Thursday, August 13, 2009

日本語履修大学生研修 リアルレポート1 ~体温計に始まる、編~



皆さんこんにちは!ちょっぴり久しぶりに登場のおひさまです。

ここ数日、台風+地震で、なんだかお盆なのに交通機関も心配ですね。もちろん日本全国どこでも地震は心配ですが、静岡県出身者としては、いくら「関係ない」と言われても東海地震の怖さが急に身近になってきたように思います。そういえば、私が子どもの頃は、登下校は徒歩でもヘルメット着用、2学期の初め(9月1日=防災の日)は始業式の後、避難訓練+集団帰宅訓練*1でしたが、東京に来てそれが全国共通でないことを知りました。(´~`ヾ) ポリポリ…





さて、話はまったく変わりますが、、、↓↓これ、見て見て!


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この色とりどりの夏らし~い写真、関西国際センターの熊谷啓明さんから、先月終了した日本語履修大学生研修について長編レポートが届きました∩(´∀`)∩ワァイ♪


熊谷さんはこの5月から関西センターに勤め始めたそうで、この6週間の研修が初の大仕事!9カ国から30人の研修生を向かえ、東京、広島、京都などへの研修旅行や小学校訪問、研修発表会の様子をたっぷり書き綴ってくれましたので、さっそく連載でお届けします☆


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7月22日午後10時、ミャンマーの研修生4名がジャンボタクシーに乗り込んで、ほっと一息。これで「21世紀東アジア青少年大交流計画 平成20-21年度東アジア日本語履修大学生研修プログラム(夏季)*2」略して「KN」*3の研修生30名全員が帰国の途につきました。


私にとっては初めての研修でどうなることかと思っていましたが、皆様方のおかげで何とか無事終えることができ感謝です。そして、協力的だった研修生たちにも感謝。でも、まだこれ(=ブログ記事)を書かなければならず、いえ、書くチャンスをいただいたのですが、ああ、荷が重い……。しかし既に矢継ぎ早の督促が、ああ……。そういえばまだ実施報告書もあったな。鬱々。





さて、とは言いますものの、初めての研修はそんなこと言っていられないほどばたばたと過ぎました。私が本格的にこのセンターに勤務しだしたのが5月28日で、準備にてんてこ舞いしている間に6月9日の来日前日来る。KNの研修生が続々と飛行機に乗り込んでいるんだろうなと思いきや、夜一本の電話が。Nさんが取ったその電話は、ブルネイ・ダルサラームからで、なんと研修生が飛行機に乗り遅れたとのこと?! そんなのありか? 話を聞くと彼は時間までにちゃんと空港についていたものの荷物が多すぎたため、その荷物を減らす減らさないでチェックインカウンターでやりとりし、どの荷物を置いていこうかどうしようかで時間を食い食い、あっという間に飛行機が飛んでしまったということでした。そんなのありか? そんな彼ですが、何とか翌日のフライトをその場で押さえることに成功とのこと。本当に大丈夫かあ??? と心配しつつ一晩が過ぎ、翌10日の夜。この夜はNさんが怪しい電話に出ることもなく、便りがないのはよい便りということで夜の帳に消えました。翌朝、さてさてブルネイ君は着ているかと恐る恐るホールを覗くと、大きなブルネイ君が朝のしじまの中ちょこんと座っているではないですか。ということで私は胸なでおろしました。





ところで、他の研修生たちは前日に続々と到着してきたのでしたが、到着一番に彼らがすることは、ウェルカムドリンクでのどを潤すことではなく、体温測定。新型インフルエンザ感染が疑われる者を隔離するために導入されたのですが、さりげなくオムロン製デジタル体温計を渡され、ピピっと鳴るまで3分待つ。このつかの間に彼らの脳裏にはきっとさまざまなスラングが浮かび、そして、危機管理大国日本を実感する機会ともなったことでしょう。この体温測定は滞在中毎日朝晩行い、担当者へ提出するのですが、体温が高いものはほとんどいないものの、逆に体温低すぎの、それは爬虫類の体温ではないのではないかあ? という者続々。体温も国によって違うんですかね。





6月11日、先のブルネイのT君はじめ9カ国30人の研修生が勢ぞろい。センターでの生活などについてオリエンテーションを行ったのですが、既に前日に100円ショップに出かけるなどつわものぞろい。センター内を案内しようと出かけたものの、方向音痴にも迷子になってしまい、逆に研修生に「あのー、それはあそこのことじゃないですか?」と助けられ、頬を赤らめたのでした……。シンガポールのTさん、あの時はありがとうっ!





そんなこんなでがらがらと始まったKNプログラムでしたが、翌週第2週目、いきなり東京研修旅行へ!


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その様子はレポート第2弾でお届けします!お楽しみに~♪




*1:幼稚園・小学校・中学校合同で住んでいる地域別に分かれて集まり、自分の兄妹や近所の友達とそのまま集団下校するものでした。今でもやってるのかな?


*2:ほんと、うちの事業って名前が長いものが多いですよね・・・(゚_゚i)タラー・・・ 各国の日本語学習者のうち優秀な方を招いて、ディスカッションやインタビュー、スピーチなどの実践的な日本語研修+研修旅行や文化体験などを行ないました。昨年の「秋季」版に参加した、研修生の声がこちらに掲載されています→ http://www.jpf.go.jp/j/kansai/participants/j_voice_kgog.html


*3:突然クイズ!これがなぜ略すと“KN”になるのでしょう??答えは連載最終回にww





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