こんにちは、中島です。だいぶ遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します。
さて、実は昨年末にメキシコ事務所の杉本さんから、現地のクリスマスについてご報告を頂いておりました。
もう1月も中旬ですが、非常に面白い記事ですので、気分を20日ほど巻き戻して頂いてご覧ください!
…ごめんなさい……すっかり遅くなってしまいました…。きっともう「明けましておめでとうございます」ですよね?*1
単なる言い訳ですが、少人数事務所の12月はほんまに忙しいんです!申請処理と予算積算でほんまに土日も関係なく1人働いていました(泣)・・・つまり、ほとんど事務所と自分の家の往復のみ(=1ブロック内移動(笑))の日々やったんで、クリスマスらしい写真もほとんど集められず・・・仕方ないんで現地職員の協力を仰ぎ、総力でかき集めたナビダッ・エン・メヒコ(=クリスマス・イン・メキシコ)を、大変大変遅ればせながら、以下のとおりお伝え申し上げまする~。
メキシコのクリスマスは西欧文化と土着信仰とが結びついて云々…という話をよく耳にするのですが、その結果なのかどうかようわかりません(深くも浅くも分析してません)
が、
とにかくヨソと何か違う!って感じることベスト3は以下のとおり(順不同)です。
- 其ノ壱:空中スイカ割りのようなくす玉割りをする
- 其ノ弐:馬小屋でのキリスト生誕光景がとにかく重要らしい
- 其ノ参:東方三博士はサンタクロースをしのぐ
まず其ノ壱ですが、ピニャータというお菓子や果物が詰まったくす玉のようなものを屋外にぶら下げ、順番にスイカ割りのように目隠しして棒で割る(割ろうと試みる)ってのをするそうです。
「ダレダレダレ~♪*2」という歌1曲分の時間が、1人の人に与えられた時間で、歌が終わるまでに割られへんかったら、はい、次の人、ってなるらしい。
なるべく多くの人に回るように、ちっちゃな子供から回してくんだとか。
その間に他の人はぐるりを囲んでて、割れたら一斉に中身を奪取しに走るそうです。
つまり割った人はお菓子取れないから「勝ち」というより「負け」で損。
ちなみにこのピニャータ、日本語能力試験会場の学校にもぶら下がってましたよ。
其ノ弐に関しては、まず、12月になると、メキシコシティ目抜き通りのレフォルマに、馬小屋を再現したのんがいっぱい現れます。
すごい!って思ってよくよく見ると、何故かメキシコシティの観光名所ソチミルコがあったりする。
しかも普通のおっさんが何故か・・・
こういうのを見るとムイ・メヒコ!(=めっさメキシコっぽい!)って思います。
で、12月16日~24日の間に、ポサダって言うお祝い?パーティ?をやるんですが、その中で、馬小屋探しの劇(?)みたいなんをするそうです*3。
家の内外に2グループに分かれて、外の「宿を探すヨセフとマリア」役グループが、「宿を探してるんです、泊めてください」みたいな歌詞を、家の中のグループが「うちはあかんわ」「しゃーないな、ほな泊めたるわ」みたいな歌詞を、互いに掛け合って歌うんだそうですわ。
私の説明やと「何やねんそれ、しょーもな~」って感じですが、みんながキャンドルを手に持ってレタニーヤ(という名前の歌だとか)を歌う実際の光景は、幻想的でめさめさきれいなんだそうですよん。*4
其ノ参。これが私的には一押し!(笑)
世界各国いろんなサンタクロースがいるようですが、メキシコでは、後から入ってきたサンタとは別に、東方三博士がサンタクロースのように子供にプレゼントをくれるんです!
・・・(続く)
というところで、今日のところはオシマイ。
また明日、続きをお届け致しますのでお楽しみにー♪
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