Friday, October 13, 2006

◎インターン生特集◎その12 馬歓歓(マファンファン)さんの場合



こんにちは。オレペコです。


8月から続けてきましたインターン生の声特集もいよいよ最終回です。


今回は、中国からの留学生、馬歓歓(マファンファン)さんの声をお届けします!


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ニーハオ!この度、国際交流基金人事課で研修をさせて頂いた、学習院女子大学で国際文化交流を専攻をしている馬歓歓(マファンファン)です。





How time flies! 三週間はまたたく間に、あっという間に過ぎてしまいましたが 充実した毎日であり、記憶に残る思い出ばかりです。初めてのインターンシップ、しかも母国以外、日本での初めてのインターシップは私にとって、ほぼ全部が新鮮で且つ有益だったと言っても過言ではありません。


 

 私は研修の最初から、基金で行われる様々なレクチャーやイベントに参加して、様々な知識をスポンジのように吸収しようと懸命に努めていました。例えば、帰国ボラティアの方の報告*1では、彼らの派遣されていた日本語教育全般の概況のほか、それらの国の生活習慣から人々の考え方まで、詳しく解説してくださったので、まるで実際にその国に行ったように、いろいろ分かるようになります。また、それら素晴らしいボランティアの方々との会話の中で、実際の経験を聞くことができたのは、自分自身にとっても、とても良い刺激であり、勉強になる部分が極めて大きかったです。





また、特に印象に残った話は小川課長のレクチャーでした。国際交流基金の組織に関するお話、また小川さんご自身の観点を用いた現在の国際情勢の分析に、考えさせられました。





私が所属させて頂いている人事課は、とてもアットホームな感じがして、素敵な方々が沢山いらっしゃいます。私がさせて頂いた主な仕事は、Excelを使ったイベント情報の補充・本棚にある執務用参考図書を確認とパソコンに打ち込み・支出負担行為書の作成及びファイリング・職員方々の給料明細書の分類・名刺のFAX及びコピーなどです。人事課の方々はこの仕事が初めてで慣れない私を親切に教えてくださいました。




人事課では直接に国際文化交流に触れる機会が少ないかもしれませんが、このように日々地味と思われる仕事こそ、陰から国際交流基金を支える重要な役割を果たしているなぁとしみじみ思います。*2





更に、最後の三日間では、何人かのスタッフの方にインタビューをさせて頂きました。急なお願いにも関わらず、基金の方々は暖かく対応してくださりました。中でも、雨宮部長にインタビューをさせて頂いた際、ご多忙にも関わらず、とても親切に分かりやすく教えて頂いたので、感銘を受けております。




とにかく、国際交流基金にいる時間が長くなれば長くなる程、基金に魅せられ、私は基金でのインターンシップを体験させていただいたことに誇りを持っています。帰国後、中国の人々にこの旨を伝えたいです*3。あるコマーシャルの言葉を借りて、「I am loving it !」 とも言えます。





最後に、この場を借りて、基金でお世話になった方々に心より厚くお礼を申し上げたいです。人事課の皆様、どうもありがとうございました!貴重な体験をさせて頂いた上、大変勉強になりました。また、きっと留学生活の中にも、けっして忘れられない思い出になるに違いないです。









さて、最後になりましたが、今回も近々行われる基金関連事業のご案内です。


■「難民問題」「熱帯林の減少問題」「途上国での人材育成」・・・地球規模の問題を、最先端の現場でご活躍されてきた方のお話を聞きながら考えてみませんか?

→YOKE国際カレッジ TERRA-KOYでは、10月15日(日)より、青少年のための「地球市民講座」を実施します。基金はこの事業を「助成」という形で支援しています*4





*1:ジャパンファウンデーションでは、さまざまな分野でボランティア活動に参加してくださる方を募集しています。さらに、その方たちの貴重なご経験をぜひ興味のある方に共有していただきたいという思いで、帰国報告会なども実施しています。報告会に参加できなかった!という方もご安心を!レポートや報告書はこちらからご覧いただけます!


*2:「国際交流」というと、なんとなく華々しい世界を想像することが多いですよね。そんな中、本当に地道な業務を経験された上に、”この地味な作業こそが重要な役割を果たしている”と感じてくださったのはとてもうれしいです!そうなんです、私たちは文化交流の最前線で自分が”プレーヤー”として活動するというよりは、むしろ、みなさんをつなぐ”場”を提供したり、交流がより大きな効果をうむためのお手伝いをする”コーディネーター”なのです!


*3:ありがとうございます!これもまた交流の一形態ですよね。We are loving you!!!


*4:基金では毎年、各団体からさまざまな国際交流事業を公募し、厳正なる審査を経て選ばれた事業を「助成」という形で支援しています。こうした事業は、HPのイベントカレンダーなどには紹介されていない場合が多いのですが、面白い事業が多いので、今後もどんどんご紹介していきますね!





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