Tuesday, February 10, 2009

世界の記念日 2月 ~♥♡日中韓のバレンタイン事情♥♡~






みなさま、こんにちは。蟹江です。


1月は各国の成人の日について、特集しましたが、2月はバレンタイン・デーについてお届けします。*♡





バレンタイン・デーの2月14日、日本では女性から男性にチョコレートを送りますよね。


そもそもバレンタイン・デーはイタリアのローマが発祥だそうですが、


日本でこういう風にお祝いするようになったのは、1950年から1960年ぐらいからだそうです。

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さて、今回は同じ東アジアの韓国と中国のバレンタイン事情についてお届けします!








まずは、ソウル文化センターから。*♡。*♡。*♡



韓国でも2月14日にバレンタインデー、3月14日にホワイトデーがあるのは


日本と同じですが、もう一つ4月14日にブラックデーというのがあるんです。


これは2月にも3月にも縁のなかった人が、男は男同士、女は女同士で、韓国


の子どもたちが大好きな国民的料理「ジャージャー麺」を食べるというもの。


ジャージャー麺には黒いアンがかかっており、これがブラックデーの由来と


なっています。


【ジャージャー麺ができるまで】


左(アン)、右(麺)


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アンをかけて、まぜると


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出来上がり!!


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あと、11月11日には「ペペロデー」なるものがあり、カップルでペペロ(日本


で言うポッキー)を食べるというもの。ポッキーも同じですが、ペペロの


形が1を並べたような感じなので、11月11日をペペロデーにしたんですね。


この日にはペペロの箱でハートマークを形作るカップルがいたりして、街は


ペペロで一杯になります。


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まあ、バレンタインデー同様、チョコレート会社の戦略らしいですが。


日本の「土用の丑」も元は鰻屋のアイデアから始まったものと言われていますよね。



ジャージャー麺美味しそうですね~


ペペロの箱の数を数えると・・・なんと10個! すごい!!


さて、その更にお隣の国、中国ではどんな風にお祝いするのでしょうか・・・?





北京日本文化センターにお聞きしてみました!。*♡。*♡。*♡



中国は広いので、地方によって違うかもしれませんが、北京や上海といった大都市では、


バレンタインデー(中国語で「情人節」)は恋人同士のお祝いの日として定着しつつあるようです。


日本と違い、男性が女性にバラの花やチョコレート等を贈り、レストランで食事するなどします。


男性が送るバラの花は、色によって花言葉が異なるだけでなく、本数によっても色々な意味があるようです。


例えば、11輪であれば「一」と掛けて【一心一意=一途な思い】とか


【一生一世只愛你一个=一生この世であなただけ愛す】となっています


、99輪であれば「九」と「久」の発音が同じであることから【天長地久=天地のように永久に変わらない=変わらぬ思い】といった具合です。


バレンタインの時期、日本の母の日のカーネーションの如く、バラの値段は急激に高騰します。


ちなみに、旧暦の7月7日の「七夕」(もしくは「中国情人節」)も、最近はバレンタインデート同じく恋人同士がお祝いする日として流行してきているようです。


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スーパーの果物コーナーにはバレンタインのプレゼント用にかわいらしく包装されたりんごが…。


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バレンタイン好適品が並べられた棚。チョコレートやペアのマグカップなど色々あります。ピンク色の紙には、バラの花言葉が説明されています。





バラの色による花言葉と、本数による花言葉の紹介。


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なぜか、2枚目には「日本では黄色いバラの花は別れる際の代表的な贈り物」という記述が…どこかのサイトからの引用でしょうか?f:id:japanfoundation:20090209133854j:image


3枚目一番最後、「贈るバラの本数が多ければ多いほど相手に対する思いが深いことを表しているとは言えません。男性は自分の経済力に見合った数のバラを送りましょう。女性にとっては一輪でも十何輪でも何十輪でも百輪でも意味は同じ。重要なのはあなたの誠意です!」とのこと…。


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日中韓、それぞれのバレンタイン事情、やはり大切なのは、誠意でしょうか・・・。


みなさまも、素敵なバレンタインをお過ごしください♥♡






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