こんにちは、久保田です。皆さん、5/1の朝日新聞ご覧になりましたか?
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)の定期刊行誌『をちこち』が紹介されました!
日伯交流年にあわせて「遠くて近いブラジル」と題した第22号。気になるその内容は・・・
まずは今回で4回目を迎えた束芋(たばいも)さん、五十嵐太郎さん、テッサ・モーリス=スズキさんの
連続エッセイ「をちこち散歩」。いつもながら、読者の思考と想像のスイッチを入れてくれる濃密な3篇となっています。
そして本号の特集「遠くて近いブラジル」。
微から巨に至るまで縦横にブラジルと日本を語る中牧弘允先生、井上章一先生、イシカワ・エウニセ・アケミ先生の鼎談に始まる8本の記事もまた、内容が実に刺激的。
そのほかにも、俳人の宮下恵美子さんによるインドにおける俳句を通じた交流に関する寄稿、
昨年12月にJENESYS Programmeの一環として開催されたフォーラムに関する菊池靖先生によるご報告*1、
さらには中国人作家・李鋭さんによる来日印象記に*2、
ふみ子・デイヴィスさんによる文豪トルストイに関する特別寄稿と、充実の内容となっています。
目次はこちらでチェック!
定価525円(税込)、主要オンライン書店や大型書店で発売中です*3。ぜひともご一読ください!!
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さて、ここまで最新号の紹介をしてきましたが、
ここから早速次の展開に行ってみたいと思います。
次の展開とは、『をちこち』本誌で使うことができなかったけれど、
ぜひ皆さんにお届けしたいトピックを紹介したいのです。
題して「こちをち」*4とでも申し上げましょうか。
今回の「こちをち」は本誌に掲載された2枚の写真から始まるお話です。
まずは1枚目から。
『をちこち』を手元にお持ちの方はp.16の左下をご覧いただけますでしょうか。
ビーチに遊ぶ水着姿の女性を撮った写真があります。
(ふーん、ビーチか…、まあブラジルっぽいよね…)←心の声
と思って過ぎ去ろうとしたあなた、キャプションにご注目ください。こんなことが書いてあります。
ブラジルでは美容整形の多くはヒップ。次はバスト、その次が顔…
(あれ…!? (??)(??))
読者のみなさまのなかには驚かれた方も多いのではないでしょうか。
一般的に言って、これって日本と大きく違いますよね。
このような審美観や価値観が生まれる背景には何があるのでしょうか??
小生、ちょっと不思議に思ったものですから、
ジャパン・ファウンデーションでブラジル経験がもっとも豊富な先輩職員にお話を伺ってみました。
明日はその様子をお届けします!
*1:JENESYS Programmeは、どうやら本ブログで初登場のようです。プログラムの詳細とフォーラムの記録はこちらでどうぞ。
*2:毛丹青さんによる李鋭さんへのインタビューが『中国語ジャーナル』5月号に掲載されていましたよ。中国語を勉強されている方、ぜひチェックしてみては如何でしょう?
*4:今後、定着させていきたいです、ぜひ。
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