Wednesday, November 8, 2006

基金ブログチームがワークショップに参加?!



みなさんこんにちは、オレペコです。

id:argさんよりTBをいただいておりますとおり*1わがブログチームが「研究のより良いウェブ情報発信に向けて」というワークショップに参加することになりました☆





当日は、どのようにしてこのブログを開設するにいたったかや開始後の反響、今後の展望などについてお話することになりそうです。こういう場に慣れていないのでなんとも不安ですが(^^;)、できるだけフランクにお話していくつもりですので、みなさまぜひぜひ足を運んでみてください!





それからそれから、イベントのご案内です。



アジア各国からのフェローの方々が、二ヶ月間の研修の最後にシンポジウムを行います。懇親会もあり、フェローと直接お話できるチャンス!!!ぜひぜひお運びください。


行動するコミュニティ 持続可能なアジアと真の平和を求めて            


2006年11月9日(木)・10日(金) 18:00~21:00


(2日目の終了後には、簡単な懇親会があります。)


国際文化会館 講堂(東京都港区六本木5-11-16)


入場無料


用語:日本語・英語、同時通訳付





*1:いつもありがとうございます!





Tuesday, November 7, 2006

◎インターン生特集◎その13 飯島さんの場合



お久しぶりです、潮風です。

「その12」で終わるかに見えましたインターン生特集、なんと早くも復活です。パチパチ

今回は本部ではなく日本語国際センターでインターンをしてくれていた飯島さんの声をお届け=3

日本語国際センターといえば、『エリンが挑戦! にほんごできます』の担当部署でもあります。

飯島さんは制作の現場も経験されてたみたいですよ。では、早速っ!!

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はじめまして!私は日本語国際センターの研修事業課でインターンをした埼玉大学教養学部2年の飯島真紀です。

大学で日本語学や日本語教育学を学んでいて、日本語教育に興味があったので、このインターンを希望しました。

パソコンへの入力や、書類の整理などの事務作業が多いですが、

日本語教育関係について知るチャンスがたくさんあるので、とても充実した日々でした (^^)




ここでは、見学させていただいた日本語の映像教材の撮影について書こうと思います。

撮影していたのは、「エリンが挑戦!にほんごできます。」というNHK教育で10月から放送の番組で、

NHKエデュケーショナルと日本語国際センターの制作事業課が協力して作っているそうです。

このとき撮っていたのは、「基本スキット」というものでした。

撮影現場を間近で見たのは初めてだったので、たくさんの発見と驚きがありました。




発見の一つが、「人がいっぱいいる~!」ということです。

現場はこんな感じでした↓↓

f:id:japanfoundation:20061107165558j:image:w500

    ↑                ↑            ↑

   日本語の先生         出演している     カメラマンさん

                     女の子2人                などなど…




ほかにも書ききれないくらいたくさんの人が携わっていました。

よく番組のエンドロールにスタッフの名前がいっぱい流れている理由が分かった気がします。




あと、驚いたのが、1つ1つのシーンにていねいに時間をかけていて、

放送時間はたった1~2分なのに、撮影には数時間もかかること。

撮る角度が変わると、セッティングも変えないといけないので、時間がかかっていました。 




たとえばこんな感じ↓↓

f:id:japanfoundation:20061107170913j:image  f:id:japanfoundation:20061107170927j:image

            ↑                         ↑

     目線ぐらいの高さ                     高い!




いろいろありましたが、今回の私の1番のびっくりは……

「自分も通行人として映ってしまったこと!」です。

通行人が少ないとのことで、飛び入りでエキストラに。

実際に放送でそのシーンが使われるかどうかはまだ分からないそうですが、

どきどきしながらこの回の放送を見ることになりそうです。

映ったといっても、後ろのほうにうっすらとなんですが…




日本語国際センターのインターンでロケに連れて行っていただけるとは思いもよりませんでしたが、

面白い体験をさせていただいて、とても感謝しています。ありがとうございました!!




Saturday, November 4, 2006

インドのお祭りのお話。



みなさんこんにちは、オレペコです。


この週末は三連休!という方も多いと思いますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。





今日は、ハロウィン特集の時にちょこっと触れました、インドのお祭りのお話です。クリスマスは漸く認知され始めたけど、ハロウィンやバレンタインデーはまだまだというインド。ですが、いろんな宗教の方がいらっしゃるので実は土着のお祭りも多いんですよね・・・









デリーは、毎年秋に、“ダシェーラー”“ディワリ”というふたつの大きな伝統的な祭りが あります。今年は、それぞれ10月1日と10月21日でした。神話ラーマーヤナを起源と するお祭りであり、ダシェーラーは、ラーマー王子がランカーという悪者を退治した 日、ディワリ(あるいはディパバリ)はそのラーマーがデリーに凱旋した日(退治した場所はスリランカだったので)です。


神話では退治するのに10日間かかったことにちなみ、現在もダシェーラーの日の10日 前からそれぞれ毎日異なるお祭りが設定されており、またダシェーラー当日には、 市内の各所に張りぼてのランカー(高さ10mくらい)が立てられて燃やされます。 ディワリは、当日、爆竹や花火で祝われます。1日中朝から深夜まで爆竹や花火が市 内至るところ、家の前とか道端とかで絶えず鳴らされるので、デリー全体(もっと言うとインド亜大陸全体)が白煙でもうもうに包まれる状態になります。これは、土地 の古老に言わせると、この季節に活動が活発化する蚊やハエなどの虫を駆除する効果 もあるようです。すなわちデング熱やマラリアの媒介並びに蔓延を予防する意味があります。 僕は、ソウルでの会議の帰りで、22日早朝02:00頃デリー空港に到着した のですが、空港の建物の中までが(!)白煙で充満していました。



昔からのお祭りが、実はその時期に「生きやすく」するための知恵だったりするのは、どこも同じですね!それにしても空港まで・・・警報機はならないんでしょうか???






このディワリを過ぎると、デリーの季節は一気に冬に向かいます。ダシェーラーとディ ワリのふたつの祭りは、この土地における季節の境目も表しているのです。 それから、ムスリムにとっては、この時期イードというお祭りがあります。今年は10 月25日で、これは断食が明けたことを祝うものです。インドは多宗教の国なので、それぞれのお祭りが混在しています。



インドって“ずっと暑い”イメージだったんですが、みなさん、このようなお祭りを境に季節を感じていらっしゃるんですね!


来週あたりから日本も寒くなるのでしょうか。


残り少ない秋の行楽日和、みなさま、よい休日をお過ごしください!