Wednesday, November 28, 2007

 晩秋の北浦和より♪



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こんにちは、NCニコです。秋・・・というかもはや冬ですね。日本語国際センターNihongo Kokusai Center)の中庭もご覧のとおりきれいに色づいていて、本当にいい季節を迎えたなと思います。中庭には小ぶりな日本庭園があって、大きな鯉が泳いでいます。


o@(^-^)@o。





f:id:japanfoundation:20071127120217j:image:right:w250日本庭園のとなりには而学堂(じがくどう)という名前の日本式家屋があり、海外の日本語教師の方々の研修プログラムの中で、生け花や書道、茶道、着物の着付けなどのデモンストレーションを行っています。また、庭にはテニスコートとバレーボールコートがあり、研修の合間に疲れた心身をリフレッシュできるようになっています。





f:id:japanfoundation:20071108151222j:image:left:w250←ときにはこんな風に中庭で授業が行われていることもあります。まさに秋の日の青空教室、です。NCニコの座っている執務スペースからちょうど見えたので「あら、ステキ☆」と思い、窓越しについシャッターきってしまいました


ヾ(⌒ー⌒)ノ





あああ





f:id:japanfoundation:20071127155851j:image:left:w250この秋冬、NCでホットな話題はずばり、ラジオ体操です。長いものだと半年を超える研修期間中に、研修参加者の方々が体調を崩すことも結構あるのです。勉強詰めの毎日を送っているとどうしても運動不足になりがち、というのは個人的にも覚えがあります。そんな中で、NCの竹田研修事業課長と岩田専任講師の発案で、少し前から「授業のあとのラジオ体操」が定期的に行われるようになりました。








↓↓↓こんなポスターをあちこちに貼って参加を呼びかけたりもしています。考えてみればラジオ体操って、日本で義務教育を受けた人ならきっと誰でもできる体操ですよね。私の友達で、日本語ぺらぺらで日本文化に造詣の深い外国の人たちに「ラジオ体操できる?」と聞いてみたところ、「できない」という声が大半でした。そういう意味では、海外各国で日本語を教えている教師である研修参加者の皆さんにラジオ体操を覚える機会をもっていただくことは、健康増進という目的以外にも、意味の大きなことかもしれません。


あああああああああf:id:japanfoundation:20071127174553j:image:h250


・・・ラジオ体操によく参加している研修生に感想を聞いてみました。




NCニコ:ラジオ体操はどうですか?あなたの国にも似たような体操がありますか?


研修参加者A:インドネシアにも似たような体操があります。インドネシアのものは音楽がもっと楽しい感じで、ぴょんぴょん跳ねる動きが多いです。でも、日本のラジオ体操も楽しいです。(長期研修)


研修参加者B:フィリピンにはこういう体操はありません。ラジオ体操は初めは順番が全然覚えられなくてわけが分からなくなってしまったりしましたが、気分転換になるのでいつも参加しています。(長期研修)


岩田専任講師:はじめてみたら研修参加者のみんなに大好評で、ひくにひけなくなってしまいました(-ω-;) 休日返上で毎日ラジオ体操ですよー。NCニコさん、写真ばかり撮ってないでもっと体操にも参加してもらいたいですね~!



岩田先生、スイマセン。ポスターづくり(色塗りしました、、、)で、すっかりラジオ体操に貢献したつもりになっていました


m(*TT*)m





ところで、NCには日々、外部の日本語教育関係者、日本研究者等のお客様がかなりたくさんいらっしゃいます。11月はGCC諸国(クウェート、オマーン、UAE、バーレーン)の教員の方々(外務省による招へい)、北米・南米各国の日本研究司書の方々(ジャパンファウンデーションのグループ招へい)、さいたま市日本語教育ボランティアの方々等がいらっしゃいました。





今月の最後のお客様は11月27日にいらっしゃった、カーティン工科大学 Curtin University of Technology(オーストラリア)のジネット・ハケット学長(Prof.Jeanette Hacket)でした。ジャパンファウンデーションの文化人招へいプログラムで来日したハケット学長は11月25日から約2週間の日程で東京、神戸、京都等をまわり、日本国内の大学関係者との懇談等を行います。





当センター副所長から業務内容をご説明させていただいた後、センター施設全体を見ていただくため館内をご案内しました。ハケット学長は



『本当によく整備された施設で、海外から来る日本語教師の人々が勉強するために非常によい環境が整えられている。すばらしい!』



と絶賛してくださいました(o^∇^o)。今回、初めての来日だそうですが、到着されてから数日見た東京の様子を



『街並みの随所にやわらかさ(=softness)を感じる』


とおっしゃっていました。カーティン工科大学(オーストラリア西部の街、パースPerthにあります)には日本語を勉強している学生が約300人いるそうです。さすがオーストラリア*1、日本語学習者がたくさんいるのですね。





f:id:japanfoundation:20071127105259j:image:right:h250ご訪問いただいた記念に、紅葉をバックにスナップを撮らせていただきました。ハケット学長、どうもありがとうございました♪




後になりますが、NCのウェブサイトをリニューアルしましたので、ぜひこちらをご覧いただきたいと思います。これまで何度かご紹介したDVD教材『エリンが挑戦! にほんごできます。』に登場するCGキャラクター「ホニゴン*2」を、思い切ってトップページに掲載しました。皆さんにこれまで以上に親しんでいただける情報発信を目指して、今後も内容の充実に努めていきたいと思います。


それではまた、北浦和からお届けします☆




*1国際交流基金の2006年海外日本語教育機関調査によると、オーストラリアは世界で3番目に日本語学習者が多く、36万人以上の人々が日本語を勉強しています。


*2:オレペコより:浦和のトップページにいる、黄色いキャラクターのことです。ちなみに!!!オレペコも今気づいて確認したのですが、このホニゴンって、日本語(ニホンゴ)の先生だからホニゴンというらしい( ̄▽ ̄;)タラリ・・・まるで、DENIM(デニム)→EDWIN(エドウィン)のようですな・・・





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