電車ではリクルートスーツの大学生をチラホラ見かける季節となりました。そんな就職活動中の皆さんにも読んでいただきたい「インターン座談会」パート2*1
“学生の目から見たジャパンファウンデーションって、どうなの?”
某日、わいわいと行われたインターン皆さんの声をお届けします。
それではさっそく、自己紹介から~~^O^
小林(日米センター)です。大学院で公共政策、文化経済学を勉強しています。横浜トリエンナーレや映画祭のイベントで国際交流基金を知りました。
中川(文化企画課)です。マネージメント学部というところで、国際文化交流を勉強しています。私は大学の授業の中で国際交流基金の名前を聞きました。
奥村(情報センター)です。法学部法学科です。高校のときにアメリカに行ったことがきっかけで、日本に興味を持ち、日本を紹介したいと思うようになりました。私と加藤さんは同じ大学の授業の一環でインターンに参りました。
加藤(総務課)です。国際関係企業法学科で学んでいます。国際交流基金を知ったのは、高円宮杯という英語の弁論大会に遡ります。中学校3年のときに大会に参加した際、高円宮殿下が基金の職員だったことを知りました。その後、この弁論大会の運営にも携わるようになりました。
中村(日米センター)です。国際教養学部というところに所属しています。私は中学、高校とタイで過ごしました。タイのYMCAでボランティアをしたとき、現地の人たちから日本語教育を行っている「バンコク日本文化センター」*2という場所があると聞いたんです。そのとき初めて、海外の地で自分の国、日本が好きだ!と言ってくれる人に出会ったことがとても嬉しかったのを覚えています。
司会:皆さん、それぞれの関心からジャパンファウンデーションでのインターンを志望くださったのですね。ところで、インターンに来る前と今では、思い描いていたことと違うこともあったのではないでしょうか?イメージと実際のギャップはありませんでしたか?
加藤:国際交流基金というくらいなので、英語の電話がたくさんかかってきて・・・というイメージがありましたが、そうでもなかったです。「国際交流」というと、とても華やかなイメージがあると思うのですが、実際には地道な仕事の上に成り立っているのだな、と感じました。
司会:そうですね。海外の事務所ではたしかに色々な舞台公演をやったり、展覧会をやったり、おそらく皆さんが思い描くような事業の現場がありますが、特に加藤さんがおられる総務課などは、いわゆる縁の下の力持ちのような存在ですよね。
奥村:私は女性が多い職場で驚きました。今インターンをしている情報センターは、部長さんも次長さんも女性です。きっと女性にとっても働きやすい職場なのではないかな、と思いました。
加藤:そういえば、このインターン座談会でも“黒一点”ですね(笑
小林:私も女性が多いことに驚きました。インターンをする前は、官僚的、公務員的な…「県庁の星」(!)みたいなイメージがあったのですが、実際は違いました。私が今いるのは日米センターというところなのですが、皆さんがすごくフランクに誘ってくださったりして、嬉しいです。他の企業でインターンしている友人に、事前に様子を聞いてみたら、「自分から主張しないととダメ」とか「社員の人とあまり交流ないよ」とか聞いていたけれど、そんなことはありませんでした。また、同行させていただいたレセプションでは、皆さん基本的に英語がペラペラで、やっぱり英語はマストだな、と感じました。
司会:インターン期間中に職員によるいくつかのレクチャーに参加いただいていますよね。特に面白かった話や印象に残っていることはありますか?
加藤:事業開発戦略室の富岡室長のお話が面白かったです。日本人としての心配りや気づかいについて話してくださいました。「国際交流」というと、なにかすごく大きなヴィジョンのように響きますが、実際にはそのような基礎的な部分、あるいは自分の中にあるものが大事だということに気づかされました。
奥村:外に出て初めてわかる日本、ってあると思います。例えば、外国のファーストフード店に行ったら、無愛想な大きなおばさんの店員にムスッとした応対をされたことがあります。それに比べると、日本のサービス精神は素晴らしいですよね。世界に誇れる、発信できるものだと感じます。
レクチャーの中では、CSRの話が印象に残りました。ジャパンファウンデーションと企業が連携していることを知ることができました。
中川:私はレクチャーも難しくて内容を理解するのでいっぱいだったのですが、自分では入り込むのに難しい分野に入るきっかけを与えていただいたように思います。もっと新聞を読めば理解できるようになるんじゃないか、と感じたり・・・新しい世界が開けた気がします。
中村:日米センター事務局長の小川さんの話が興味深かったです。私は、大学での課外活動として、留学生とのイベントやお祭りを企画しています。これまで考えていた国際交流は、たとえば留学生と「一緒に踊らない?」とか「桜を見に行こう!」というサークルレベル、個人レベルのものだったのですが、インターンをしてみて、政策として、あるいは国レベルでの国際交流に気づかされました。日米関係に関する会議に連れて行っていただいたときも、通常では会えないような方々が沢山いらっしゃっていました。
司会:中村さんが携わっているような、「草の根」レベルの交流もとてもとても大切ですが、ジャパンファウンデーションという組織だからこそ、できることもたくさんありますね。また、個人レベルではお話することなどできないような各界のトップレベルの方たちの出会いは、職員にとっても非常に刺激的です。
さて、実は最後に、ブログチームから皆さんに、ぜひ聞いてみたい質問があるんです。・・・あ、怖がらず、気軽に応えて下さいね。
「JFを色にたとえるとしたら何色でしょうか??」
中川:はじめはロゴマークに使われている紫が浮かびましたが・・・でも色に染まらないような気がします。パレット的な感じ。
中村:私もはじめに紫を考えました。次に青かなと思ったんです。青は空や海の色で、世界とつながっているものだから。それか虹色かな、一色だったら緑かもしれません。あたたかいイメージがあるんです。緑は森や木の色で、自然はすごく安心するものです。森は昔から神様が宿っている場所だったり、人が集まってくるような場所だったりしますよね。だから緑かな。
加藤:私も暖色系だなと思いました。オレンジとか黄色とか・・・。北海道の花畑みたいなイメージです。もしくは花束かもしれません。花には束ねられた根、つまり基礎になる土台がありますよね。それがあって初めて、色とりどりの国際交流が花開く、そんな感じです。
小林:私も寒色系ではないと思います。白でもなく・・・シャボン玉みたいなイメージでしょうか。
司会:なんだか、すごくイマジネーションにあふれる回答ですね!お答えから、インターンの皆さんが、短い間にも関わらず、それぞれ違った刺激を受けている様子が伝わってきました。
人と人との触れ合いあっての国際交流ですから、ジャパンファウンデーションも、インターンの皆さんが感じたような色とりどりのイメージ、温かいイメージを発展させていけたらと思います!
さて、次回は第3弾。いよいよインターン特集も大詰めですので、お楽しみに!
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