Friday, February 15, 2008

”ゆるキャラ”探訪は続く






先週ご紹介*1した、ジャパンファウンデーション幻のゆるキャラ「アジアくん」「リカイちゃん」。あのウルウル瞳☆にこめられた、JFの広報魂はご紹介したとおりですが、なんと最近、また新たなキャラがひっそりと誕生したというトクダネ情報を、ブログチームではキャッチしました。果たして彼らは「アジアくん」「リカイちゃん」の意志を継ぐものなのでしょうか!?





まずは彼らからのご挨拶を。





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なんやねん、こいつら。


って思った方、いくつかヒントが隠されているのでよくご覧ください。この言葉遣い、そして名前の「ケーくん」「シーちゃん」・・・・




そう、彼らはジャパンファウンデーションの西の大拠点「関西(ansai) 国際 センター(enter)」のマスコットキャラクターとして、2007年10月に産声を上げたのですっ。上記で示したようにセンターの略称としてのKCはもちろんですが*2、センターの施設である高層の宿泊棟低層の事務・研修棟や、泉州(大阪南部)名物の水なす玉ねぎをイメージしていたり、コンビでおしゃべり(コミュニケーション)をすることも内包されていたりと、なかなかバックグラウンドが深ーい彼ら。





そこで現在「ケーくん」「シーちゃん」の保護者的存在の、関西国際センターのYさんにいろいろ聞いてみました。



Q.「ケーくん」と「シーちゃん」の誕生のきっかけは?


A.後でご紹介しますが、3月8日に関西国際センター設立10周年記念シンポジウムを開催します。シンポジウムを盛り上げるために、センターのイメージを分かりやすく伝えるためのキャラクターを作ろうということになり、ケーくんとシーちゃんが生まれました。「ゆるキャラ」の定義どおりの名前で恐縮ですが(笑)(参照)、センター内で公募した結果、一番シンプルで分かりやすいので、この名前にしました。




Q.なるほど。関西弁を話すのも親しまれるためなんですよね。で、その二人のセリフはどうやって決まるのですか?特に「シーちゃん」のつっこみは、私(関東人)にはなかなか思いつけないような気がするのですが・・・*3


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A.私も関東人ですが、ケーくんとシーちゃんには、コンビでおしゃべりボケとツッコミという性格付けがされているため、当初は、広報対象であるイベントに関連する内容で、かつセリフがボケとツッコミで、笑いとしてオチがあるようなもの、を無謀にも必死で考えてみました。が、案の定、どうしてもネタが作れず、結局、職場の関西人の協力を得て作成しています。更に、イメージでは、彼らが話すのは泉州(大阪南部)弁ということになっていますので、泉州人の同僚にネイティブ・チェックをしてもらっています。泉州弁は、北摂(大阪北部)や和歌山の方言とも違うのですが、これが私には新鮮な発見でした。





Q.「ケーくん」「シーちゃん」のチャームポイントを教えてください☆


A.やはり泉州の明るいノリでしょうか(笑)。関東人から見ると、「大阪のノリ」というと勿論陽気なイメージですが、大阪といっても北部は都会的な冷たい感じもあるように思います。ところが、泉州は陽気な「大阪のノリ」田舎の素朴さも加わり、明るく暖かい印象を受けます。海外における日本のステレオタイプというと、このような印象とは正反対であることが多いように思いますので、ケーくんとシーちゃんには、この泉州の地から海外に対して、日本の魅力的な一面を発信するシンボルとしての役割を期待しています。






Yさん、ありがとうございました!


さぁ、今後「ケーくん」と「シーちゃん」はどんなJF人生を送るのでしょうか?皆さん、どうぞ温かく見守って、そして二人がイチオシするKCイベントに足を運んでみてください↓↓ 


 



関西国際センター 日本語教育シンポジウム


「ひらく・つなぐ・つくる 日本語教育の現場」


日時:2008年3月8日(土) 10時~16時


会場:関西国際センター(大阪府田尻町)


申込締切:2008年2月29日(金)


詳細はコチラ


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*1:ジャパンファウンデーション“ゆるキャラ”探訪前編後編


*2:とはいっても、実は関西国際センターの正式英語名称はJF Japanese-Language Institue, Kansaiで、「KC」となっているわけではないんですよね・・・。でも職員間では多用されている略称なのです。ちなみに日本語国際センターは「NC」、だけど英語はJapanese-Language Institute,Urawa。"N"も"C"もどこにもない・・・^^;


*3:たとえば上記の挨拶。意気込みを熱く語るというよりも、ゆるーく。しかもシーちゃんにいたっては「ホンマかいな」と疑り目線・・・なかなかノンネイティブには難しいワザです。





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