こんにちは!mioです。
外は小春日和のいいお天気ですね。
さて今月の半ば、「中学高校教員交流(招へい)事業」の協力要員として、インドネシアから来日した中・高教員の研修をお手伝いしてきました。
もちろんブログチームとしては、ばんばん写真とネタを集めてきました!!今日はそのご紹介です。
今回の事業は中学高校の教員を日本にお招きし、国内の教育関係機関などを訪問して、日本文化への理解を深めつつ、先生たちのネットワークを作ってもらおうという事業*1で、ジャパンファウンデーション設立翌年、1973年以来、36年間続いている事業です。これまで、7800名以上の先生たちが日本の教育現場を視察しています!
アメリカや東南アジアなどさまざまな国籍の先生方がやってくるのですが、私がご一緒した今回は全員インドネシアの先生です。インドネシア国家教育省との共同事業として開催されるようになってから今回で3回目。
12日間の日本滞在の間、学校や教育施設の見学*2、日本の教育制度や日-インドネシア交流史のレクチャーなど、教育の現場も理論も学んだ後、日本の家庭で一泊のホームステイも体験します。私は今回、大阪、神戸での視察のうちいくつかにご一緒させていただきました。
先生、Selamat datang! (ようこそ!)
(大阪市教育委員会への訪問後、大阪市庁舎の前で)
実はこの先生方、インドネシアの各州(日本で言うと県)でteacher of the yearを受賞した、最も優秀な先生方で、先生の先生(指導者のためのトレーニング)をすることも多いんだそうです。皆さんこんなに明るくて気さくですが、実は校長先生も結構居ます。ちなみにピースサインは日本人のマネみたいです。
まず、国際交流基金の関西国際センターを見学。
図書館見学
教材としても、興味深々?
関西国際センターでは、
施設見学の後にホームステイに備えてサバイバル日本語講座を受講しました。
学校訪問の前には、神戸にある「人と防災未来センター」と大阪にある「舞洲工場」へ視察に行き、震災後の復興に関する取り組みや、高度なごみ処理技術について学びました。どちらも修学旅行生に遭遇して、教育現場にも活かされている様子もしっかりチェック。
舞洲工場で、ごみの焼却熱によって発電をする仕組みを学ぶ様子
第2段では、いよいよ学校現場の見学の模様をお届けします!!
その前に、閑話休題・・・
一週間の随行の間に、インドネシア語もいろいろ教えてもらいました。
貿易の言葉として発達したインドネシア語。文法はシンプルで、響きはかわいいんです。
たとえば
「先生」は guru(グル)ですが、
これが複数形になると 「グルグル」!
本=Buku、
本がたくさん=Buku-buku
学費はどのくらい払うんですか?の質問には、「チュマチュマ(無料です)」
イルカは ルンバルンバ
羊は ビリビリ
亀は クラクラ
じゃあ、「キラキラ」は何でしょう?!
答え:大体
ほとんど無料ですよ、は キラキラチュマチュマ って言うんでしょうか。
先生たちも滞在中に日本語を頑張って勉強していました。
たとえば・・・関西国際センターでのサバイバル日本語講座でのひとコマ。
イスラム文化圏の先生方ですから、豚など食べられないものもあります。
最も簡単に覚えられる表現で、かつ丁寧にお断りをしなければならないとしたら、なんていいますか?
サバイバル日本語講座によると、最短かつ丁寧な断り方は…
「BUTA WA CHOTTO(豚はちょっと…)」
なんかかわいいけど、確かに短くて意味はわかる!
さすがサバイバル日本語講座です。
次回、先生たち、とうとう学校へ!
お楽しみに!
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