皆さん、こんにちは。三富です *´ω`)ノ コンニチヮ―♪
「ん!赤い色のモビルスーツ。シャアじゃないのか?」
冒頭、いきなりガンダム・ネタを引っ張りましたが、実は昨年12月13日に中国・成都のふれあいの場*1において、「声優・古谷徹氏 講演会」が開催されました。
古谷徹さんといえば、「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイや「巨人の星」の星飛雄馬などの声優をつとめる、超がつくほど有名な声優さんです(注:若井おさむさんではありません)。
今回は、そんな古谷さんの中国での講演会に随行するという、非常に重要な任務を任された日中交流センターの山崎さんに、現地での様子を報告していただきます。
どうも、古谷徹さんに随行させていただいた山崎です。
初めての随行ということもあって緊張しきりでしたが、古谷さんの圧倒的な人気とその気さくなお人柄のおかげで、イベントは成功に終わりました。
外国で放映される日本のアニメといったら吹き替えだろうから、日本の声優さんが海外で有名なはずはないだろう、と多くの人が考えると思います。私もそうでした。古谷さんご自身もその人気に当初はとても驚かれたそうです。今回成都では空港に到着すると、ファンが花束を持って登場し、「熱烈歓迎」を示しました。
実際中国では日本で著名な声優にはファンがしっかりついていて、「成都ふれあいの場」で開催されたサイン会でも、ファン代表は「15年待ちました」と言って古谷さんを歓迎してくれたほどです。というのも、アニメファンにとっては、吹き替え版ではなくオリジナルを見てこそ本当のファンという自負があるのか、アニメのために日本語を勉強している人がとても多いのです。最近では若手の声優さんも人気上昇中で、最新の情報がすぐに中国に入ってくるとのこと。
サイン会は大盛況。現地の日本人教師の方々もバッチリガンダム世代だったようで、サインを手に喜びを語ってくれました。もちろん、中国のファンも負けてはいません。ガンダムの大型プラモデルを持ってきて、本体にサインをねだるファンもいました。
中国でガンダムより人気なのは、そう、聖闘士星矢です。その人気は、イベントを報じた中国のほとんどのメディアが「星矢、成都にてペガサス流星拳を放つ」など、記事のタイトルを星矢にしていたことからも伺い知れます。古谷さんも、「ペガサス流星拳」を中国語で覚え、イベント時には流星拳を炸裂させながら登場して下さいました。会場につめかけた約200のファン全員がサインを手にすることができ、それぞれ胸が一杯な様子でした。
その日の夜開催された講演会では、古谷さんが演じたキャラクターの人気投票を行い、その名ゼリフの再現をしていただきました。アムロの「殴ったね!親父にもぶたれたことないのに」や、ヤムチャの狼牙風風拳が出ると、約350名で埋め尽くされた会場はものすごい熱気に包まれ、主催者側にもその反響のすごさが伝わり感無量でした。
ここでもファンとの交流の一環として、古谷さんからアフレコの実演をしていただきました。選ばれたファンはガチガチに緊張しながらも、流暢な日本語でシャアの役を演じ、拍手喝采を浴びました。最後は古谷さんのキャラクターに関係したグッズを抽選でプレゼント。当選者からの質問にも気さくに答えて下さった古谷さんは、本当にみんなの素敵な兄貴といったお人柄で、僕も改めてファンになってしまいました。北京、成都、武漢と開催して、上海のファンが今か今かと待ち受けているようですので、近いうちに実現できればと最後に語ってくださいました。
中国のファンの方たちの熱気と感動が伝わってきます。
また、当日の様子は、日中交流センターのウェブサイト「心連心」の心連心テレビでご覧いただけますよ~。
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