Friday, December 14, 2007

世界の1万人に1人が応募してます!!



みなさん、こんにちは。潮風です。





ちょっと前の話になってしまいましたが、去る12月2日(日)に2007年度日本語能力試験(JLPT)が実施されました!!


プレスリリースはこちら→http://www.jpf.go.jp/j/about_j/press/dl/0304.pdf





この試験も今年で24回目、なんと今年度の総応募者数は63万人!!世界人口が60数億人と考えると・・・なんと約1万人に1人が申し込みをしていることになるんですね~~。





?そもそも日本語能力試験って何?って方 ↓↓


日本語を母語としない人を対象にしている、日本語能力を測定し認定することを目的として、1年に1回、全世界で同日に実施される試験です。1級~4級まであります。今年度は国内では23都道府県、海外では49カ国・地域の137都市で実施されました。*1


と、いうわけで2日は世界中の日本語学習者・関係者のビックデーだったのですね。その受験の感想を、受験者・教師の方々がそれぞれブログで綴っているので、今日はまとめてご紹介します★*2





まずは実際の受験者、つまりは日本語学習者の方々の声 ↓↓



2007日本語能力試験が終わった。


受かる自信があるかどうかわかんない。


去年は自信がなくても受かった。


今年は自信があるので、受からないという意味か。


来年3月ごろ謎を解いてくれるはずだ。


~ケイホウのせいかつにっき。~より




二回目のJLPT・・・


今年は2級・・・やっぱり難しいでした。


でも、頑張りました。(笑)


日本語、全然知らなかった時には、そんな試験受けられない。


って思ったけど、一所懸命に勉強して、こんな試験も受けるようになったのが一番嬉しいです。


結果は分からないけど・・・(笑)


~守りたいw-inds.(/^0^)/より~




お久しぶりの記事を更新することだね


もう二週間超えたね


この間は日本語能力試験という検定の勉強だった


今日と言うよりもう昨日のことだったね


試験が終わった


だから 自分にお疲れって言いたかった


結果はどうだったか来年の2.3月に知らせるけど


合格できるって自信があるけど


もともとは90割が目指したが


なかなかむずかしいなあ~


今年の聴解と文字語彙はなんか難しかったわ


勉強が足りないもあるし


集中力もちょっと弱かったからね


まあ~もう頑張って終わったからね


一応 お疲れって


~*天使の羽*より~






みなさん、お疲れ様でした。潮風にしてみると、外国語でこんなにブログを書いていること自体、すごいことだと思いますよ!


さぁ、続いて見守っていた教師の方々の声 ↓↓



昨日は日本語能力試験の日。 


私のクラスからは4人が受験した。


午後4時前・・・





先生、試験が もう終わった。


頭が こんなかんじに なった。(携帯の、(>_<)←こんなカンジの絵文字が・・・)


でも75% できたと思います。


みんなより、ありがとう





と言う内容のメールが、会場となった大学の構内で撮った写真と一緒に届いた。


みんな、本当にかわいい!!


これだから、日本語教師を辞められない!!


~Meet the World ~☆より~




私が担当している英語日本語通訳翻訳学科4年生には能力試験の2週間も前から対策授業を実施することができなくて、本当にすまなかったなと思っています。9月の授業開始時から11月半ばまで少しずつ準備をさせていたから、大丈夫だったかな?1年に1度の試験で私の教え子たちも気合を入れて勉強をしていましたので、たくさん合格者が出るといいなと思っているところです。


~クレオパトラ通信より~






ふー。試験結果が届くまで、みなさんドキドキですよね。結果は2月中旬頃に実施機関事務局宛に発送される予定です。どうぞお楽しみに☆そしてこれからも日本語がんばってくださーい!!




*1:海外での実施をジャパンファウンデーションが、現地機関の協力を得て実施しています。国内では(財)日本国際教育支援協会が、台湾では(財)交流協会が実施。


*2:昨年の実施のときにもこのブログで紹介しました。
詳しくはこちら→世界につながる日本語学習者の輪(学生編)
         世界につながる日本語学習者の輪(先生編)





Wednesday, December 12, 2007

 米国NPOの活動事例を、日本のNPO活動に生かす試み:日米センターNPOフェローシッププログラムより~後編~






昨日に引き続き、「米国NPOの知見を地域に紹介するシンポジウム」(12/1@つくば国際会議場)の様子をお届けします!パネリストの方々の報告を受け、参加者それぞれがいろんな思いを抱えて臨んだ午後の分科会、どんな風に展開したのでしょうか?早速どーぞ(^-^*)/


※日記の最後に、これから開かれる同様のシンポジウムのご案内がありますので、そちらのチェックもお忘れなく~~~。





♪♪♪♪♪♪♪♪♪





f:id:japanfoundation:20071201135937j:image:right午後の分科会では、参加者が3つのグループに別れて、自分の所属するNPOの問題点を出し合い、パネリストからそれぞれアドバイスをしていただきました。最後に総括・パネルディスカッションを行い、各分科会での内容を報告し、今後のNPOのあるべき姿について活発な討議を行いました。





ほとんどのNPOが抱えるのは、活動資金をいかにして集めるかという問題です。お金を集めるためにはまず「こうあるべきだ」というミッションを当事者が認識して活動することが大切であるとの意見がありました。また、NPOの場合、顧客には、第一の顧客と第二の顧客があるという意見がでました。





第一の顧客とは、直接の受益者で、第二の顧客とは、やると喜んでくれる人(行政府や地域社会)です。このことを、NPO=民放テレビにたとえて考えると次のような感じです。第一の顧客である「視聴者」はお金を払いませんが、第二の顧客であるスポンサーがいいと思って金を払えば、番組は作れます。しかし、このようにしてできた番組は、必ずしも視聴者のニーズに合っているとは限りません。つまり、NPOも、あまり第二の顧客の方を向いていると、「ミッションがぶれてしまう」ことがあるので、注意が必要だということを確認しました。





f:id:japanfoundation:20071201154723j:image:left当日は、若い方から年配の方まで、幅広い方々が参加しました。分科会やディスカッションでは、パネリストの発表に刺激を受けて、それを各自所属するNPOに当てはめ、自分自身の問題を再認識し、それを解決するツールを見つけたという人が多かったようです。また、普段は異なる分野の個々のNPOで活動している方々が、共通する問題を認識し、それをどう解決していったらよいのか議論し、共有できる:*:・゚☆交流の場:*:・゚☆にもなりました。




黒田かをりさんは、2月2日(土)の福岡でのシンポジウムでも発表します*1。 また、槇ひさ恵さんと井上英之さんは、2月16日(土)の青森でのシンポジウムでも発表します*2。 日本の非営利セクターの第一線で活躍するNPOフェローと直接話すことができる貴重な機会ですので、奮ってご参加ください*3。




最後に、つくばでのシンポジウム開催に当たっては、茨城NPOセンター・コモンズ*4の理事・スタッフ・ボランティアの方々の献身的なご協力を得ることができました。この場を借りて感謝の意を表したいと思います。




*1:福岡のシンポジウムの詳細・お申し込みはこちら


*2:青森でのシンポジウムの詳細・お申し込みはこちら


*3:直接お話できる!ということで言えば、井上さんが主宰するソーシャル・ベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)が、12月16日(日)に東京の新宿で、ネットワーク・ミーティング(NWM)&忘年会を開催されるそうです。日本のソーシャル・ベンチャーの現状を知るまたとない機会になると思いますので、ぜひぜひお運びください。詳細はこちら


*4:昨日の日記でご紹介したCHIMAKOさんは、コモンズの理事をされています。





Tuesday, December 11, 2007

 米国NPOの活動事例を、日本のNPO活動に生かす試み:日米センターNPOフェローシッププログラムより~前編~






みなさんこんにちは、オレペコです!


最近、みるみる日が短くなってきましたね。4時半ごろにはもう真っ暗なので、家路を急ぎたくなる今日この頃です(笑)。





さて、今日は日米センターのNPOフェローシッププログラムの話題です。


以前このブログで、”日本文化を紹介するボランティアを、アメリカの、これまで日本との交流が少なかった地域に派遣するJOIプログラム(=日米草の根交流コーディネーター派遣プログラム)”をご紹介したことがあるんですが、このNPOフェローシップもまた、市民交流、草の根交流を支援するプログラム。





・・・とはいえ。





「草の根」とか「NPO」いう言葉は、最近新聞などでもよく取り上げられるので見たことはあるものの、実際どういった活動をしているのかわからないなあ、という方も少なくないと思います。そこで、 「NPOフェローシップって何?」 、  「実際このプログラムで渡米した人たちはどんなことを学んできたの?」 という疑問にお答えすべく、イベント報告も兼ねた記事を二日間の連載でお送りしますね!NPOで働く皆様、また、NPOの活動に関心がある皆様、アメリカで学んできたフェローと直接、日本のNPOの将来について議論することのできるイベント、題して「米国NPOの知見を地域に紹介するシンポジウム」は今後も3都市をめぐります。以下もご参考に、ぜひぜひご応募くださいませー! ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ






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みなさん、こんにちは。


日米センターでNPOフェローシップ・プログラムを担当している今井です。このプログラムは、






日本のNPOなど非営利セクターで活躍している中堅スタッフにアメリカのNPOで研修を行ってもらい、帰国後、日本のNPOの強化のために、その成果を日本のNPO関係者に還元・共有してもらうことを目的とするプログラム


です。1998年に開始してから、今年まで延べ37名のフェローを派遣してきました*1。




今回、アメリカでの研修成果を日本での活動にどのように生かしていけるのかを共に考えてみよう!ということで、12月1日(土)に茨城県つくば市で、NPOフェローをパネリストにしたシンポジウムを開催しましたので、その様子をお届けしたいと思います*2。




今回のパネリストは、NPO法人ニンジンの槇ひさ恵さん、NPO法人ETIC.の井上英之さん、CSOネットワークの黒田かをりさんの3名で、午前中は、それぞれのアメリカでの研修内容についてご報告いただきました*3。





f:id:japanfoundation:20071210181943j:image:right(゜-^*)σ 槇ひさ恵さんには、ワシントンDCにある、MOSAICAというNPO支援センターでの研修について発表していただきました。MOSAICAは主にコミュニティ・レベルで移民や難民が組織するNPOへのコンサルティング・サービスをしています。例えば新しくNPOの理事になった人を対象に、理事会の役割は何か、どのようにしてコミュニティ・リーダーを集めるべきか、助成金の申請書をどうやって書けば説得力のあるものになるのか、などに関するトレーニングを実施しています。




f:id:japanfoundation:20071210182358j:image:left(゜-^*)σ 黒田かをりさん*4は、ニューヨークにあるSocial Accountability International (SAI)での研修について発表してくださいました。SAIは、1997年に作成された民間の国際労働規格SA8000の認証を通じて、世界のあらゆる職場で働く人の人権の増進に努めている団体です。ちなみに、SA8000が作られた背景としては、1990年代以降、途上国で安いコストで製品を製造するために、児童労働・強制労働が行われ、貧富の格差や環境問題が発生したことがあげられます*5。





(゜-^*)σ 井上英之さんからは、シアトルのSocial Venture Partners(SVP)で学んだ、ソーシャル・ベンチャーのコンセプトをご紹介いただきました。SVPでは、ベンチャー・キャピタル・ビジネスの手法を社会的起業に応用したモデルを作り、NPOに「寄付する」というよりも、「投資する」という考え方をします。また、資金の提供者(パートナー)が、それぞれ自分の持っている専門的スキルを投資先のNPOの経営支援に応用するなど、現場に直接関わって、時間も提供する「スーパーおせっかいファンド」(?)です。パートナーが投資先のNPOに「思いっきりかかわる!(エンゲージメントする)」ことにより、「社会が変わり、パートナー自身も変わる」という「リターン」を目指します。





これらの報告を受け、午後には参加者全員が3つの分科会に分かれ、活発な議論を繰り広げました!


その模様は明日、お知らせしますっ(^▽^)/




*1:過去のフェローリストや研修報告などはこちらで見られます。


*2:茨城NPOセンター・コモンズとの共催で実施しました。当日のプログラム等詳細は、こちら。


*3:CHIMAKOさんが、日米センター(CGP)の紹介も含めて当日の様子を報告してくださっています。詳しく知りたい方は、こちら!CHIMAKOさん、ありがとうございます!!!


*4:黒田かをりさんの活動について、ジャーナリストの吉田鈴香さんがご自身のブログにて詳細に紹介されています。ぜひご一読ください→こちら


*5:現在は64ヶ国で1,373団体がSA8000を取得していて日本でも研修を行っていますよ