お久しぶりです、後藤愛です。
しばらく出張などで留守にしている間にブログの雰囲気がかなり変わって、復帰できず、1週間以上黙って眺めてしまいました。汗。今日から復帰です。
さて、11月下旬に、ヨーロッパとアジア17カ国の中学と高校の先生たちを連れて、島根県に行ってきました。初めての山陰地方でした。(^―^)v
この事業はとなりの部署(文化事業部市民青少年交流課といいます)が行なっている、ジャパンファウンデーション設立の翌年1973年から実施され今年で33年目を迎えている超長寿プログラム!です。*1
趣旨は海外の中学・高校の先生がた(主に社会科関係の先生。私のグループでは化学や英語、美術の先生もいました)を日本に招き、ほとんど全員が初めての来日なので、そこで日本の歴史・文化と、それに根ざした今日の教育事情を学ぶ、というものです。1年に3回、グループが来日していて、各グループ60~70名なので、1年間で約200人の先生がこのプログラムで来日していることになります。
先生たちのスケジュールは、まず東京に入り、文部科学省やJF本部で日本の教育システムの全般的なブリーフィングを受け、日本の首都を見学したあと、広島、京都で伝統文化や被爆の歴史を学び、その後3つのチーム(各20人くらい)に分かれて、異なる都道府県で学校見学をします。
私は島根県部分だけ1週間付き添ったのですが、これは私にとっても日本再発見の旅になりました。
↓これは出雲大社入り口前で説明を受ける皆さん。
なんといっても、島根県の小中学生が、みなさん、純粋で一生懸命で・・・心を癒されてしまいました。東京でみかけるこどもたちも、もちろんこどもらしいわけですが、なんというか、私の想定以上に、無邪気で、がんばっていて・・・。そして外国人に興味津々!!なんですね。
外国人の先生たちと一緒に、日本の教室を見てみると、当たり前に思っていたものが、とても変わったおもしろいもののように見えてくるから不思議です。たとえば、たて一列に並んだ机や、机の横にかけられた雑巾、壁に貼られた習字、給食の栄養バランスを示すポスター・・・などなど。
↓こちらは中学校で習字を体験するニュージーランドから来た先生
海外の学校を訪問したことのある人や、複数の国の教室で学んだ経験を持つ人も多くなってきていることと思います。教育現場は、国の歴史や文化や将来に対する考え方を映す鏡のようだ、と感じました。皆さんの経験で各国教育事情があれば、ぜひおしえてください。
↓地元山陰中央放送の取材を受け、
その日の夜6時半すぎのローカルニュースに流れました。
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