今日は関西国際センターでこのブログを書いてます。
最近お気に入りの音楽はNona Reeves、久保田です。
過去2回お送りしてきた「世界で読まれる日本の雑誌」、
今日はハンガリーはブダペストからのレポートを
お送りします。レポーターはブダペスト日本文化センター
のT職員です。
久保田:Tさん、お忙しいところ、取材へのご協力
ありがとうございます!ブダペスト日本文化センター
図書館で人気の雑誌について教えて頂けますか?
人気雑誌ですが、スタッフにヒアリングしたところ、
貸出数と閲覧数を総合すると大体こんな順番だそうです。
1. What's In?
WHAT’s IN? XP ゆず (Sony magazines annex)
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2005/06/07
- メディア: ムック
- クリック: 1回
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2. 日経エンタテインメント
3. J-SELECT、アニメージュ
図書館の客層は、ハンガリー人の高校生・大学生と
在留邦人(特に日系企業等の駐在員の奥様たちと
学生)が中心です。奥様方の間では『Oggi』とかも
人気らしいですが、それはをランキングには含めて
いません。
やっぱり若者の間でのポップカルチャー人気を反映した内容、
ってことになるんですが、それだけではなく、上記のような
雑誌は写真とか絵とかが多く、内容を理解するためにあんまり
日本語を読まなくてもいいので、単純にハンガリーの人たち
にとって読み易いんだと思います。*1
因みに『週刊少年マガジン』も置いてますが、これは
ストーリーを理解するために日本語を読まなければならない
からか、上記3誌ほどは読まれていないらしいです。*2
ただ、古いバックナンバーを事務所のイベントなんかで
景品としてプレゼントすると、すごく喜ばれます。
漫画の「画」の部分が大事なようで、ストーリーが
途切れていても構わないようです。
総合すると、ハンガリーの人は、日本の雑誌の視覚的な部分を
求めて日本の雑誌を手に取っているようです。ただ、ここの
図書館は、開館時間が平日の9時から18時までなので、客層は
自ずとこの時間帯に来られる人に限られてしまいます。
もし社会人でも来られるような時間に図書館を開けていたら、
ランキングも違ったものになると思います。
久保田:想像を超える部分もあっておもしろいですね!
ほかに図書館での印象的なエピソードなどありますか?
図書館スタッフも交えて考えてみたんですが、
やっぱり思い浮かばなかったです・・・。
波乱のない平和な図書館なもので…
「利用客が図書館にキャベツを忘れた」
というのは1度ありました。
久保田:「キャベツ」がリアルさを際立たせています!
Tさん、お忙しいところ、ありがとうございました!
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