こんにちは。昨日に引きつづき三富です。
昨日の「世界につながる日本語学習者の輪(学生編)」では、日本語能力試験を受験された方々の声をお届けしましたが、今日は、教え子たちを日本語能力試験の受験会場に送り出した日本語教師の方たちの声をご紹介いたします。
試験を終えて、日本語学習への意欲を一層高めた学生がいる一方で、日本語教師の方からはこんな嘆きの声が。
授業が始まっても、約半数の学生しか集まらなかった。
予想通りだった。
昨日、日本語能力試験が終わり、完全に気が抜けてしまったのだろう。
試験が終わり、学校へ来ることに意義を見出せなくなったのだろう。
本当は、ここからが大切なんだけど。
その他、先生方の感想も三者三様です。
日曜日に日本語能力試験が終わり、自分が受験したわけでもないのにホッとしています。
3年生の生徒達は大体出来ていたようです。みんな自信ありげに話していましたから。
心配なのが6年生...どうだったかな?結果は来年の2月。それまでのお楽しみ。
教室へ来た生徒一人一人に出来を聞いてみましたが、みんな自分の出せる力は出し切ったとのこと。
顔も試験前の顔とは違い、おだやかというかほっとしたみたいな顔になっていました。
ここHCM市も日本語能力試験受験者の増加で、これまでの試験会場では収容しきれなくなり、小学校なども会場として使われたようです。
で、夜に日本語能力試験を終えた我が教え子たちが食事会を催してくれまして・・・。
外でみんなで食事して、喫茶店で2次会・・・。
「・・・っていう問題があったんですけど、答えはナンですか?」
「それは××だね。」
「よっしゃ~(ベトナム語で)」「あ~、間違えた(これもベトナム語です)」
と日本語能力試験の答えあわせでクイズ大会さながらに盛り上がり、受験勉強から解放された男衆は次から次へとビールを空けていって・・・。
いろいろ大変なこともありましたが、こうして生まれた国も使う言葉も違う国の人達と、楽しい時間を共有する。
日本語教師をしていてよかったな、と改めて思った1日でした。
スペイン、韓国、台湾、中国、フィリピン、ベトナムなどなど世界各地で、日本語能力試験をめぐって、いろんなドラマが繰り広げられていたようですね。
まずは一先ず、受験生の皆さん、お疲れさまでした ^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
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