Friday, June 29, 2007

24カ国の先生方、ただいま新潟・福井・奈良を満喫中!



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地図帳を開いて、社会科の授業中に空想(妄想?)旅行を繰り広げる


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多くの皆さんにそんな経験、あるのではないでしょうか。


先日、15年前くらいの地球儀を我が家で発見してしばらく楽しんでいた潮風です。




そんなとき、世界中には自分がイメージすら膨らますことできないような、なじみのない国や地域がいっぱいあるなぁと気づいたりしますよね。また、イメージしていたとしても、実際その国の人やその国をよく知っている人に会うと、自分のイメージが偏ったものだったなぁとそのとき思ったりもします。*1まぁそれはきっと世界から見たら日本も同じようなことで、日本人は今でも着物きて髷をゆってると思われている…なんて話も時々ききますね(^▽^;)


そこでやっぱり大事なのが「お互いを知る」ってことで、国際交流基金は国際的な相互理解と友好親善を深めるための事業を多くしているわけです。





って、なんでいきなり今日はこんな話をしているかといいますと、そんな国際交流の基本に立ち返るような、設立以来35年間継続して国際交流基金が行っている事業、「中学校高校教育交流(招へい)事業」のお知らせだからです。




このブログでも2年連続お伝えしている*2 この事業は、海外の中学校・高校の先生方を日本にお招きして、日本の教育や文化などの様子を紹介するとともに、今日の日本の教育事情を学ぶ、というもので、現在第1グループとして*3世界24カ国から71名の中学校・高校の先生方が現在来日中です。先生方は東京・京都・広島の訪問が終わって、今は3チームに分かれて新潟県・福井県・奈良県を訪問中で、実際いろいろな日本を見て・触って・感じて・理解してもらいます。





それぞれの具体的な様子は、また追ってここでも報告したいと思いますが、新潟、福井、奈良の皆さん!!もしそれらしき外国人グループをみかけたら、ぜひぜひ交流をして、より多くの「生きた日本」を先生方に伝えてくださいねーヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ




*1:たとえば、潮風は昔はインド人はみんなあのターバンを頭に巻いていると思ってましたし、モンゴルではみんな草原で馬に乗って生活しているのだと思ってました。。。実際は、普段からターバン巻いているのはシク教の方々だそうで、シク教徒はインドの人口の約2%だそうです。またモンゴルの首都ウランバードルは高層ビルが立ち並ぶ大都会ですよね。


*2■外国からの先生たち、島根をゆく!
 ■世界中の教育関係者が日本の教育現場を視察にきました


*3:7/5-18にはインドネシアの先生方を招聘します。訪問地は東京・京都・広島・大阪です。





Thursday, June 28, 2007

藤森建築展へ急げ!≡≡≡ヘ(* ゚-)ノ



みなさんこんにちは、オレペコです。


いよいよ6月も終わりに近づいてきました。ということは・・・





そうなんです!


大好評を博している 「藤森建築と路上観察~第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展」 の会期がとうとう終わりに近づいております(7月1日(日)まで


( ̄□ ̄;)!!。まだ足を運んでいない方、ぜひともおでかけくださいっ!!





というのも。





前にもチラッと書いたことがあるのですが、ジャパンファウンデーション(JF)の情報センターでは、日々、JFの事業に関する記事を拾って共有してるんです。で、人の感性ってさまざまなので、どの事業に対しても当然、「期待したほどではなかった」という人がある程度いるのが普通なんですけど、今回のこの展覧会については、とにかく肯定的な(というより、きゃああ、おもしろかったーという感じの)反応がほとんどなのです!





たとえば、にぽぽさんの次のコメントは、前回ご紹介したいろんな方のコメントを総合したような感じ。居心地のよさとか、懐かしさとか、無邪気な男の子の感じとか、ジブリの世界との共通点とか。



・・・そんな自然素材でつくった家は、男の子の本能、秘密基地、隠れ家の匂いがする。ツリーハウス。宮崎駿の世界を彷彿する。ユーモラスで居心地よさそう。





展示会場には靴をぬいでみるコーナーがある。土塔があり、そして縄製のパオがある。会場にいると縄からイグサのようないいにおいが絶えずするのも良い。そのなかで路上研究学会(藤森照信、赤瀬川原平、南伸坊、林丈二)の路上観察映像をみる。これがタモリ倶楽部みたいですんごくおもしろい


展覧会めぐり備忘録より)



あと、作品の解説文がこれまたおもしろい!という感想も。






何より、建築物そのものが、かなりギャグ。





いちいち足が付いています。





意味分からんでしょ? でっかい丸太の上に、小屋が立ててあるの。まるで重力無視。最長6メートルの足つきがあった。その名も「高過庵(たかすぎあん)」。解説文には、素材や工期などを記したうえ、締めは、「風が吹くと、揺れる。」





・・・・・・アホか!  (でもハートわしづかみ) 


まりっぺ号の自画自賛宣言より)






うーん。


おやじの駄洒落の世界。だけど、なんか笑っちゃう、この感じ。





いやはや、これは実際いって、自分の目で確かめるしかないでしょう!

今週末の予定がまだ決まっていない方、ぜひぜひ~*1




*1:ちなみに、このブログでもこれまで、オープニングレポート展示をご覧になったかたがたの感想、の2回記事を書いていますのでもっと知りたい方は読んでみてくださいねー。





Monday, June 25, 2007

和服姿のハロー・キティのなぞ。






みなさんこんにちは、オレペコです。


今日は、月曜日ということで、かるーいネタで参りましょう。





まずはこちらをご覧ください。


外務省のHPには、外務大臣と要人との会談などの模様が、フォトギャラリーに納められているのですが、よくよく見ると、二段目の真ん中あたり(6月6日の写真)に、妙に目立つポスターがありませんか?ショッキングピンクが強烈なインパクトを残す、キティちゃんのポスター(そしてなぜか、二枚も!)。この、色も、ハートにキティというデザインも、なんかちょっと「外務省」のイメージからは遠い・・・





写真をクリックして拡大してみるとわかるのですが、どうやらキティちゃんは着物とチャイナ服を着ているようです。そして、白い部分には赤いハートのような形のロゴが・・・と、このロゴ、どこかで見たことあるような・・・





そうです!!!




これ、実は 「日中文化・スポーツ交流年」 の公式ポスターなのです*1。交流年を広報するため、外務省が公募し、両国の若い人たちに人気のキティちゃんが描かれたこのポスターが選ばれたのだとか。





ちなみに、先ほど「キティちゃんは着物とチャイナ服」を着ている、、、と書きましたが、正確には、これ、キティちゃんと双子の妹のミミィちゃんだそうです(笑)。向かって右の、和服美女がキティ、チャイナ・ドレス美女がミミィ。見分け方はリボンの位置なんだそうな("3へえ"ってとこですかね?)。あと、キティちゃんて実はファミリーネーム(苗字)がホワイトだったって知ってました(これは"5へえ"くらい?っていうか、まさか、”白い”からなのかしらっ(^▽^;))?





ロンドン郊外生まれ(!)のキティちゃんに、日中の文化交流を盛り上げてもらうのもなんだか奇妙な感じですが(笑)、何はともあれ、このポスターを見たら、「あ、今年は日中なんとか交流年だな!」と思い出してやってください。ジャパンファウンデーションもさまざまな事業でこの交流年を盛り上げていきます!




*1:ちなみに日中文化・スポーツ交流年というのは、2007年が日中国交正常化(1972年)から35周年にあたることから、一連の記念事業を行い、両国の交流を深めましょう!というもの。これまで、このブログでも「日印(インド)交流年」(2007) 、 「日伯(ブラジル)交流年」(2008)などをご紹介していますが、いわゆる、外交関係の記念年を祝う周年事業の一つです。