こんにちは、mioです。
さて、突然ですがみなさんアルゼンチンと聞いて、何を思い浮かべますか…?
うーん…すぐには思い浮かばない…という人ももしかしたら多いかもしれません。
アルゼンチン料理って何だろうと思ってしまった私ですが、しかし、今回のシンポジウムに登場するパネリストの皆さんはよく知っている人もいました!そうか、あの人もアルゼンチン…
今回は、そんなアルゼンチンとのシンポジウムをご紹介します。
グローバリゼーションと文化アイデンティティ
~日本・アルゼンチン交流から考える~
日時 │ 平成22(2010)年1月15日 金曜日 14時から16時
会場 │ 国際文化会館 <岩崎小彌太記念ホール>
言語 │ 日本語・スペイン語 同時通訳
参加費│ 入場無料
※申込みは1月8日(金)まで!
ジャパンファウンデーションでは、日本×他の国 との交流をもっと増やしていくために、その最初の一歩となるシンポジウムや事業を開催してきました。(ウェブサイトの「日本研究・知的交流 最近の事業から」にも昔の報告が出ています。)
今回は、日本×アルゼンチン。
分野も専門も多様な豪華なパネリストを何人かご紹介しましょう!
まず日本勢、アルゼンチンといえば、アルゲリッチ!と答えたあなたは音楽ファンですね。
自らもピアニストであり、1994年からアルゲリッチ氏と音楽祭を開催している伊藤京子さん。
音楽祭は多々あれど、アルゲリッチ音楽祭を楽しみに毎年別府に行くという人も本当に多いですよね。地域づくりだ経済活性化だと、地域での芸術祭がオンパレードな昨今ですが、アルゲリッチ音楽祭では、芸術活動を「人間教育のインフラ」と考え、「100年先の未来」を見据えて活動されているとか。伊藤さんはフェスティバル設立当初から中心的な役割を果たし、2007年に財団化を果たした後、現在は副理事長を務めていらっしゃいます。
次は、「アートは人を”自由”にする」NHKプロフェッショナル仕事の流儀でも話題になった、長谷川祐子さん。
2008年には、ジャパンファウンデーションがサンパウロ近代美術館で開催した「ライフがフォームになるとき」展では、総合キュレーターを勤めていらっしゃいましたし、2003年のヴェネチア・ビエンナーレではコミッショナーとして曽根裕氏と小谷元彦氏を選定されました。
お隣ブラジルで今年開催される、第29回サンパウロ・ビエンナーレでは、コ・キュレーターを勤められるそうです!
現在は東京都現代美術館のチーフキュレーター。お、現在の企画展は17日(日)までですね。皆さんもう行きましたか??
ではアルゼンチン側は…
フォルクローレのピアニスト、リリアン・サバさん。
とはいっても、民族音楽!という雰囲気ではなく、フォルクローレをベースにしたジャズといった雰囲気。心地よいインストルメンタルを演奏する女性です。当日はもしかしたら、彼女の生演奏もきける、かもしれません!
他にも、長年アルゼンチンで活動をしている池坊次期家元の池坊由紀さん、
中南米開発がご専門の細野昭雄先生
NHKスペシャル「突入(ペルー日本大使公邸事件の127日間)」で文部省芸術祭ドキュメンタリー部門優秀賞とモンテカルロテレビ祭のドキュメンタリー部門シルバーニンフ賞を受賞した、ジャーナリスト江口 義孝さん
など、一人ひとり取り上げて紹介したい方ばかり!
アルゼンチンからも、国立図書館館長のオラシオ・ゴンザレス氏やブエノスアイレス大学の文学科長・社会科学部長など、多様なパネリストが勢ぞろいです。
日本とアルゼンチンとの交流の歴史的瞬間(になるといいな!)を目撃しに、どうぞお越しくださいませ。
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