こんにちは、潮風です。先日ここでも告知した「第48回外国人による日本語弁論大会」ですが、当日はななんと予想を大きく上回り800名を越える方々に来場者いただき、大盛況で幕を閉じました。このブログをみてる方で足を運んでくださった方もいるのでしょうか・・・?
゚☆,。・:*:・゚★o(´▽`*)/♪Thanks♪\(*´▽`)o゚★,。・:*:・☆゚
この大会、毎年NHKでも放映されているので「あぁ、見たことがあるかも」って人もいらっしゃるのでは?*1
今年は6月17日(日)22:00-23:30、NHK教育テレビのETV特集を予定しています。
そこで今日は大会模様を一足先にお届け☆
「第48回外国人による日本語弁論大会」はつまりは48年目。第1回は1960年、かなり歴史は古いです。ジャパンファウンデーションが主催団体に加わったのは1996年、第37回大会からで、1998年の第39回大会からは、従来東京で開催していたのを日本各地で開催するようになり、今までいろいろなところで*2開催してきました。
今年は国際交流基金の関西国際センター設立10周年記念として、国際教育振興会、大阪府国際交流財団、泉佐野市との共催のもと、大阪府泉佐野市の泉の森ホールで行われたのです。
関西国際センターは、関西国際空港の対岸、りんくうタウンにあるジャパンファウンデーションの付属施設で、外交官や公務員、研究者などの専門家への日本語教育支援や、海外の日本語学習の継続を奨励するため、各国の成績優秀者、大学生、高校生の研修を行っています。
そこで当日、会場ではこの関西国際センター研修生 による「外国紹介ブース」も作られました。
研修生は朝から自国のブース作りに大忙し。開会前後、休憩時間などにブースに立ち寄る来場者に説明をしました。
(上:準備中 下:開場後)
スリナム、モルディブ、リトアニア…日本人にとってあまりなじみがない国も多くあって、開場とともに結構な賑わいに。研修生にとっては、関西国際センターで勉強している日本語を使う、よい実践の場にもなったようです ('-'*)
さて、ほかにも大会を賑わせていたのが特別公演。こちらはスピーチが終わった後、審査の間に行われました。今年は佐野踊り保存会による「佐野くどき」*3、そして落語家の桂かい枝さんによる高座の二本立て!
「郷土芸能」+「踊り」といくと、ついついお祭りワイワイ盆踊り、ねじりハチマキ大太鼓、を潮風は想像していたのですが、佐野踊りはもっとグンと落ち着いていて、上品で優美な踊りでした。ちょうどスピーチ直後、出場者も審査の前で一呼吸おけたようでした。
(上:佐野くどき 下:桂かい枝氏)
一転して、次の落語ではドッカンドッカン会場がわきました。桂かい枝さんは、英語が堪能で、これまで世界11カ国28都市で200回を超える公演をされている*4とっても国際的な落語家です。当日は、海外公演でのエピソードを交えつつ英語落語を披露してくださり、出場者を含め会場は手をたたいて大笑いでした。
そのかい枝さん、ご自身のブログでも大会の様子を書いてくださっています。
高円宮妃殿下ご出席のもと、泉佐野市の泉の森ホールで行われた『外国人による日本語弁論大会』のゲストに呼ばれ、英語落語を披露して来ました。
出場された外国人の皆さんの日本語は素晴らしかった!
めちゃめちゃ笑わせてもらったり、考えさせられたり、気付かされたり、テーマも内容もしゃべりも十人十色。
素晴らしかった!
1000人の客席は満員。
僕は審査発表までの間、落語をやらせてもらった。
海外公演の裏話、落語のルールなどお話して、英語落語と日本語落語まで披露した。
皆さん、よう笑って下さいました。
<Kaishi’s Blogより>
かい枝さん、楽しい高座をありがとうございました☆
そしてプロの噺家かい枝さんも「素晴らしかった!」と評している出場者のスピーチ、様子はどんなだったのか!?
・・・といくところだと思うのですが、いろいろ紹介していたら長くなってきたので、弁論大会のメインイベントである出場者のスピーチのあたりのエピソード紹介は次回まで引っ張ることにしちゃいましょう。
とりあえず、冒頭でもご紹介したこの弁論大会のTV放映、必見ですので、6月17日(日)22:00-23:30、NHK教育テレビのETV特集をお楽しみにー。(つづく)
*1:潮風もJFに入社する前は一視聴者として知っていました。自分が担当することになったときはびっくり&うれしかったものです。
*2:過去の実績リスト:http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/topics/benron/list.html
*3:「佐野くどき」は泉佐野市無形民族文化財に指定されているそうです。
*4:2006年7月現在、公式HPより。英語落語のHPでは、英語落語と笑いに対する熱い思いが語られていますょ!
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