Wednesday, February 2, 2011

UNIT ASIA帰国公演レポート♪




2月になりました。


東京では、2週間後に控えたバレンタインに向けて、街中がにわかに色めき立っています。


最近は、チョコレートビールや、チョコラーメンなんていうのもあるとか。


バレンタイン商戦、恐るべしです。


It's already February!


Tokyo is filled up with St. Valentine's Day marketing goods.


雪につっぷした写真が衝撃的だったAny、子ども絵画コンクールの応募作品、とっても可愛いですね!


夢が広がる絵ばかりで、3月の結果発表が今から待ち遠しいです。


Any, the children's drawing contest sounds fun! All works are adorable.


I look forward to the result presentation in March.





さて、先週、“UNIT ASIA” 中東・インド巡回公演 2010帰国公演に行ってまいりました。


今回はそのレポートです。


Last week, I went to a live concert of UNIT ASIA.



UNIT ASIAとは?


日本、タイ、マレーシアの5人のミュージシャンにより結成された多国籍ジャズユニット。


「現在進行形のアジアのジャズ」をテーマに、ジャズ、フュージョン、ポップス、民族音楽など、


多彩な音楽で世界中の観客を魅了しています。


2008年に国際交流基金が主催した東南アジアツアーを契機に結成され、


これまでシンガポール、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、タイ、


エジプト、トルコ、インドで公演を重ねてきました。


UNIT ASIA is a multinational unit with members from three nationalities:


Thailand, Malaysia, and Japan. The musical genres vary from jazz,


fusion, pops, traditional music and more.


Formed in 2008 at an opportunity of southeast Asia tour held by


the Japan Foundation, UNIT ASIA have been performing in


Singapore, the Philippines, Brunei, Malaysia, Thailand,


Egypt, Turkey, and India.








今回私が参加したのは、帰国公演の幕開けとなる東京公演2日目。


迫力のある音楽に、オープニングからぐいぐい引き込まれてしまいました。


5人それぞれの卓越した演奏が折り重なって、


時に激しく、時に穏やかなハーモニーが広がります。


The powerful performance of the five distinguished musicians was


so compelling you could almost feel yourself being drawn into the stage.


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Photo by Hiro Ito


この日は、カイロ公演で共演したエジプトのオリエンタル・ジャズバンド


“EFTEKASAT”から3名が特別ゲストとして参加し、


アジアと中東の音楽の融合が実現。


とびきり熱いステージとなりました。


This day, the three members from the Egyptian oriental jazz band "EFTEKASAT"


joined in together with UNIT ASIA. They paired together on stage in Cairo.


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EFTEKASATのリーダーであり、カイロジャズフェスティバルのディレクターとしてエジプトのジャズシーンを牽引しているAmro Salahさん


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左から、三好さん、Layth Solimanさん(ゲスト)、コー・ミスターサックスマン(メンバーいわくコー太郎)さん


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ゲストのHany Badairさん


Photo by Hiro Ito


個人的に特に印象的だったのが、「Hot Curry, Summer Dish」という曲。


軽快なメロディと、めまぐるしく変わるテンポが耳に心地よいナンバーなのですが、


面白いのが曲名の由来


ある日本語がもとになっているのですが、それが何か分かりますか?


実際の曲(エジプト公演時の映像です)をお聞きになりながら、考えてみてください。





One of the most memorable songs was a song called "Hot Curry, Summer Dish".


The title of this song was derived from a Japanese phrase.


Can you guess what it is?


Here's the live performance of the song.



D





ヒント:何度か口に出してみるとひらめくかも??








ホットカレーサマーディッシュ・・・


ホットカレーサマディシュ・・・


ホトカレサマデシ・・・





そう、答えは、「お疲れ様です」でした!(って、分かりましたか?)


ライブ終了後に日本人スタッフがしょっちゅう口にする挨拶が、


ピアノのTayさんの耳にはこのように聞こえたそうで、


それを面白く思ったギターの三好さんが、曲名に採用したのだとか。


(そんなTayさんへのインタビュー記事はこちら


The answer is "Otsukare sama desu", a casual greeting that could be


translated as something like "Good work!"


Mr. Tay Cher Siang (piano) thought the phrase sounds like


"Hot Summer, Curry Dish" in English.


Mr. Isao Miyoshi (Guitar) found this story funny,


and adopted it as a title to the song he had just composed.








そんな楽しい裏話MCも挟んだ2時間半のライブは、


大盛況のまま、あっという間にアンコールを迎え・・・





すっかりファンになってしまい、終了後のサイン会に参加したところ、


ライブを終えたUnit AsiaおよびEFTEKASATの皆様が


観客一人一人に話しかけ、握手をしてくださいました。


CDは宝物です。


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今回の帰国公演は、本日2月2日(水)の大分公演で終幕とのこと。


エジプトのミュージシャンたちとの出会いが


UNIT ASIAの音楽をさらにスケールアップさせたように、


新しい出会いが私たちにもたらす感動を


ぜひ多くの人に味わっていただきたいと思います。





音と音、人と人、いくつもの出会いの結晶を目の当たりにして、


互いを尊重しながら、調和し、歩み寄る、


国際交流の原点を再確認する一夜となりました。


Just like how the encounter of UNIT ASIA and "EFTEKASAT" has


broaden out their music, new encounters may bring us


unexpected emotions and inspirations.


Hopefully this live concert would be one such experience.


では、ローマのNunziaにバトンをつなぎます☆


Next is Nunzia!





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