みなさん、お久しぶりです。三富です ( ゚∀゚)ノ゙
そして、お待たせしました!「Tシャツを買って、国際貢献?」後編のお届けです*1。
Q:国際交流基金が、Tシャツやマグカップなど商品開発をする意図はどこにあるんでしょうか。
A:基金の商品開発は、国際交流基金のリソース(知的財産権)を活用しながら、広報性と商品性を兼ね備えたグッズを開発し、単なる“儲け”とは違う意味での収益を上げるところに意図があります。
今回の「ASIA5×Doreme」のTシャツを例にとってみると、その収益の一部は文化事業に活用される仕組みになっています。こういったコンセプトに賛同する、エアークリッパー社さんのような民間企業の協力を得ていること、すなわちCSR(企業の社会的責任)と連動して商品開発を行っているところも非常に重要なポイントです。
Q:3,800円(希望小売価格・税抜き)という値段設定もそのためでなんですね。「Tシャツにしては、値段が高いんじゃないか」という声が私の周囲でもちらほら聞かれましたが、「国際交流に貢献したいから、この商品を買う」という点では、なんだか、フェアトレード商品を買うときの消費者の心理に通じるものがありますよね。もっとも消費者の立場としては、国際貢献を意識してフェアトレード商品を買うというよりも、むしろ商品の品質を重視した結果、フェアトレード商品に行き当たった、というほうが説明としては適当かもしれませんが。
A:そうですね。このTシャツは、国際交流基金JFICライブラリーや浦和、関西のセンター売店のほか、東京都美術館やエアークリッパーデザインハウスで販売していますが、私たちが予想していた以上に売れ行きがよく、これもアジアのトップ若手デザイナーによるデザインというTシャツそのものの品質の良さが受けているのではないかと思います。
(JFICライブラリー売店の様子)
Q:なるほど。ちなみに、一番の売れ筋は何ですか?
A:インドネシアのオスカルさんのデザインが一番人気のようです。
ブログチーム:Tシャツ制作の裏には、色々な秘密が隠されていたんですね。富岡室長ありがとうございました。
さらなる裏情報をブログ読者にだけお届けします (*`艸´)ウシシシ
横浜トリエンナーレに参加するアーティストにデザインしてもらうなど、今後も基金事業と商品開発とのコラボレーションについては、いろいろと構想があるようです。いやはや、楽しみですねぇ。
また、Tシャツの収益がどのように文化事業に使われていくのか、気になるところですよね。
ブログチームでも引き続きフォローアップしていきたいと思いますので、お楽しみに。
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