こんにちは、松岡です。
おとといの1/31(火)、国際交流基金フォーラムで開催されていたアラビアンナイト大博覧会に行ってきました。
さんざん行こう行こうと思っておきながら、行ってみたら休館だったり、すでに閉まっていたりで不運続きでしたが、その日で最終日でしたので見られてよかったです。
たくさんの方が、ブログでアラビアンナイト大博覧会について感想をくださっていました。
どうもありがとうございました m(_ _)m
「あ、もうおわっちゃったの!!」
という方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、そんな方はこちらのellyさんのブログ「ETHNOMANIA」を是非!
すーーさまじく、詳しく書いてありますので(僕も、フムフムと読んでしまいました)。
<この展覧会のコンセプトは、誰もが知っているアリババ、アラジン、シンドバードの物語が収録された『千一夜物語』の描く世界が、我々が現実のアラブ世界に対して持っているイメージに大きく影響しているということ。そして、現在在る『千一夜物語』が成り立っていった経緯を含めて多くの文献資料を提示すると共に、具体的なアラブ世界の事物を紹介することで、「説話と現実」の違いを見せようというものでした。(多分;)
ETHNOMANIA
「アラビアンナイト」という言葉は、多くの方が聞いたことはあると思うんですが、その中身についてまで詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?
僕もその一人でした。
ellyさんがおっしゃる通り、この展覧会を見て「『千一夜物語』の描く世界が、我々が現実のアラブ世界に対して持っているイメージに大きく影響している」ことを実感しました。
アラビアンナイトの歴史から、その物語を取り巻く衣服や住居など、本当にたくさんの展示があったのですが、中でも一番印象的だったのが「アラビア文字の書道」でした。
これもまた私の勉強不足でもあるのですが、書道というのは漢字文化圏特有のものなのだろうと(それこそ中国とか韓国とか日本とか・・・)、無意識に思っていたもので。
アラビア文字の書道には、漢字の書道とはまた違う、力強さとやわらかさみたいなものを感じました。美しいベリーダンスのように。
会場にお越しくださった「いづつや」さんが、ブログでこのアラビア書道について触れてました。
<アラビア書道のもつ高い芸術性が世界的な関心を呼んでいるそうだ。で、ネットで
いろいろ調べてみた。日本におけるアラビア書道の第一人者、本田孝一さん(大東
文化大学教授、1946年生)の作品が昨年、大英博物館に買い上げられたという。
“神の顔”と題する三部作は鮮やかな赤、青、緑の地の上にアラビア文字が左右
対称に配置されている。堂本尚郎の“宇宙Ⅰ”連想させるような新しいアート感覚の
書である。
いづつやの文化記号
日本人の「アラビア書道」の作品が大英博物館に買い上げられたんですか*1。
なるほどー*2。
同様に、きっと日本の書道も決して日本人だけのものではなくて、多くの方に愛されて広まっていくんでしょうか(あるいはすでに・・?)。
将棋の羽生さんも、著書の中で「将棋を世界に」と熱く語られておりましたし*3。
そういえば、この会場でベリーダンスも見れる日があったらしく、後で知りました。
ベリーダンスって、皆さん見たことありますか?
erawanさんがブログで触れていましたが、
<会場内にはこのほか、アラブ民族衣装で再現された「花嫁の部屋」、パレスチナの民族衣装、楽器、ベリーダンスの衣装やビデオなどのコーナーもあってとても充実した内容になっている。
妖しい亜熱泰
そうなんです。
ベリーダンス・ダンサーの一日の生活がわかる映像視聴コーナーもありました(残念ながらもう終わってしまいましたが・・・)。
他にもたくさんの方が、ブログで言及してくれてました。
ありがとうございます。
また今度は会期中に、こういう形で語れればと思います!
*1:いやだなー、『遠近』第5号(2005年6月発売)の表紙の作品ですよー by うちの部長。すいません・・・灯台もと暗し・・・
*2:それにしても、いづつやさんのブログは凄い!!かなりの情報量(特に絵画)です。びっくりしましたー
*3:羽生善治『決断力』です
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