Tuesday, February 5, 2008

[みなさんへの]ジャパンファウンデーション“ゆるキャラ”探訪(後編)






こんにちは。三富です。





昨日の前編でご紹介した、アジア理解講座のPRキャラクター「アジアくん」と「リカイちゃん」。今日は、ついにその知られざる出生の秘密が明かされます。






Q:「アジアくん」と「リカイちゃん」が生まれたのは、いつ頃ですか?


A:1999年の春、親しみやすいキャラクターを作ることで講座に興味を持ってくれる人をもっと増やしたいという思いと、楽しい講座というイメージを持ってもらいたいな、という考えからキャラクターを作ることを考えました。f:id:japanfoundation:20080125171108j:image:right





Q:なるほど。「親しみやすさ」を通じて、基金事業に興味を持っていただくという点では、このブログと通じるものがありますね。


また、「親しみやすさ」という観点からみると、このキャラクターデザインは狙い通りだったのではないですか?このかなりゆるいデザインはどなたが担当されたのでしょうか?


ドラえもんも真っ青(もとから青いですが…)の2頭身の体型や、お腹の「ア」のあたりに、愛らしさを感じます。


 


A:当時パンフレットのデザインをお願いしていたデザイナーさんに相談したところ、キャラクターを作成していただけることになったと記憶しています。f:id:japanfoundation:20080125171039j:image:leftいかにも公的機関が作りそうなデザイン的なゆるさやネーミングの適当っぽさ、というのはわざと狙ったのだったと思います。「特殊法人」=堅いというイメージをやわらかくする効果はあったかと思いますが、今なら「ゆるきゃら」とカテゴライズしてもらってもうちょっと組織内でもちやほやしてもらえたかも知れず、早すぎた誕生が残念です。





Q:今でこそ、徹底したそのゆるさが、時流にかなっていて且つとても愛おしいですが、当時は、かなりアバンギャルドなキャラクターだったわけですね。もしかしたら、アジアくんの「ア」は、不意をついてアバンギャルドの「ア」だったとか!? すいません、ちょっと調子に乗りすぎました...


それはさておき、9年ぶりに再会を果たしたお気持ちはいかがですか?





A:今改めてみるとかなりいじらしいキャラクターで1年でお蔵入りしてしまったのはかわいそうだったかもしれません。






Mさん、貴重な情報をありがとうございました!!





これまでも、国際交流基金は、国際交流基金という組織やその事業についてより多くの方に「親しみやすさ」を感じていただくために、「アジアくん」「リカイちゃん」といったキャラクター開発のみならず、各地の国際交流イベントへの出展、サポーターズクラブ制度、修学旅行生の受入れなどなど、さまざまなツールを活用し、広報に努めてきました。





国際交流基金オフィシャルブログ「地球を、開けよう。」も、開始から3年と5ヶ月を迎えましたが、これからもいろいろと国際交流基金や国際文化交流の魅力を皆さんお伝えしていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!





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