校教諭、音楽による震災の語り継ぎ)
●音楽「しあわせ運べるように」 (15:00-)
●パネルディスカッション(15:30-17:30)
○モデレーター:
・林勲男 (実行委員長、国立民族学博物館准教授)
○スピーカー:
・山本健一(人と防災未来センター副センター長、神戸)
・ドナ・サイキ(太平洋津波ミュージアム、ハワイ)
・ムハンマド・サイデュール・ラーマン(バングラデシュ災害予防センター所長)
・坂戸勝(国際交流基金理事)
・フェン・ミン・カン(国連国際防災戦略事務局特別アドバイザー)
さらに21日(日)の専門家セッション@JICA兵庫では、世界各地からの報告がたくさん聞けます。ほんの一部のご紹介ですが、
○デービッド・N.サトラー「国際津波ニュージアム、タイ/カオラック」
○ラマダニ「災害体験の語り継ぎとアチェ津波ミュージアム」
○リア・ゲルク「オランダ洪水ミュージアムの活動(仮)」
○カレン・リーゼム「ハリケーンとともに生きる:カトリーナとそれを越えて-展示」
○顧林生「中国の防災教育の取り組み ―北京市防災安全を事例に―」
○ジッラリ・ベヌーアール「災害リスク軽減に向けた防災教育/訓練における災害体験の語り継ぎの活用:アルジェリアの経験」
…まだまだリストは続きます。地震だけでなく、津波、洪水、火山など、自然は恵みだけでなく試練も与えることを思い知らされます。もちろん日本からも、
○丸山篤「浜口梧陵から学ぶ心と防災」
○竹田彰「奥尻島津波館の活動発表(津波の怖さを~未来の子供たちへ)」
○河本冨士雄「雲仙岳災害の伝承と災害伝承ミュージアムとしての取組み」
などなど。さらに「語り継ぎとメディアを考える」セッションには、テレビ・各新聞社・ラジオ局からスピーカーが集まってくださっています。先日のチリ地震で、日本各地の沿岸に津波警報が出された記憶も新しく、今回は災害報道やそれに続く語り継ぎについて熱いディスカッションがあることと思います。
詳細は↓ウェブサイトへ。
http://tellnet.jp/jp/fo2010.program.html
お申込・お問合せは↓へお願いします☆
「世界災害語り継ぎフォーラム」実行委員会事務局
Email:contact@tell-net.org
TEL:078-842-2311(天川、加藤)FAX:078-842-2203
Web:http://tellnet.jp/jp/fo2010.registration.html
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