こんにちは、蟹江です。
本日は、商品開発ワーキングチームのあいさんから風呂敷ワークショップの参加レポートをお届けします☆
あいさん:
みなさん、こんにちは、ちょっと前のことになってしまいますが…
ジャパンファウンデーションは今年7月、「横浜トリエンナーレ2008記念 JFオリジナルふろしき」デザインを公募いたしました!
そして9月、プロのデザイナーも参加した厳正なる審査の結果、優秀賞に選ばれた3点がオリジナルグッズとして発売されました!
おかげさまでJFオリジナルふろしきは一部品切れも出るほどの好評をいただいております。☆”
更に11月5日、このふろしきの完成を記念して「JFオリジナルふろしきデザイン展&ラッピング展」そして、ふろしきの楽しみ方ワークショップ及びデザイナーさんたちの表彰式が行われました。
盛り沢山なイベントうち、今日はこのワークショップの模様をお伝えしたいと思います!
講師はこものちほさん。ラッピングコーディネーター、ふろしき研修会講師、マナー講師、ラジオパーソナリティと幅広く活躍なさっています。当日は柄も大きさも多様なふろしきのコレクションをお持ちくださいました。
参加者は15名ほどで、年齢層も持参されたふろしきも本当に様々。ふろしきが「一家に一枚(数枚)」の必須アイテムであることを実感しました。
まずはふろしきの歴史や伝統的な柄についてご紹介。
みなさん、ふろしきの名前の由来をご存知でしたか?室町時代に武将が入浴する際、家紋をつけた布の上で衣服を脱ぎ、衣服を包んで使用したのが始めと言われているとか。
そしてふろしきと言えば「唐草模様」ですよね。
泥棒が盗んだ荷物を包むイメージが強いこの柄ですが、実は唐草模様はぐんぐん伸びる蔦が子孫繁栄を表す縁起物とのこと。婚礼道具を包むことも多いそうです。
「麻の葉」は健康を表し、赤ちゃんの着物によく使われた柄だとか。また、先生のコレクションの中には見てのとおり御目出度い対の「熨斗」をデザインしたものもありました。
さて、いよいよふろしきを使って色々な物を包んでみよう!ということになったのですが…どうやら筆者は生来の不器用だったようで、何を包んでもいまいち格好が良くありません。そもそも結び目が立て結びです・・・。
それはさておき、先生の教えてくださる包み方は、最も正式とされる「平包み」から「スイングバッグ」「ハンドバッグ」「ティッシュカバー」「ボトルラッピング」「リュック」など、ふろしき一枚でこんなに!と思うほどの多様さ、美しさでした。
定番のティッシュカバーですが、こんなにバランスよく作るのは意外と難しいです(私だけ?)…。
大判のふろしきを使うとこんな本格的なバッグまでできてしまいます
色々な包み方の他にも、真結びとその簡単なほどき方、ひとつ結びのコツなど基礎的なことを教えていただきました。
これで少しは私も上手く物を包めるようになった・・・はずです。
皆さんも、ふろしきで色々なものを包んでみたい!とお思いになったのではないでしょうか。省資源、リサイクルの文脈で注目されるふろしきですが、今回のワークショップではそれだけでなく自分の好きな色や模様で、自分の手を使って身の回りのものをアレンジするよろこびを味わうことができました。
ちなみに…JFオリジナルふろしきをお買い上げの方には、こものちほ先生プロデュースによる包み方パンフレットもついています。包んでよし、首に巻いてよしのJFオリジナルふろしき、おススメです!
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