潮風です。今日は短く、でもとっても魅力的なお知らせです。ヾ(=^▽^=)ノ
これまで、このブログでもいろいろな基金の日本語教育事業を紹介してきていますが*1、意外にもあまりちゃんとお話したことがないのが、基金の日本語教育専門家の派遣事業。基金では、海外における日本語教育への取り組みとして、世界各地の中核的な日本語教育機関に日本語教育の人材を派遣しています。その数、なんと2006年度で117ポスト。
この派遣している人材は、その経験、年齢、資格などによって「日本語教育専門家」「ジュニア専門家」「マラヤ大学予備教育課程(AAJ)派遣日本語教育専門家」「日本語教育指導助手」という区分に分けられています。日本語教育専門家、ジュニア専門家は各国の日本語教育の現地化、自立化を促進することを目的に、教室での日本語教授、カリキュラム・教材作成に対する助言、現地教師の育成、教師間ネットワーク構築支援等を行っています。マラヤ大学予備教育課程(AAJ)派遣日本語教育専門家は、マレーシア政府がマラヤ大学に設置したマラヤ大学予備教育課程にて、高校修了生を対象に、日本の大学進学に必要な日本語能力を2年間で集中的に養成することを目的に、日本語授業担当、教材作成、カリキュラム作成、現地教師の育成を行っています。*2また、指導助手はこの日本語教育専門家の指導・支援を受けながら、海外の日本語教育機関で日本語を教えています。いわば、世界の日本語教育の最前線で活躍する人々なのです☆*3
そこで!今年、平成20(2008)年度に海外に派遣するこの日本語教育専門家、ジュニア専門家、AAJ日本語教育専門家、そして日本語教育指導助手を国際交流基金では公募します。そして中でも、専門家/ジュニア専門家を目指している方に対しては、専門家/ジュニア専門家の具体的な仕事の内容や求められる能力について担当課から直接説明するとともに、それぞれの仕事の魅力について経験者の話がきける、説明会を開催いたします。
が、これがなんと東京は明日3日(金) 、関西は6日(月)!! お知らせ遅くてゴメンナサイ(>人<)
参加には事前連絡が必要ですので、今日これを見て、ビビっときた方、すぐに連絡をっ。ヾ(゚▽゚ o)≡≡=イソゲー!!
<東京会場>
日時 平成19(2007)年8月3日 金曜日 15時から(約2時間の予定です)
場所 ジャパンファウンデーション 国際会議場 アーク森ビル20F
<関西会場>日時 平成19(2007)年8月6日 月曜日 13時30分から(約2時間の予定です)
場所 ジャパンファウンデーション 関西国際センター
<内容> ※会場によって発表者は異なります
1. 国際交流基金の日本語教育専門家派遣事業について~専門家/ジュニア専門家に求められるもの~
2. 日本語教育専門家/ジュニア専門家の業務の実際
3. 質疑応答
<連絡先>
日本語事業部 派遣・助成課
Tel:03-5562-3524 Fax:03-5562-3498
Email:haken_joseika@jpf.go.jp
詳細はコチラ⇒http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/news/0707/07-01.html
ってその前に、順番が逆ですが、それぞれの専門家の詳しい応募方法・条件などについては、下の要綱をよくチェックしてきてくださいね。ご応募、お待ちしていまーす☆
平成20(2008)年度海外派遣
日本語教育専門家・ジュニア専門家・マラヤ大学予備教育課程(AAJ)派遣日本語教育専門家 公募のお知らせ
*1:ケアナビ、弁論大会、日本語能力試験・・・などなど。一覧はコチラ
*2:以前このブログでインタビュー記事を紹介した、マレーシアのクアラルンプール事務所職員のハフィズさんもこのAAJを修了した生徒なんですよ!こうやって、将来マレーシアと日本の架け橋となる人材を育ててるんですねー。
*3:この日本語教育専門家やジュニア専門家の派遣先での活動や、その国の日本語教育事業については、帰国した専門家による報告会や「世界の日本語教育の現場から」というサイトを通じて紹介しています。また指導助手の活動報告(2005年度版)もあるので、ぜひご覧ください!
No comments:
Post a Comment