どうも~。三富です。
今回は、私のいる文化事業部から歩いて20歩くらいのところにある、JFICコモンズで開かれたフェロー勉強会に参加してきました。しかも、2回!!
国際交流基金では、海外における日本研究者支援の一環として、「日本研究フェローシップ」というプログラムを設けています。この日本研究フェローシップとは、「諸外国における日本研究を振興するために、日本について研究している学者・研究者に、日本で研究・調査活動を行う機会を提供するプログラム」で、毎年世界各国の人文・社会科学分野の学者・研究者や大学院生等の博士論文執筆者100名以上がフェローシップを受けています*1。
フェローシップを受けて日本で研究活動を行うフェローによる勉強会は、東京本部や京都支部などで定期的に開かれています*2。
昨年10月に日本研究フェローとして来日し、筑波大学生命環境科学研究科で「戦後日本、ブルガリアにおける農業改革政策の変遷について」研究をされている、ステラ・トドロバさん(Dr. Stela TODOROVA, University of Agriculture Bulgaria)による勉強会が10月11日に開催されました。
テーマは「戦後日本、ブルガリアにおける農業改革政策の変遷についての諸側面について(Some aspects of the Japanese post-war and Bulgarian transition agricultural reform policies)」。
ブルガリアや農業大学のあるブルガリア第2の都市プロブディフ(Plovdiv)の紹介から緩やかにスタートした報告は、日本とブルガリアの農業の特徴、耕地面積や農業就業人口などの各種の指標を用いた農業構造動態、農地改革による成果の比較など、専門性の高い内容へ突き進みます。
仕事上、またこれまでの自身の興味関心から、外国のことを勉強したり、そういった勉強会に出席する機会は多々ありましたが、外国の研究者による「日本」についての勉強会に参加したのは全く初めての経験で、新たな“日本”について知る良い機会となりました。
日本研究フェローの勉強会は、定期的に開かれていますので、是非皆さんもご参加ください!!
気になる突撃第2弾は、2006年に開催されたシンポジウム「春樹をめぐる冒険 ― 世界は村上春樹をどう読むか」にも参加された、翻訳家・作家のコリーヌ・アトランさん(フランス)の勉強会の様子をお届けします!!
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