今日は、先日ご紹介した英語字幕付日本映画上映会*1「進化する日本映画」(2月2日(金)~4日(日))に足を運んでくださったみなさんのコメントをご紹介したいと思います。
3日間で計530人が訪れた今回の上映会。実は、オレペコも3日(土)に一本観に行ってきました。一つの映画が終わった後、ロビーで外国の方2人が、次の映画を待ちきれないという感じで"Do you know what's next?" "Well..."と話しているのを聞き、やはり日本国内で英語の字幕付で日本映画が見られる機会って少ないんだなーと実感。そういえば、国際線の飛行機に乗ったときくらいにしか、そういう形で日本映画を見ることってないですよね。
アンケートにもそういう声が多々・・・
" Great to have a chance to see these films with English subtitles in Japan!"
(日本で、英語字幕付の映画を見る機会が得られて非常に良かったです)
"Love the fact that many movies are shown at once and that there are subtitles."
(字幕付の日本映画を一度に何作品も見られたのが良かったです。)
"Excellent event, because of the subtitles, variety of films, and low cost."
(すごく良い企画でした。だって字幕がついていたし、上映された映画がバラエティに富んでいたし、何より値段が安かったですから!)
さすがに日本に多少なりとも興味を持ってくださっている方が足を運んでいるだけあって、今後の上映作品への要望もたくさんありましたよ!
"I want to see films based on Abe Kobo, Mishima('s novels) and Itami('s works)"
(安部公房や三島由紀夫の小説をベースにした作品や、伊丹十三監督の作品を見てみたい)
"I want to see more recent comedies."
(もっと最近のコメディ映画を見てみたい。)
等々。その他、もっと若手監督の作品を見てみたいとか、社会分析・批評的な作品、ドキュメンタリーを見たいなどいろいろとご意見をいただいています。あと、おもしろいところでは、
"These screenings are excellent, but please sell beer and popcorn!"
(上映会は素晴らしかったけど、ビールとポップコーンが売られていればもっといいのに!)
という意見も。(^▽^;) 確かに、休日の映画鑑賞ですものね、今後もみなさんができるだけリラックスして鑑賞できる空間を作っていけるよう、いただいた様々なご意見を参考に、工夫していきたいと思います。
期間中はもちろん、日本人の方もたくさんいらしていたのですが、日本の方のコメントは、やはり今話題の『どろろ』の塩田監督のご講演に触れているものが多かったですねー*2。
さてさて、このように、好評を博した上映会ですが、次回は3月9日(金)、大阪国際交流センターにて『月はどっちに出ている』(監督:崔洋一 /シネカノン1993年)を上映予定です!お友達を連れて、ぜひ足を運んでみてください。
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