ごぶさたしています、2カ月に1回登場する麦谷です。
偶数月の1日と言えば、ジャパンファウンデーションが出している雑誌『遠近』(をちこち)の発行日です。
今号は、「日中交流の歴史を歩む人たち」と題して、日本と中国の交流で活躍した人物を追いました。目次はこちらです。
トップを飾るのは、テレビ朝日系「報道ステーション」コメンテーターでもおなじみの朝日新聞編集委員、加藤千洋さんのエッセイです。その他にも、さまざまな方にご寄稿いただきましたが、今回は、『遠近』を30倍*1楽しむために、記事や執筆くださった方に関連した読書&WEB案内をお届けします。
まずは特集「日中交流の歴史を歩む人たち」に関連するものからご紹介します。
◆加藤千洋さんのエッセイで紹介された名訳
『余秋雨の文化苦旅―古代から現代の中国を思考する』余 秋雨(著)、楊 晶(翻訳)
◆興梠一郎先生お勧め! 石橋湛山入門
『石橋湛山-リベラリストの真髄』 増田 弘(著)
◆林出賢次郎についてもっと知りたい方に-中田整一先生近著
『満州国皇帝の秘録―ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎』
◆王衆一さんが編集長を務める『人民中国』『人民中国』2005年6月号には、加藤千洋さんが紹介した『パイプのけむり』の中国語翻訳を終えての楊晶さんのエッセイも掲載されています。
◆内藤湖南についてさらに詳しく連載中(粕谷一希先生)季刊東北学 東北文化研究センター(編)
◆天津市視覚障害者日本語訓練学校についての詳しいレポート
『日本語教育通信』第51号(2005年1月発行)夢のお手伝い 視覚障害者と健常者が共に学ぶ天津市視覚障害者日本語訓練学校
◆北京日本学研究センターへのジャパンファウンデーションの取り組み対中国特別事業 北京日本学研究センター
その他、今号執筆者の近著です。
王 敏 先生『中国人の愛国心 日本人とは違う5つの思考回路』
沙 柚 先生『憤青 中国の若者たちの本音』
執筆くださった方々も皆さん、「日中交流の歴史を歩む人」でらっしゃることがよく分かると思います。是非、より深く『遠近』をお楽しみください。
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