Wednesday, September 13, 2006

◎インターン生特集◎その9 田邉さんの場合



こんにちは、跡見学園女子大学ニ年の田邉です。


今回二週間のインターンシップで国際交流基金会計課でお世話になりました。





私が今回のインターンシップ先に基金を選んだのに正直理由はなく、本当にたまたまといった感じだったのでインターン直前でこんなんで行っていいものかとかなり焦りました。しかもよく基金について調べていなかったために、私が勉強中で将来役立てたいと思っている簿記の世界とは無縁であったことに入ってから気づき焦りは最高潮でした。





私が国際交流基金に持っていたイメージはオフィス内では英語が飛び交い、外国の方としょっちゅうすれ違うというものでしたが実際のオフィスはとても静かで落ち着いていました。基金内で外国の方と会うこともめったになくて少々のギャップを感じました。





実際に私がした仕事といえば会計に関するエクセルの入力、電話応対などです。あと会計課の仕事のひとつである「営繕」のおてつだいもしました。具体的には新しく使用する部屋のお掃除です!!担当の加藤さんと床のしぶといしみを必死でとりました。慣れないオフィス内では緊張してしまいがちだったのでこんな時間は私にとってホッとするものだったりしました。





会計課の全体の仕事の流れなどの説明をしていただいて、私が簿記の勉強をする上ででてくる用語が実際に伝票に書いてあるのを見たときは「本物だ!」と思いました。仕事の内容すべてを理解することはもちろんできませんでしたが簿記を学ぶ上で少々の前進があったのでは?と思いました。そしてなによりこのインターンで私にとって刺激になったのは、毎日のように様々な課の方とのお昼をセッティングしていだだいて様々なジャンルのお話を聞く中で、自分がいかに狭い視野の中で生活していたかということに気づいたということだと思います。





私は海外に興味はあるし、様々な国に行ってみたいと思っていましたが実際なんの行動も起こしていませんでした。国際交流基金とは文化という国際財を通じて国と国、人と人が交流し、相互理解を促進するという機関です。海外に行って私は果たしてどれだけ日本のことを伝えられるか、そして日本をどれだけ客観的に見れているか・・・全くもって自信がありません。まずは海外に行ってそれを実感してみたいと思いました。





そしてやはり社会に出る前に社会人の苦労を知れたのはよかったと思います。毎日同じことの繰り返しであることをしみじみかんじました。。。土曜日疲れてぐったり寝ている父に「遊んで!」とせがんでいた幼き日の私を思い出し、今なって少々の申し訳なさが。。。父は偉大でした。





本当に毎日楽しくてあっという間に十日の月日が経ちました。今になって思うと簿記に進路をこだわらず国際交流基金にきて多くの刺激を受けることができたことはとてもよかったです。至らない部分は多く、迷惑をかけたと思いますが皆様のおかげで無事インターンを終えることができました。この場を借りてお礼申し上げます。





ありがとうございました。





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