Thursday, October 26, 2006

TBに対するお礼、1件目。



M:みなさんこんにちは、マツオカです。


お久しぶり、でもないですね。


メインエンジンとしての担当は代わりましたが、普通に書き手としてはこれからも登場させてもらいますんで。





N:



べ、べつにあんたのために戻ってきたってわけじゃないんだからねっ!


なんでブログを見に来てんのよ?びっくりしちゃったじゃない。


もー、勘違いしないでよっ。嬉しくなんてないったら、バカ!


・・・でも、ありがとね・・・。



と、まあ相変わらずのアホっぷりを曝す中島です(´-ω-`)





しろ:わたしはブログチーム内で唯一の四足歩行動物として、これからもちょっと変わった視点で、登場しつづけます。JFを多角的にみるということですね。


N島くんと、日本語のトーンの差があるのも、特徴かも。「エリンが挑戦!にほんごできます」に採用されるのは、明らかに、しろうさぎ的な落ち着いた日本語ですね・・・!





N:いやいや、いくら三流とはいえ歌人もやってるし、なおかつ・・・




しろ:日本語といえば、*1松岡くんが、わたしにブログへの投稿を頼むときに「お書き込みお願いします」という妙に丁寧な言葉を使ってましたが、この「お書き込み」は、新しい定義によると、「美化語」になるんですよね。最近尊敬語・謙譲語・丁寧語という3分類が5分類に新しくされたので。(関係ない話をつい語ってしまった・・。でも、この「美化語」についてもしばらくブログで語れそうな話題ですね)





M:さすが白うさぎさん。相変わらず旬な話題に敏感ですね!!そうえいばアフィリエイトなるものを知った時も、すぐ実行してましたし。





さて、まず始めにdzd12061さん(id:dzd12061:20060818)です。


こちらこそ



気がつけば恐ろしいほどの時間が過ぎ去ってしまった。



でした(苦笑・・・)。


色々と内部事情でばたついてまして申し訳ございません。





経緯を知らない方もいらっしゃるかと思いますので、軽く復習です。


半年ほど前にジャパンファウンデーションが出版した『アート戦略都市 EU・日本のクリエイティブシティ』という本がありまして、その発売記念でプレゼント企画をやったんです。


その際応募してきてくださったのがdzd12061さんでした(こちら)。


Web2.0という言葉が出てきた頃(?)でもあり、それにかけてArt2.0論を展開してくださいました。その完結版として今回さらにトラックバックを頂いたんです。


どうもありがとうございます!!






(略)・・・2.0って実は、むしろこれは公共事業的である、ような気がしてならない。再帰的な表現をすると、2.0とはつまり公共事業2.0である。


つまり、公共事業は本来制度のもとに集められた税金を元に行われる。一方で、web2.0の世界では、個人が自らの意志で自分の労働力を使った結果としてのアウトプットが集積される。結果としていずれもより多くの人が便利になるという結果につながる。ボランティアベースのデジタルワールド公共事業といってもいいと思う。OpenSourceだとかCreativeCommonsだとか。これは、なんとも逆説的な現象で、個人がより自由に振る舞おうとした結果逆に、公共事業的なものにたどり着くというのは、なんだか、逆リヴァイアサンでもある。ただ、確かに、Googleの言葉でこういうものがあった。・・・(略)


Rogi073.Diary

個々人の持っているもの(知恵とか労力とか資産とか・・・)をみんなが少しずつ出し合えば、つもり積もって大きな力や価値を生み出す、そんな発想は確かにアートの分野でも生きますね。


仕事をやっていても思うのですが、特定の団体が1つの事業に対して大きなお金を出したり、何らかの協力をしたりというのは、なかなか難しくなってきている気がします(もちろんそれを実現している場合もありますが)。


そんな時、考え方として有効な気がします。他方それを具体的にどう実行していくのかというのは、まさに僕たちが考えなければいけないことでもあると思います。





しろ:しろうさぎは、10/13-15に千葉県木更津であった、日本国際政治学会を傍聴してきたのですが(これも仕事です。JFの広報もしてきました。)、中国とインドについての分科会で、似たような議論がされていました。


特に「中国とインターネットガバナンス」の話題で、インターネットの特徴として「個人からの発信」「中央の不在」「コントロールし切れない」「非政府的(オーソリティ=権威の欠如)」などがあげられ、これらは、政治学用語でいう「大きな政府」を伝統的に保っている中国では、受け入れられ難い、と思われがちだが、実は周知のとおり、中国でも個人の力でネットが急成長している、というのです。


更にアメリカでは(最近の日経新聞で読んだのですが)、既存の権威ある新聞の社説よりも、誰が書いているかわからないブログのほうが、選挙に大きな影響を与えるようになっており、既存メディアの論客たちはこれを危険視しているそうです。しかし、今ある程度の権力を持つに至っている既存メディアも、黎明期には、「新興メディア」だったわけなので、新旧交替の時代で不安があるだけなのかな、とも思いますが。


いずれにせよ、ネット社会の今後は、まだまだ非常に興味深いですよね。


そのネットに関わって、こうして皆さんと意見交換できるブログって、ほんとにおもしろい☆とおもいます。




N:CGMとかMashUpとか、web2.0を理解する上で重要なキータームがあるけれど、実は国際政治や地域経済、もしかすると国際文化交流も、規模は違っても「○○2.0」的なものになりつつあるのかもしれませんね*2

というわけで、次回はもう一つのトラックバックを下さったARGさんへお返事したいと思います。みんなで見たら、絶好調!!(続く)*3




*1:N:完無視ですか!Σ(゚Д゚)うさぎに負けた人間ってどうよ?・・・;y=ー(゚д゚)・∵. ターン
ちなみに先日、「エリンが挑戦!にほんごできます」の撮影にエキストラとして参加させていただきました!たった1回だけですが、或る回の放送でちらりと映ります。フフフ(゚ー゚*)


*2:N:こういうものを「相似的」とか「フラクタル」とか「ホロン」とか「複雑系」とか「マトリョーシカ的」とか「入れ子状の」とか、色々と表現できると思うけれど


*3:N:実はつい先程、ARGの岡本さんと新旧ブログチームとでランチをご一緒してきました!
f:id:japanfoundation:20061026125138j:image:w100
(↑岡本さんの前に食事が運ばれてくるの図)ここでの様子も次回の記事で触れたいと思います~。





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