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Thursday, July 1, 2010

まだまだ熱い!上海万博 ~出張インタビューつき~




こんにちは、キャシーです。


世間の注目の的はすっかりワールドカップ一色ですね。


でもまだまだ熱い世界的イベント、それは上海万博です!


国際交流基金もこの機会に日本を知ってもらうべく、いくつか上海で事業を行っています。


そのうちのひとつが邦楽公演「日本のうた囃子 ~唄、笛、三味線、太鼓による日本の響き~ 」。日本館イベントステージにて、現代日本の若手アーティストによる邦楽実演が披露されました。


The Worldcup is the center of global attention at the moment, but let's not forget the most expensive event in the history of the world's fairs, the Shanghai Expo 2010! Concert by Japanese Young Musicians, "Essence of Japanese Folk Music" (photos shown below), is only one example of several events the Japan Foundation is involved in. Today I have interviewed Monica from Visual Arts Section who has just come back from her business trip to Shanghai. She is busy preparing for two brand-new road show exhibitions (one is about Japanese popular characters, and the other is about Japanese architecture) to be opened to the public in Shanghai this September.


日本館外観


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公演の模様


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幻想的なステージですね。中国のお客さんの目にはどのように映ったのでしょうか?





さて、基金の上海万博事業はこれだけではありません。


つい先日上海出張から戻ってきたばかりのモニカさん(造形美術チーム)にインタビューを行ってみましょう。


―出張お疲れ様でした。本題の前に、万博の感想を教えてください。


実は日本館は4時間待ちで入れず、イタリアやフランスや中国へは近寄ることさえできませんでした!結局私は万博自体の見学は出来なかったけど、人がたくさんいたことはわかりました(笑)






―ディズニーランドもびっくりの待ち時間ですね!それは残念でした。ところでズバリ、今回の出張の目的は?





巡回展の現場視察です。実は今、新しく「キャラクター大国・ニッポン」そして「都市と建築(仮)」という2つの巡回展を制作しています。巡回展は文字通り、世界中をぐるぐる巡るわけですが、記念すべき最初の巡回地が上海なんです。今回は、実際に展示を行う場所の視察をしてきました。






―なるほど。今年特に注目されている上海は巡回展のデビューを飾る場所として最適な気がします!





そうですね。「上海万博記念特別巡回展」として大々的にアピールする予定です。





―ところで「キャラクター大国・ニッポン」とはどのような企画なのでしょうか?


アトム、ガンダム、キティ、エヴァ、せんとくん、なみすけなど、日本を代表するキャラクターの紹介や、それらキャラクターと日本人との関わりなどについて、パネルや立体物で紹介するものです。






―面白そうですね。では「都市と建築(仮)」とは?


60年代に斬新な発想で脚光を浴びた日本の建築家(磯崎新氏、丹下健三氏など)の50周年記念として、作品を精巧な模型やパネルで提案するものです。シンポジウムも予定しているんですよ。50年前は斬新すぎて受け入れられなかった建築物も、今では実現して評価されていることに、先見の明を感じますね。






―楽しみです!ところで現場の視察とは、具体的にどんなことをするのですか?


現地の方と顔合わせをしたり、展示スペースの照明や導線をくまなくチェックしたり。普段はパソコンでの遠隔操作なので、この機会に現場でしかできないことをやってきました。でもまだまだ作業は山積みです。9月のオープニングまであっという間・・・。引き続き準備にとりかかります!





―巡回展というと一見華やかですが、実際は細かく地味な作業の積み重ねなのですね。最後に、上海での国際交流基金のイメージはどうでしたか?





今回訪問した企業でアルバイトをしている日本語学科の学生さんに名刺を差し出したところ、「あ!日本語能力試験をやってるところだ~日本語学科の生徒はみんな知ってます」と言われました。やはり国際交流基金は日本語のイメージが強いんだなあと実感しました。





―中国は日本語能力試験の受験者が一番多い国ですからね。ぜひ巡回展にも遊びにきていただきたいですね。モニカさん、どうもありがとうございました。





Wednesday, June 2, 2010

ロサンゼルスで「こどもの日」??




皆さんこんにちは。mioです。


あっっというまに六月になってしまいましたね。


さて、アメリカ・ロサンゼルスから、


過ぎし5月を思い出すすてきな記事が届きました!


こどもの日、お祝いするのは日本だけじゃないようです…


LAの潮風さん、お願いしまーす!











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気がつけば6月…ゴールデンウィークも、とおーい昔の話


次のお休みは7月か・・・


なーんて、みなさん5月病は大丈夫でしたか?


こんにちは、ロサンゼルスの潮風です。


幸い、私の場合は祝日サイクルが違うため、何とか持ち堪えていますが、


GWを少し思い出させる、「こどもの日」イベントがロサンゼルスで行なわれました。


もう既にこのブログでも何度かご紹介していますが、


ロサンゼルスの日系人社会は本当に歴史が長く、豊かです。


こどもの日イベント“Children’s Day Celebration”もその日系人社会の中心、


ロサンゼルスのリトル・トーキョーにある日米文化会館の広場で行なわれました。



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建物の左右には気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼり。


都会住まいだと日本でもこんなに立派なのはなかなか見られないですよね。


広場では様々な市民団体によるワークショップが行なわれていました。





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桃太郎の玉いれ。



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手作りの風車や凧に挑戦。



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金魚のこねぶた作り。








また会場内のステージでは日本舞踊や太鼓といったものから、ハワイアンダンスやヒップホップダンスと様々な出し物が。



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みんなでラジオ体操。





そして潮風が一番興味深々だったのは、並んでいた屋台たち。





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DOGZILLA・・・? HOT DOGとGOZILLAをかけたんですね(笑)


メニューはホットドックにおかかや海苔がのってたり、やきそばパンだったり、なかなか面白いフュージョン。


横のタイ・チャイニーズ・テリヤキなんてグローバルすぎです。


潮風はDOGZILLAを食べました。なかなかソースが利いてて美味しかったです。


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これら以外にも、こどもたちのバスケ3on3大会やマラソン大会があり、大変な賑わい。


ゆったりとロサンゼルスで受け継がれている日系社会の奥深さを


また一つ体感した、土曜日でした☆





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DOGZILLA…食べたい…


そんなすてきな潮風さんのいるロサンゼルス日本文化センターは、


ここにも事業の紹介が掲載されてます!


世界のこどもの日レポートでした!





Thursday, March 18, 2010

「コウカシタ」:1年3ヶ月に亘る物語が完結した夜☆



みなさんこんにちは、オレペコです。


タイはまたもや政情不安、、、前回は黄色シャツで今度は赤シャツ。色でどっちのグループに属しているかを区別するってわかりやすいっちゃわかりやすいけれど、、、





それはさておき、今日はまず写真をご覧ください↓。1月にチェンマイとバンコクで実施した、コンテンポラリー・ダンス・日タイ共同制作作品「コウカシタ」の一場面なのですが、、、(以下、写真はすべて(c)The Japan Foundation)


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双子ちゃんが、2組も???

いえいえ、上の写真の左二人は正真正銘の双子のタイ人ダンサー、EggちゃんとOutちゃん、下の男性ふたりは、今回の作品の振付・演出をしてくださり、自らもダンサーとして踊った井手茂太さん(左)と、タイ人ダンサーのBubbleさんです*1。背丈も肉付きもよく似ていらっしゃるお二人。 「国境を超えた奇跡の双子」なんて呼び声も高く・・・笑。





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オレペコと彼らとの出会いは、実は、井手さんとフェスティバル・トーキョー(以下F/T)のスタッフさんがタイ人ダンサーのオーディションのために来タイした2008年10月にさかのぼります。当時はまだ、基金のバンコク日本文化センターに約200名収容の自前のホールがあったので、そこをワークショップ&オーディション会場として提供したのでした。




タイの演劇・ダンス関係者を通じて呼びかけたところ、予想を超える70名以上の人が集合。井手さんの口から次々飛び出すシチュエーションやリクエストにしたがっていろんな体の動きを即興で演じているタイの人たちの楽しそうな様子と、「テスト対策」的な準備だけでは絶対に化けの皮がはがれてしまいそうな課題をユーモアを交えて与え続ける井手さんのオーディション・スタイルに関心しながら、客席から眺めていたのを覚えています*2





そんな熾烈な競争を勝ち抜いて選ばれたのが、個性あふれるダンサーたち(写真前列。ちなみに皆さんが手にしているのは、タイ公演のチラシ)。


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2008年12月には、日本のダンサーたちがタイにきてクリエーションワークショップを行い、明けて2009年2月には今度、タイ人ダンサーたちが一ヶ月に亘るクリエーションのために日本へ。3月のF/Tでのプレミア公演を経て、「せっかくのコラボ作品なんだから、ぜひタイでも公演しよう!」ということで実現したのが今回のチェンマイ・バンコク公演でした。





約10ヶ月ぶりの感動の再会と、その後の当地でのお稽古の様子などは、F/Tさんのブログに詳しいのでそちらに譲るとして、、、





私がすごく印象に残ったのは、ツアーマネージャーさんが「この作品はここタイで漸く完成を見ましたね」という言葉。上記F/Tブログにもあるように、タイでの制作と公演は、決して順風満帆だったわけではありません。お決まりの「頼んでいた荷物が時間通りに届かない」「機材は届いたけど、壊れてて使えない」などなどなどなど(苦笑)、テクニカル面で大変なことは挙げればキリがないほど。けれど、自分の国で公演する緊張感からか、より一層気合の入っていたタイ人ダンサーたち、十分なクリエーション期間のおかげで細かい発展的なツメが出来たこと、、、などのおかげで、たち稽古をみた瞬間に、「これはおもしろい!」と入り込めるような、そんな舞台ができあがったのでした!


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そのパワーが伝わったのか、チェンマイは、キャパを大幅に上回る人が通路にまであふれる大盛況、バンコクもほぼ満席。そして、バンコク公演を見に来てくれた演劇評論の方が、新聞で「普通、共同制作というと、参加者同士が学びあう過程自体が最も重視され、結果としての作品の質などはあまり問われないことが多い。だが、この作品は違った!」と、作品自体が優れた出来であったことを指摘してくれ、さらには、照明やコスチューム、音響などの技術の高さにも言及してくれました。普段なかなか表に出ない、技術のかたがたの功績に触れてくれたのは、いつも裏方としてサポートしているオレペコとしてはとってもうれしかったです!記事はこちらから見られますので、ぜひ読んでみてください!





さて、バンコク公演終了後。


長い長いひとつのストーリーが完結した夜。





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いつの間にか、これまで取りためた写真をまとめて、感動的なスライドに仕立てあげていたタイ人ダンサーたち。打ち上げの場で、思わず笑いと涙が!





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ひとつの家族のような空気感。素敵な笑顔があふれていました。




*1:タイ人って本名がすごく難しいのでみんなニックネームがあるのだけど、面白い名前が多いんですよー。英語から取ったニックネームも多く、アップルのプルを使った「プン」ちゃんとか、芸術家でアートくん、なんて名前の子も・・・(^^;)


*2:ちなみに右の写真は、チェンマイ公演の会場に住み着いていた猫ちゃん。癒~☆ 





Friday, March 5, 2010

 こんなところでも日韓交流、日韓連携で文化交流を



こんにちは。大変ご無沙汰しております。


ロサンゼルスの潮風です。




ロサンゼルスではいよいよアカデミー賞授賞式が1週間後に迫りました*1。映画の都・ハリウッドの近くの住民として、潮風もこの1ヶ月、ノミネートされている作品をせっせと観ています。中には、メジャーな映画館では既に上映が終了している作品もありますが、さすが映画大国アメリカ。古い映画を上映してくれる映画館もちゃんとあって、なんと週末行ったところは格安の3ドル25セント(≒300円)。いや~ありがたい*2


さて、そんなハリウッドと並ぶ、日本人にとってのLA観光地の1つが「リトル・トーキョー」ですね。そこで今回は、このLAを代表するキーワード、「映画」と「リトル・トーキョー」を盛り込んで2月はじめに開催された、とっておきのイベントを紹介します。


その名も!!『Little Tokyo Korea Japan Festival』


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ん?





Korea??








と思ったあなた。


ココの意外性が今回のイベントのミソです。





アメリカは言わずと知れた「人種のるつぼ」ですね。そして日韓は、最近はだいぶ近くなったような気はしますが「近くて遠い国」なんて言われています。そんな中、リトル・トーキョーは古くは日系人が多く住み、作り上げた街ですが、最近では日系人以外の多くの文化的背景をもつ人々で賑わっていて、韓国系の住民も増えているんです。





そんな現代のリトル・トーキョーで、いろいろな文化的背景をもつ人たちが集い、アメリカにおける日本の文化、韓国の文化を楽しむ場を作れないか・・・?両国の文化を知って、理解することで、アメリカにおけるこの「米」×「日」×「韓」の連携ケミストリーがより盛り上がるのではないか・・・?


この期待から、今回のイベントの企画が始まりました。




主催者の構成を見ても、この“「米」×「日」×「韓」ケミストリー”は満載です。今回は、日本のカウンターパートとしての国際交流基金とともに、韓国のカウンターパートとして韓国文化院LAオフィス、米国側カウンターパートとしては日米文化会館とJapan Korea Societyが主催者となってイベントが実現しました*3


幾度となく重ねた主催者合同ミーティング。お互いの事業のやり方、魅せ方を勉強することでより洗練されたものに、そしてお互いのコネクションを活用してより盛大で効果的に・・・事前のメディア露出は他のJF事業に比べて類を見ない多さになり、連携の醍醐味が存分に発揮されたイベントになったと思います。




イベント自体は、映画、パフォーマンス、食、そしてリトル・トーキョーのドキュメンタリー・フィルムの4本立て。韓国映画「Rough Cut (邦題:映画は映画だ)」、日本映画「椿三十郎」(主演:織田裕二)、それぞれの国の太鼓演奏、リトル・トーキョーの歴史を振り返るドキュメンタリー・フィルムと盛りだくさんでした。さらに、総合司会を務めていただいたのは、ハリウッドで活躍する日韓のスター、ジェームズ・カイソン・リーさんと田村英理子さん*4!!


まさにリトル・トーキョーはFestivalと呼ぶにふさわしく、日韓の文化を楽しむアメリカの人たちで賑わいました。








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開場前に列を作る人たち





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太鼓パフォーマンス (前方:韓国、後方:日本)





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会場前の広場に集まる人々





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素晴らしい司会者





また、今回交流を楽しんでいたのは、実はお客さんだけではありませんでした。当日、100名近いボランティアの人たちが協力してくれましたが、彼らは主催者がそれぞれ集めた人たち。よって、日頃はそれぞれ主催者がつくるコミュニティでの付き合いが中心って人たちが多かったんですよね。それが今回のイベントで、「日系」や「韓国系」、もっと広くアジア系に興味を持つ、同年代のアメリカ人の仲間たちとめぐり合う機会になったようです。実際に話した何人かも、「カラオケに行く仲間が増えた~☆」「Facebookで早速お互いを探した!」なんて、楽しそうに言ってくれました。








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ボランティア同士の交流


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お客さんへの配付物を準備するボランティア





普段はバリバリの日本を紹介している国際交流基金ですが、ロサンゼルスの特性を活かした、このような国と国とで連携する事業も、今後もやっていけたらいいですね。




*1:授賞式は3月7日です。


*2:普通の映画館は大人12ドルくらいするので、実は日本と大差ありません。でもこうやって選択肢があるのはいいですよね。


*3:韓国文化院は東京本部もお隣で、何回かこのブログでも紹介されてますね。LAにもオフィスがあり、2006年度にもアニメフェスティバルとして共催事業を行ないました。そのときのタッグが再び実現したわけですが、米国側のカウンターパートを入れたのは今回が初の試みです!


*4:日本でも人気のNBCドラマ「HEROES」への出演はじめ、お二人ともテレビ・映画で活躍中!





Wednesday, February 24, 2010

旧正月で願うことは…(クアラルンプール発)



さーおなかがすいてくる時間ですね。


残業には間食がつき物、mioです。





さてさて、今日は海外特別記者を勝手にお願いした、クアラルンプールのこたきよさんから、


クアラルンプールの旧正月事情を送っていただきました!





ところで先日、旧正月の話をしようとして、はて、英語でなんていうんだろうと思い、

とっさに「Old NewYear」とわけのわからないことを口走ったら、無事何のことかは伝わったのでした。*1





では、私のおなかをぐーぐーならせたレポート、どうぞ!


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マレー系、中国系、インド系など、他民族が共に暮らすマレーシアでは、それぞれの民族・宗教のお祝い事が全国民の祝日となります。ということで、2月14日は中国正月!1月末頃から、街中のショッピングセンターは赤、赤、赤の飾りつけとみかんの木(橙のような小さいみかんが一杯ついた鉢植え)そして中国正月の歌で、お正月ムード満点に。直前の週末などは、大勢の買い物客でごった返していました。一般家庭も赤、赤、赤の飾りつけ。家の軒先には提灯などがぶら下がっています。


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ところが、いざお正月がやってくると、クアラルンプールの街は静か~になってしまいます。それは、中華系に限らず、クアラルンプールに暮らしているマレーシア人の多くが、田舎に帰るか、休暇に出かけてしまうからなのです。実は私がマレーシアに暮らし始めてとても驚いたのは、皆田舎(実家)に帰るのがとても好きなこと。ちょっと長めのお休みがあれば、当然のごとく田舎に帰ります。家族を大事に思うからこそ、のマレーシア人のこの習慣、私結構好きなんです。








さて、中国正月といって思い浮かぶものは、なんといっても赤、Gong Xi Fa Cai(恭喜發財)という言葉と、ライオン・ダンス、そして、マレーシア中国正月名物料理、魚生(イーサン)です。


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魚生は言わば和え物のようなもの。


基本的な材料は、スナックのような小麦粉を揚げたものと、紅生姜、ザボンの果実、魚の刺身で、その上から、5種類のスパイスが混ざったものと、梅ソース、ハチミツ、油などからできた甘酸っぱいソースをかけて、皆で一斉に混ぜ合わせます。


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この時、全員が一緒に魚生を持ち上げる箸が高く上がれば上がるほど、その年により多くの富に恵まれるとされています。健康や長寿を願うのではなく、あくまでも優先順位は富・財産にあります。


これが日本のお正月との一番大きな違いなのでは?


今月28日まで15日間続く中国正月。今週末はまた別のショッピングモールにライオン・ダンスを見に行ってきま~す!


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いってらっしゃーい!


というわけで、いやーおなかすきましたね。





クアラルンプールのおもしろ現地事情は、こちらもどうぞ!


■[世界からの]こけし@クアラルンプール




*1:Chinese New Year, あるいは Lunar New Year というんですね。後者はともかく、前者は確かに…笑





Tuesday, February 23, 2010

ハンバーガーとオリンピック ~海外拠点から~



こんにちは!いつ飛んで来るかと花粉に脅えるおひさまです。





さて先日「○○バーガーはその土地の人も認めるバーガーなのか?」とチラリとブログで触れたところ、ニューヨークのMさんからこんなコメントが。



特に専門家じゃないけど、ベーコンチーズバーガーはここ(NY)ではかなり人気だから納得。フライドオニオンをバーガーにはさむのは、みんなテキサス風って言うと思うし、アボガドをはさんだらカリフォルニアバーガーになるんじゃないかな。


なるほど。マク●ナルドのカリフォルニアバーガーはアボガド入ってないみたいだけど、確かにお寿司のカリフォルニアロールには、アボガドが巻かれていますね。テキサスはまだ空港で乗り換えたことしかない*1のでフライドオニオン入りのバーガーは未経験。食べ逃したな~。





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ちなみにこのコメントをくれたMさんが昨夏担当していた事業、「米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム」の報告書(←左写真)が、先日できあがりました。


(*゚▽゚)/゚・:*【祝】*:・゚\(゚▽゚*)


報告書(参加者の感想等)PDFはこちら(全て英語です)*2


東京のスタッフによる概要報告はこちら(こっちは日本語)















それからせっかくオリンピック開催中なので、昨秋「日本研究フロントライン」でご紹介した皆さんに、「バンクーバーオリンピック、盛り上がってる?国民的スター選手はいる??」と聞いてみました。


ついに自国開催の五輪で金メダルをとった、女子スノーボードのマエル・リッカー選手や、男子モーグルのアレキサンダー・ビロドウ選手が大スター☆アイスホッケーも頑張ってるし。*3


Lさん@トロント 




各メディアが揃って「USAコール」を流してるし、オリンピック熱はかなり高まってるよ。人気のアスリートはたくさんいるけど、知名度で言ったら、スノーボードハーフパイプで金メダルをとったショーン・ホワイト選手じゃないかな。テレビでもよく見るし、特徴あるからね。


Gさん@ニューヨーク



英国ではウィンタースポーツがあんまり人気ないから、オリンピックもそんなに騒いでないよ。カーリングは強豪って言われてるからちょっとは盛り上がってるけど。冬季オリンピックで一番有名な英国選手って言ったら、スキージャンプのEddie ’The Eagle’ Edwardsだろうね。*4


Nさん@ロンドン




インドネシアからは冬季五輪に参加してないから静かだよ。でも四季がある国はみんな盛り上がってると思ってたから、ロンドンのNさんのメールには驚いたね。


Dさん@ジャカルタ



私もDさんと同じく、ロンドンは静かと聞いて驚きました。ロンドン近郊に留学をしていた同僚曰く、「スキー・スノボを楽しむ友人はいたけど、国を挙げて熱狂する印象ではない」そう。こちらのコラムの筆者も「イギリスは(私が住んでいたころ驚いたほど)冬季五輪に不熱心な人が大多数を占める国」と書いています。意外~Σ(・口・)シランカッタ





日本での一番の注目はやっぱりフィギュアスケートでしょうか。男子は高橋選手が初のメダルだったし、女子も金メダルの期待が高まるし。大舞台でどんな演技を見せてくれるのか楽しみです。


そういえば、アイスダンス日本代表のリード選手ペアや、フィギュアスケートペア、ロシア代表で出場した川口悠子選手、「新」日系人として本ブログで触れたことがある米国フィギュア代表長洲未来選手、米国ショートトラックのアポロ・アントン・オーノ選手などなど、「日本人」が多様化・グローバル化しているのを感じるのも、「国」を背負って戦うオリンピックならではかも知れませんね。




*1昨秋、空港でハロウィーン体験したのはテキサス州のダラスでした☆


*2:実はMさんも私おひさまも写真のどこかに写ってます♪


*3:本メールをもらったのは、男子チームが米国に負ける前でした…。


*4:メールをもらった後、英国は30年ぶりとなる冬季五輪の金メダル(女子スケルトンのエイミー・ウィリアムズ選手)に沸いたそうです。やっぱり色んなドラマがありますよね~





Tuesday, February 16, 2010

シカゴの街から「どーも!」



こんにちは、おひさまです。


先日のアメリカの緑茶事情を書いた記事(シトラス入り緑茶は「お茶」か否か?(前編)(後編))が何人かから好評をいただいたので、まだ他の写真もあることだし、もう一本アメリカ出張ネタをお届けします。





昨秋の出張中、最後の立ち寄りとなったシカゴの街で、突然バス停に見慣れたキャラクターが!


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どーもくん!こんなところで何してるの!と思わず写真をパチリ。で、また街を歩いていると、こんなところにまた!





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どうやらセブンイレブンがお店で売るコーヒーやホットドッグのキャラクターに、どーもくんを採用したらしく、街中のセブンイレブンの窓やバス停にあの愛くるしい姿が。(ほのぼのしてて、短くて単純なお話で、私結構好きなんです♡)上の2枚しか写真撮れなかったのですが、↓こちらのサイト(英語)には関連商品がたくさん紹介されています。


http://www.eatmedaily.com/2009/10/domo-invades-7-eleven-stores/





目下話題のバンクーバーオリンピックの公式マスコット、クワッチにもちょっとイメージ似てる?クワッチは伝説上の大男で、どーもくんは卵から生まれたことになってるけど(笑)(JOCのページはこちら




過去にブログではアニメ文化大使になったドラえもんを紹介した記事なんかがありましたが、どーもくんも全米デビューしてたんですね。コンビニの店員さんは、「え、日本のキャラなの?しかもテレビ局のマスコット??」と驚いてましたが。そもそもテレビ局にマスコットがいること自体が、日本的なのかも知れません。*1





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他にも日本関連グッズは色んなところにあふれてました。例えば数字パズルの数独(Sudoku)。飛行機に載ると機内雑誌の最後の方に掲載されているのをよく見ます。クロスワードパズルと違って、言葉が分からなくても解けるところが手軽ですよね。↑写真は電子ゲームになった商品。*2





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これは前回緑茶の写真を撮ったのと同じスーパーマーケットで見つけたラムネ。カラフルなイチゴ味や青リンゴ味も。ラムネはもともと「レモネード」が訛った言葉らしいですが、そのうち英語化された日本語になって登場するかも…?*3





思いもよらないところで・形で人気を集める日本商品、旅先で出会ったらちょっと嬉しくなっちゃいますね。オリンピックの選手達も、世界各地で人気を集める日本商品たちも、頑張れニッポン!!o(゚∇^☆)/フレー\(*^∇^*)/フレー\(☆^∇゚)o




*1:何でもキャラクターグッズがあって、全国各地にご当地キャラまでいるのって、日本に独特のものでしょうか??


*2:紙じゃないと、枠の中に数字を書き込めなくて困りそうです…


*3:こんなサイトも面白い☆→英語になった日本語





Tuesday, February 9, 2010

THIS IS IT!(その3)



こんにちは。三度、マニラの三富です。





みなさん、大変長らくお待たせしました


その1その2はこちら)


告知だけなのに、引っ張りすぎました。





さて、Rock Fiestaのテーマに相応しい、2010年の日本語フィエスタで最もロックなプログラムとは・・・こちら!














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フィリピンでも熱狂的なファンの多い、少年ナイフさんによる、マニラでの一夜限りのライブパフォーマンス。そして、フィリピンの若者を中心に人気を集めるボーイズ・バンド「Pedicab」も出演します!





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フィリピンでも、もちろん浜崎あゆみや宇多田ヒカル、はたまた嵐やラルク・アン・シエルなどは一部でファンクラブも設立されるほど人気ですが、最近韓国のK-POPに押され気味。マニラ市内のCDショップでも、韓国人歌手のCDが普通に店頭に並んでいます。フィリピンの若い人たちに、日本の音楽にもっと関心をもってもらうためにも、是非このJ-ROCK CONCERTを盛り上げたいと思っています。





さて、会場は、マニラ湾の夕日を眺めるには絶好のスポット。SMモールオブアジア脇のSan Miguel by the Bayに特設会場を設置することになりました。会場を無料で提供してくれるSM側の説明によれば、最大10,000人は収容できるとか。


屋外の会場だけに、天候と日焼けと虫刺されが若干気になりますが、雨雲も紫外線も蚊もブッ飛ばすくらいの勢いで、マニラ日本文化センターのスタッフ一同、気合を入れて頑張ります。





ブログ読者の皆さんも、機会があれば、是非2月27日はフィリピン・マニラのSMモールオブアジアにお集まりください!!!





Monday, February 8, 2010

THIS IS IT!(その2)



みなさん、こんにちは。再びマニラの三富です。


前回のその1に引き続き、お待たせしました、その2です。





何が“This is it”なのか、気になって気になって仕方がなかった方。マニラ日本文化センターのウェブサイトを見ていただければ、ネタバレしてしまうのですが、今日はウェブサイトだけではお伝えしきれないイベントの見所も含めて、お知らせしようと思います。





第37回日本語スピーチコンテスト


@ SMモールオブアジアCinema 2, 10:00~13:30


もう37回目をむかえる、伝統のスピーチコンテスト!学生部門、社会人部門、オープン部門の3部門で、マニラ、セブ、ダバオの各地区予選を勝ち抜いたファイナリストたちが、日本語によるスピーチの腕を競います。


毎回、涙あり、笑いありの素晴らしいスピーチが披露されます。涙腺が緩みがちな方は、ティッシュ持参でお越しください。


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(昨年のファイナリストたち)





第2回日本語クイズビー


@ SMモールオブアジアCinema 2, 15:30~17:00


15時30分からは、フィリピン人日本語教師会(Association of Filipino Nihongo Teachers、AFINITE)の協力を得て、高校対抗の日本語クイズコンテストを行います。マニラ首都圏や遠くはダバオ市から、日本語を学ぶ高校生総勢31名が日本語や日本文化に関する50問のクイズに調整します。


記念すべき第1回の優勝は、カロオカン・サイエンス高校(Caloocan Science High School)でした。今年の、エントリーは11校。いったいどの高校が優勝するのか!!


また、クイズビーの企画・総合演出・司会を担当する、フィリピンの名物日本語教師“侍・ジョン太郎”ことジョンジョン先生による華麗なマイクパフォーマンスにも注目です。


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(昨年の優勝校、カロオカン・サイエンス高校)





プログラムは、まだまだ続きます。





東京/マニラ・ストリートファッション展


@ SMモールオブアジアMain Atrium, 2月22日~28日, 10:00~22:00


コスプレが大流行のフィリピンでは、日本のファッションというと「コスプレ」のイメージが先行してしまいます。コスプレだけではない、多様な日本の服飾文化や若者文化を紹介するために、財団法人日本ファッション協会さんなどの協力を得て、東京のストリートファッションに関する写真展を開催します!東京に負けず劣らずお洒落な若者が急増中のマニラのストリートファッションも一緒に紹介しますよ~。


ちなみに、この展示は3月に、The Block(3/1~3/8)やSM North EDSA(3/9~3/15)にも巡回します。





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東京/マニラ・ストリートファッション・コンテスト


@ SMモールオブアジアMain Atrium, 15:30~17:00


ファッション展に関連して、コンテストもやってしまいます。「我こそはマニラで1番のお洒落番長だ!」と自負する方々に集まってもらい、「東京」をテーマにセレクトされたファッションのセンスを競います。フィリピンのあの有名人が審査員としてやって来るかも!?








そして、最後にRock Fiestaというテーマに相応しい超ロックなプログラムが・・・





詳細は、またまた次回。お楽しみに~。





Thursday, February 4, 2010

THIS IS IT!(その1)



こんにちは。マニラの三富です。




日本では、マイケル・ジャクソンのDVD「THIS IS IT」が激売れらしいですが、フィリピンでも、囚人が踊ることで有名な、セブの州立刑務所内で撮影された囚人たちによる「THIS IS IT」のパフォーマンス動画が話題です*1





さてさて、ここマニラでも、スタッフたちが総力を結集して実施する、“This is it”なイベントの季節がやってきました。そうです。毎年2月最後の土曜日に実施することでお馴染みとなりつつある、そしてマニラ日本文化センターのスタッフにとっては、豆まきよりも、バレンタインデーよりも大切な、日本語フィエスタです!




昨年の様子も、このブログで紹介しましたが*2、今年はさらにパワーアップして実施します。


今年のテーマは、なんと・・・





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2月27日(土)午前10時~ @SMモールオブアジア です。





さて、いったい何をやるのか?


その中身は、また次回!お楽しみに~!




*1:興味がある方は、YouTubeで「This is it, Cebu」と検索してみてください。


*21・2・3 日本語フィエスタ~ッ!





Wednesday, February 3, 2010

シトラス入り緑茶は「お茶」か否か?(後編)



本日もおひさまです。ではさっそく昨日の続きで、アメリカの「お茶」のお話を。

前編(ダイエットグリーンティーの登場まで)はこちら




今回はついにスーパーマーケットでもっと多様な「お茶」探しです。数年前に一口飲んだ、「朝鮮人参ハチミツ入り緑茶」の衝撃から抜け出せない私。怖いもの見たさも混じりつつ探してみると、、、、、、

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(左)シトラス入り緑茶  (右)ダイエット シトラス入り緑茶

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ピーチ入り緑茶(ここでは白桃でなく、黄桃)

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前回登場の「低糖緑茶」と低糖シトラス入り。今度は1ガロン(3.78リットル)入りのペットボトルでたっぷり飲めます。

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(左)ザクロ入り緑茶 (中)オリジナル?緑茶(朝鮮人参+ハチミツ入り) (右)ミカン+朝鮮人参+ハチミツ+ジャスミン入り緑茶



どれくらい売れ行きがいいのか分かりませんが、各メーカーが複数の商品を出してるところを見ると、それなりに浸透しているような気がします。しかも、これを撮影したスーパーはアメリカの田舎。中西部の「街中どこでも車で5分で行けちゃう」*1ところです。大都市の「流行の健康・自然食品」を扱うお店でもなんでもなくて、ふつーの街の、ふつーのスーパーに、ふつーにこれだけの「Green Tea」が並んでいる事実に驚きました。

さらに圧巻はこれ↓

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左上から時計回りに、緑茶、ミント入り緑茶、レモン入り緑茶、シトラス入り緑茶、オレンジピール入り緑茶、ザクロ&ラズベリー入り緑茶、カフェイン抜き緑茶、ハチミツ入り緑茶、の8種類★



この写真を撮らせてくれた方(さらに全部一種類ずつくれたんです♡)は、緑茶に限らず紅茶もハーブティーも戸棚いっぱいに持ってる方だったんですが、それにしてもこんなに沢山のティーバッグ「グリーンティー」の種類があるなんて!*2




肝心のお味の方はというと。恐る恐る試したシトラス入り緑茶。……意外にも、これが美味しいんです(笑) 留学中のときは一口で拒否反応を起こしたくらいだったのに、心構えができていたからか、私がアメリカナイズされてしまったのか、一口、二口と飲んでも美味しい。もし最初に「シトラスティーです」と言われたら信じてしまうだろうな、というくらい、シトラスとお茶と甘さのちょうどいいブレンド。やっぱりちょっと「お茶」と言うには甘いから、「シトラスジュース」系清涼飲料水のイメージでしょうか。




美味しいと感じる自分自身に戸惑いつつも、それでもこれは「グリーンティー」って呼べるのかしらと心狭い自問。




そんな私の目に飛び込んできたのがこれ↓

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欧米諸国はもちろん世界各地で親しまれているこのお菓子。アメリカのスーパーやガソリンスタンドにも必ず並んでます。日本には「きなこチョコ」「醤油風味チョコ」*3があるなんて言ったら、きっと驚かれるだろうな~(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン




苺大福も抹茶チョコも最初は珍しがられたんだろうけど、もうみんな美味しく食べているし。スパゲティ・ナポリタンどころか、タラコスパや納豆パスタだって編み出した日本だし。食文化はその土地に合わせて変化するもの。カリフォルニアロールも「Sushi」として広がっているし、おひさまの実家でザクロ入り緑茶が「お茶」として出される日も……う~ん、まだもうちょっとかかりそうかな(苦笑)



*1:つまり10分走ったら何もなくなる…

*2:日本でもお茶専門店なんかでは、さくら味緑茶とか、キャラメル風味緑茶とか、売ってます。飲んだこともあったけど、その時は中国茶もハーブティーもたくさんある中だったからか、そんなに衝撃を受けませんでした。今回は「グリーンティー」として富士山とかが描かれている“日本らしい”パッケージなのにフレーバーティーだったことに驚いた、のかな。。。

*3:調べると色んな味を作ってるのは日本がダントツみたいです →http://en.wikipedia.org/wiki/Kit_Kat#Standard_finger_bars




Tuesday, February 2, 2010

シトラス入り緑茶は「お茶」か否か?(前編)



こんにちは。おひさまです。昨夜は東京でも積雪!大粒で傘につもるほどの雪が降る中を帰宅したのですが、音もなく空から舞い降りる雪と、真っ白くなった道路で、いつもの道なのにどこか別の場所にいるようでした。





さて先日、街を歩いていてマクド●ルドさんの新しいハンバーガーの宣伝を目にしました。テキサスとかハワイとか、アメリカの4つの土地の特徴をとらえた限定バーガーが売りみたいで、私の頭には「…ふぅーん、その土地の人はどう思うのかな?」という疑問が。ニューヨークとロスの事務所にぜひ聞いてみたいところです。


ハンバーガーやコーヒーのチェーン店などは、昨今どこの国・都市に行っても大体見られるようになって、便利(安心)な思いもある反面、その国独自の文化が失われる「グローバル化の負の部分」として語られることもありますよね。でも世界的チェーンでも、それぞれの国で違うローカルメニューがあるみたいだしな~とゴチャゴチャ考えていて、昨秋にアメリカ出張で見つけたネタを思い出しました♪





アメリカには多種多様な「お茶」があるのです!!!


(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ- 知ってた方も、知らなかった方も、ここで喚声と拍手をお願いします!!(笑) ||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ~~?




おひさま、生まれも育ちも静岡ですから、「お茶」=「緑茶」です。*1上京してきたばかりの頃だったか、レストランで「お茶ください」と言ったら茶色いほうじ茶が出てきてビックリ(笑)夏は麦茶のCMが流れるけど、おひさまの実家では緑茶を冷やしたのが冷蔵庫に常備されてるくらいなので、「お茶」と言ったら当然のように「緑色の煎茶」が頭に浮かぶのです。


で、アメリカの話に戻して、、、この前の出張中、自動販売機で見つけたのがこれ↓


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見にくいけど「Green Tea」って書いてあるの、分かりますか?


実はこの商品、おひさまが米国に留学中のある日、ルームメイトが「見て見て!美味しいGreen Tea見つけたの!」と持ってきてくれた思い出の品なんです。久しぶりに見たこの懐かしいパッケージ。…と一緒に思い出したのは、その味。





・・・・・・甘いんです、コレ。


よく見ると「and Honey」の文字。糖分が入ってます。さらにその上の「Ginseng」は朝鮮人参。こてこての静岡人の考える「緑茶」とは全然違うものなんです。一口飲んで、あまりのショックに言葉も出なかった当時の私。なんというか、それが「Green Tea」として売り出されていて、それを「Green Tea」だと信じて嬉しそうに飲むルームメイトの姿に何も言えなくなってしまったのを覚えてます。


で、思い出から戻って。今回。進化してました(笑)


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ダ、ダイエット グリーンティー!!





すごい!そもそもハチミツが入ってるところがいけないんだと一人でツッコミながら写真をとっていたら、もっと色んな種類があると教えてもらいました。





…でもちょっと長くなるので今回はこれまで。また明日、たくさんの「グリーンティー」をご紹介します!お楽しみに~v(*'-^*)-☆




*1:ちなみに今年地球市民賞を受賞した浜松NPOネットワークセンター(通称Nポケットさん)は高校生のときにちょっとお世話になりました。静岡で初めての受賞、おめでとうございます!