■先週の土曜日のこと
Mです。花を注文したんですが、注文したこと忘れてて、次々となが細い箱が。しかも代引きにしてたことも忘れてて、朝からすごい金額をクロネコさんに徴収されてしまいました。
家が花屋みたいになってしまった。普段なら絶対持って無い金額であせりました。*1
麗しの薔薇たち*2 とライラック
そんな土曜の昼下がり。行って参りました。やなぎみわ 「マイ・グランドマザーズ」*3、
http://www.syabi.com/topics/t_yanagi.html
自分の50年後、夢はファンズワース邸?*4みたいな住宅で必要最小限のモノだけに囲まれて暮らすっていう、たいして面白くないプランなんですけど、実際は動けなくなって、布団の上でネットで次々注文した無駄なものに囲まれて暮らしてるっていう、、、変わらないことやってそうです。
そもそも生きてるかどうかが一番微妙。
女性のお客さんが多かったのが印象的でした。
別々のモデルさんがそれぞれイメージする50年後の未来なのに、まとまると、「今」の彼女たちの世代全体の「今」のムードがひんやり満ちている、そんな感じ、覚えました。行かれた方、いかがだったでしょうか。
■やなぎみわさんといえば
この展示は残念ながら既に終了していますが、2009年6月7日~11月22日、ヴェネチアビエンナーレ?の日本館に行ったら、やなぎみわさんの作品を感じることができます。*5
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/art/j/53/index.html
イタリアには行く予定がない?*6
・・まあ、そうですよね。
ところで、こういう国際美術展に誰が何をどうやって出すかってどうやって決まってるのかなーって疑問に思うことないですか?私、数年前にそれをすごい不思議に思ってググっと検索したら、
なんと!
■国際交流基金がヒット。
●| ̄|_ 知らなかった・・・。
国際交流基金はヴェネチアビエンナーレ?をはじめ、いろんな国際展出展の主催してます。造形美術チーム担当者の牧瀬職員*7にどうやって決めてるのか話を聞いてきました。
わかったこと
- 国際交流基金では海外の国際展に参加するための「国際展事業委員会」という6名で構成される委員会を組織している
- 国際交流基金ではヴェネチアビエンナーレ日本館の展示方針を提示し、今回は指名コンペ制によりコミッショナーをえらんだ
- コミッショナーは出展作品や出展作家を決めたり、展示プランを考えてコンセプトを提案
- 国際交流基金の担当者は、サブコミッショナーとコミッショナーを補佐します。
「牧瀬さんは具体的に何やってるんですか?」と質問してみたところ、
「イタリアと日本の間の調整役です」「あくまで黒子です」とのお答え。
つまり!どうやら国際交流基金はヴェネチアビエンナーレの実施を陰で仕切っているみたい。
どうですか?なんかちょっと物知りになった気分しませんか?「ヴェネチアビエンナーレってさぁ、どうやって展示物決まってるか知ってる?」って明日お友達に聞いてみてください。きっと尊敬されるはず!
今日のBGM↓
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http://d.hatena.ne.jp/asin/B0000C0FKA
*1:後輩に「ラーメン奢ったる」、と無理やりラーメン屋に連れて行って、お金がなくて結局だしてもらったことがあります。
*2:イブシルバ。見目麗しく、香りも○
*3:この作品群は、公募したモデル:20~40代の女性中心:に作家がインタビューし、50年後、どんなグランマになりたいかを具体的に話し合い、それを撮影する、というものです。
*6:だったら大阪は?国立国際美術館で展示ありますhttp://www.nmao.go.jp/japanese/home.html
*7:忙しい中をあほな質問でおじゃました。
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