Wednesday, October 10, 2007

 日系アメリカ人の方々から見た「変わりゆく日本のイメージ」とは・・・






みなさんこんにちは!


先日は、アジア4ヵ国の演出家による共同演劇をご案内しましたが、今日はオレペコも大注目のシンポジウムのご案内です♪そのシンポジウムとは、ずばり、





変わりゆく日本のイメージ?-米メディア界で活躍する日系人の見方- ('-'*)チュウモク!





なぜこれが注目かというと、



最近、映画『TOKKO』や『ミリキタニの猫』で、日系人映画監督や日系人の生き方そのものが以前にも増して注目を集めている

パネリストには、これまた最近話題となった『硫黄島からの手紙』の脚本家であるアイリス・ヤマシタさん*1や元CNNニュース・アンカーのサチ・コトさん、それから、元CNNニュース特派員で現在ロサンゼルスKTLAテレビのニュース・アンカーとして活躍するフランク・バックレーさん・・・と、メディア界で大活躍している日系アメリカ人3名が集結!



さらに、基調講演でお話くださるダニエル・イノウエ上院議員は、第二次世界大戦中に戦闘で右腕を失いながらも数々の勲章を受章し、日系アメリカ人社会の枠を超え、アメリカ陸軍からも英雄として称えられている方です。アメリカで初めて日系人として議員となり(上下両院で議員となったのも日系人では初めて)現在も第一線で活躍していらっしゃる氏が語る「日米関係はどう変わってきたか」と題する講演は、日系アメリカ人の方々の思いを知る上でも必聴(!)です。





このシンポを担当している職員にもチェキポイント(笑)について聞いてみました。


(゜-^*)σ ここ近年、アメリカにおける世論調査で、日本を「信頼できる同盟国」と考える人の割合は高い水準を保っていますし*2、日米関係が良好と考える人の割合も非常に高いんです*3。その理由を考えるとき、テレビや新聞、雑誌などのメディアの影響は見過ごすわけにはいきません。日本の「イメージ」に与える「メディア」の力。そのあたりに注目して聞いていただけるとおもしろいと思います!



ちなみに、具体的にはどのようなお話を聞けるのでしょうか?



(゜-^*)σ たとえばコトさんは、16年にわたるCNN勤務のうちに見た、日本の文化・政治・経済などについての肯定的・否定的な報道振りを紹介します。さらに、現在はコミュニケーション関連のコンサルタント会社を経営する立場から、日本がアメリカでどのようなメディア戦略を展開すべきかについても語っていただきます!


また、バックレーさんは、阪神大震災のライブ中継をはじめ、広島の被爆者の声を紹介する番組制作にかかわるなど、貴重な体験の数々を映像とともに語ってくださいます。


さらに、ヤマシタさんは、日本の正しい姿を映画に投影させるに際しての苦労や、ハリウッドでの日本の捉えられ方について話してくださいます。



なるほど!!!

臨場感たっぷりのお話が聞けそうですね*4





知っているようで、実はよく知らない日系アメリカ人の方たちのこと。

彼らが歩んできた道、背負ってきた歴史・・・ジャパンファウンデーション日米センターでは、日本人の日系アメリカ人コミュニティーに対する理解、また、日系アメリカ人の日本理解を深めるべく、訪日プログラム、シンポジウム、調査・出版事業など、幅広く事業を展開してきました*5。今回は、社会情勢を鋭く切り取るプロであるメディア界の方々のお話ですので、予備知識のない方でも分かりやすく聞いていただけると思います。





実はこの事業、ホームページなどでは昨日(9日)申し込み締め切りとしていたのですが、まだ席に若干余裕がありますので、本日のお申し込みも受け付けさせていただきます。申し込み方法はこちら()の通りですので、奮ってご応募ください!!! イソゲー≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ



◆問合わせ先


国際交流基金日米センター 知的交流課 


「CGP-JANM共催 日米シンポジウム(10/11)係」。


(Tel:03-5562-3542、Fax:03-5562-3504  )






*1:皆さんご存知のように、『硫黄島からの手紙』はアメリカ側の視点から描いた『父親たちの星条旗』と対になる作品ですが、監督のクリント・イーストウッドとポール・ハギスが、硫黄島の戦いを日本の視点で執筆できる脚本家を探しているときに見出されたのがアイリスさんの脚本なんだそうです。


*2:2007年6月に実施された調査では、一般人の74%、有識者の91%がそのように答えています。


*3:同調査で、一般人の67%、有識者の86%がそのように答えています。


*4:シンポジウムの報告が、日米センターのサイトに掲載されました(11/8)。当日会場に足を運べなかった方々、ぜひどうぞ→


*5:これまでの実績については、こちら。シンポジウムの報告もあります。また、2006年7月にロサンゼルスで実施されたシンポジウム「日米関係の新しい展望:ポップ・カルチャー、メディアおよびスポーツ分野で」の様子は動画でご覧いただけます。こちらからどうぞ





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