梅雨明けしましたね!真夏の日差しが肌に気持ちいい!と思うおひさまは日焼け対策の世間とは逆行・・・。まだ夏休みどこにも行ってないのに、「ハワイ行ったの?」と聞かれてしまいます。*1
さて、先週、「中学高校教員交流(招へい)事業(米国教育関係者グループ)」のレセプションに出かけてきました。↑事業名だけ見ても、なんのこっちゃ( ・◇・)?(・◇・ )かもしれませんが、要するに、アメリカの中学校や高校の校長先生、教育長や州の教育行政担当官などをお招きして、日本の社会・学校現場を直に見てもらおう!というプログラムです。お招きする先生方の地域が違いますが、これまでにもブログで何度か取り上げられています。(例えばH20年度福岡編、京都編)
皆さん、9日間の訪日中に、外務省や文部科学省を訪問したり、日本の教育財政制度についてレクチャーを受けたり、
小中学校で授業見学をしたり、
給食をいただいたり、、、盛りだくさんの内容でしたが、ある校長先生に、「日本で一番心に残っていることは?」と聞いてみると、
「う~ん、一言で言えば、日本人の 『 Giving 』 の心に感動した。」
とのお返事。え、日本人ってそんなに「Giving(寛大な)」だったかしら?と一瞬戸惑ったのですが、よくよくお話を聞くと、
「今回初めて日本に来て、まず街がきれいなことに驚いた。その謎が、小学校でみんなで掃除をしたり、交代で給食当番をしたりしているのを見てよくわかった。日本では常に『自分が社会に対して何ができるか、周りの人に何を与えられるか』を考えているんだと思う。アメリカでは逆に、『(社会や周りの人が)自分に対して何をしてくれるか、自分が何を得られるか』を考えているような気がする。
アメリカの街や学校がきれいなのは、単に清掃業者の人が仕事をしているから。でも日本では、一人ひとりが『自分がここをきれいに保つために何ができるか』を考えて行動した結果として、街や学校がきれいなんだと思う。」
「Giving」ってこの場合は「奉仕の心」に近い意味なのかな・・・、寄付文化は日本よりもアメリカの方が根付いているんじゃないかな・・・と色々な思いが駆け巡りましたが、そこまではお話を深められず、残念、時間切れ( ´△`)アァ-
JFケネディ大統領の就任演説で有名なフレーズに、「...ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country.(国があなたのために何をしてくれるのか、ではなく、あなたが国のために何ができるかを尋ねてください。)」というのがありますが、この校長先生が同じ言い回しを使っていたのが、何だかとても印象的でした。
No comments:
Post a Comment