お久しぶりです、しろうさぎです。
「平和のための砦は、人々の心の中に築かなければならない」
――とは、ユネスコ憲章の言葉(の私なりの噛み砕いた言い方)ですが、
これ、まさに、言うはやすし、行うは難し。
今週金曜日の、シンポジウムでは、この難問を、実務の面から、取り上げます。
すなわち、「芸術家、そして、国際交流基金のような文化交流機関は
紛争地の戦後復興、心の癒し、信頼醸成etc。。。のために何ができるのか??」
を、公開シンポジウムでみっちり議論しよう、という試みです。
「世界平和」と言ってしまうと、おそらく、人類史上最大の命題、究極の課題、ですよね。それを噛み砕いて、実現可能な「プロジェクト化」する、というのが、我々、国際交流団体に勤める者たちの使命だと思っています。
そのための前提となる議論を行います。
HP上の締め切りは過ぎていますが、ブログをごらんになった方には
ぎりぎり13日まで参加を受付ますので、ぜひどうぞ!
国際シンポジウム
「平和のための文化イニシャティブの役割 ~日独からの提言~」
2009年5月15日 金曜日 15時から18時、レセプション 18時から19時
このたび、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)とゲーテ・インスティトゥートは、文化交流の意義を再検討するシンポジウムを開催します(共催:毎日新聞社、協力:青山学院大学国際交流共同研究センター)。両機関における過去の事業例から、紛争地や被災地における文化活動を取り上げ、「国際文化交流事業が平和に対して果たす役割」を再評価し、今後のあるべき姿を討議します。平和のために文化事業に求められる役割はどのようなものか、より効果的なインパクトを残すためにはどのような事業が望ましいのか、実施の際の障害・留意すべき点とは何か等を議論し、文化イニシャティブを企画・実施する機関において今後求められる方策を導きます。関心ある皆様のご参加をお待ちしております。
■会場 東京ドイツ文化センター?
〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
(地下鉄青山一丁目駅A4出口から赤坂郵便局方面へ徒歩5分)
■主催 国際交流基金、ゲーテ・インスティトゥート
■共催 毎日新聞社
■協力 青山学院大学国際交流共同研究センター
参加無料、日英同時通訳
■参加申し込み、問い合わせ
日本研究・知的交流部 欧州・中東・アフリカチーム
「平和のための文化イニシャティブの役割」シンポジウム担当(後藤)oca@jpf.go.jp
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