Tuesday, November 29, 2005

セミナーに行ってきました。



こんにちは。松岡です。


この週末、金曜日の夜から日曜日の夕方まで神奈川県・湘南の方へ行ってきました。

温泉にドライブ・・・、ではなくてインカレ国際セミナー(第3回)「東アジア共通の家2005」に参加するためです*1








このセミナーなんですが、都内にある大学の教授陣を中心とした実行委員会が企画していて、100人近くの大学生が2泊3日で参加してました。


「東アジア共同体」というテーマの下で、安保、経済、環境、民主化、国際交流、などなど7つの分科会に分かれて議論をして、最終日に各分科会が成果を発表しました。





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思い起こせば今年の夏、職場の某先輩から


「こんなのあるけど、松岡くんどう?」


といわれ、1枚の紙を渡されました。それが今回のセミナーのチラシだったわけです。


僕自身、学生時代に「●●学生会議」とかに参加したことが無かったので、国際交流系のイベントとかシンポジウムとかでそういう団体に所属している学生の方と話していると、


「なんか楽しそうだな」


と思ったりもしていたわけです。


先月はウィーンで同世代の若者達とディスカッションをする機会がありました(詳しくはこちらをご覧下さい)。とても楽しかったんですよね。


なんか凄い結論が出たとか、そういうことはないんですが、とにかく同世代の人たちが何を考えているか、どういった価値観を持っているのか、そういう部分で交流が出来たのが何よりも大きかったんです。


というわけで、学生ばかりのセミナーだったんですが、事務局の安藤さんの御厚意で、参加させていただきました。







基調講演では朝日新聞「論座」編集長の薬師寺克行さんや青山学院大学教授の山本吉宣さんがでてきたり、他にも10名以上の先生方が2泊3日のセミナーでの学生の議論につきっきりで様子を見守ってくれたり*2、かなり豪華でしたよ。





僕は文化交流に関する分科会に参加したのですが、まず第一にみんながそれぞれ自分なりの意見とかモノの見方を持っているのに驚きました。まあ、こういったセミナーに来るぐらいなんであたりまえなのかもしれませんが。


特に知識量が凄いとかそういうわけではないのですが、言い回しとか工夫したりして、自分なりの言葉で熱く語っている姿が印象的でした。





そして何より印象に残っているのが、





「国際交流の重要性」





を訴える人が多かったことです。

最後の発表の場でそれぞれが「提案」をするわけですが、そこで複数の分科会*3が「国際交流」をあげていました。


「東アジア共同体を目指す過程では、お互いにお互いのことを理解しあうことが大切だ。」


とか


「共通の価値観を持つためには、国際交流によってお互いを理解しあわないと」


等と、色々な理由から国際交流の重要性をおっしゃっていました。





こういう思いを、みんなが持っているということは、正直言って驚きました。自分自身が若干、「国際交流ってマイナーで、それよりも安全保障とか、経済協力とか、環境保全とかそういった大きなテーマの方が、こういうところに来ている若者には受けがいいのではないかな、とか思っていた部分もあり・・・。実際、ジャパンファウンデーションを知っている人はほぼいませんでしたし。。。


ただ今回の経験から、自分達(ジャパンファウンデーション)がやっている活動っていうのはそれなりに大事だと認識されているんだなという、社会の目もわかりました。やはり、こういう声を逃さずに聞いて、自分達の業務に反映させていくのも大事だよなー、とも思ったわけです。





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翌日に最終発表を控えた土曜の夜、


「とりあえず3時目標で」


というノリに、


「えっ!」


と、素で言ってしまった時に、若干ジェネレーションギャップを感じてしまいましたが。なんとか2時まではもったんだけど・・・


まだまだ「そっち側」の人間のつもりでいます。


(今回は写真が無くてすいません・・・)





*1:ちゃんと2万2千円、自腹切りましたから。。。


*2:凄く驚いたんですけど、議論は基本的に学生任せで口はほとんど出さず、じーっと見守ってくれていました。それこそ30分、1時間・・・・。


*3:もちろん、国際交流の分科会以外ですよ





Monday, November 28, 2005

横浜トリエンナーレの情報を2つほど






こんにちは。松岡です。


今日は、とうとう残り会期が1カ月を切った、横浜トリエンナーレの情報を2つお伝えします。


先日、とうとう入場者数が10万人を突破(→こちら





(^-^)ノ∠※PAN!。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*





まだ行っていない方は、お早めにー。





「横浜トリエンナーレ2005 現代詩の夕べ」トーク&リーディング開催


現代詩において第一線で活躍されている方々をお招きし、本展ディレクター川俣正との対談と


ポエトリー・リーディング(朗読)を開催します。


「言」・「声」と「イメージ」「場」の掛け合いにご注目ください。


■ 白石かずこ 


  日時:12月2日(金)17:30 開場 18:00 開演


  ゲスト:井野信義(ベーシスト)


■ 荒川洋治 


  日時:12月4日(日)16:00 開場 16:30 開演


■ 谷川俊太郎 


  日時:12月6日(火)16:00 開場 16:30 開演


会場:本展会場3A(場所が変更になりました)












現代美術の国際展、横浜トリエンナーレ2005の企画、運営を含めた総合的なディレクションを行なっているなか、多くのメディア関係者や来場者に今回のテーマや趣旨、あるいは現代美術の現在などを説明している自分の言動について、思うことが多々あります。少なからず言葉の重みを日々感じているところです。


そこで、現在最も動向が気になる現代詩人の方々を招いて「現代詩の夕べ」をこの場で、横浜トリエンナーレ会場で行ない、改めて言葉についてのこだわりを考える時間を持ちたいと思います。


(総合ディレクター 川俣 正 )







身体表現サークル 参加者募集


作家名 身体表現サークル


募集人数 100名


活動期日 [発表用ワークショップ]12月13日~16日 18:30~21:00


     [発表日]12月17日・18日


活動内容 12月17.18日元気になりきり身体さん100名緊急募集します。


トリエンナーレのオープニングで華々しく散ってしまったあの褌さんの群像をエンディングでも行ってみます。こんなことは二度と御免だ!と思うことになってしまうような12月寒空の下で、ぜひとも気軽に一期一会の一般参加型ダンス?!に加わってみて下さい。





活動条件 ワークショップ及び本番に参加できる人


活動時間 12月13日~16日 18:30~21:00


     12月17日・18日 14:00~14:30


集合場所 ZAIM(旧関東財務局:中区役所隣)


活動場所 ZAIM、本展会場内


備考 ワークショップ時間は応相談。


申し込み先 supporter@yokohama2005.jp


下記の内容をご記入の上送信ください。


お名前(ふりがな)、郵便番号、ご住所、TEL、FAXまたはE-mail、参加希望日


*募集締め切り 参加前日まで





Friday, November 25, 2005

アラブとの対話-英知の共有求めて-



こんにちはー。


松岡です。





(’◇’;ゞ





さて、本日は2件頂いたトラックバックに関連して。


まずはカフェバグダッドさん。





アラブとの対話-英知の共有求めて-(日・アラブ知的交流アジェンダ・セッティング会合および公開シンポジウム)





の告知をしてくださいました。


ありがとうございます☆






どうも、申し込みはきょうまでのようです。入場は無料のようなので、関心のある方はすぐに申し込みを。[更新日時:2005/11/24 18:44 ]


[ http://www.doblog.com/weblog/myblog/13743?YEAR=2005&MONTH=11&DAY=22:title= カフェバグダッド]

そうだったんです。





しかーし。





このブログのお話を聞いたシンポ担当の佐藤が、





なんと、





締切延長してくれました!!(^-^)ノ∠※PAN!。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*


といっても3日ですが、まだまだ募集中ですよ!!





詳細はこちらをご覧下さい。申し込み方法も載っています。











またあわせて、担当の佐藤から今回の見どころをもらいました。



日本とアラブ関係を政治と文化の両面から斬る。


政治を語るアブデル・モネイム氏はアラブを代表する国際政治学者。


文化を語る師岡カリーマ・エルサムニー氏は、エジプト人と日本人の”ダブル”で、アラビア語・アラブ文化紹介の花形。


総合司会の山内昌之氏は、日本と中東との対話において欠かせない中心人物で、その博識をもって縦横無尽に歴史を、現在を、日本を、世界を語る。


他の日・アラブのパネリストも、豊富な経験と知識を披露し、未来の日本とアラブを熱く議論します。






f:id:japanfoundation:20051121171606j:image Abdel Moneim氏


f:id:japanfoundation:20051124190620j:image 師岡カリーマ・エルサムニー 氏


f:id:japanfoundation:20051121171530j:image 山内 昌之 氏


他、が参加します。





話が若干それますが、佐藤が所属している部署は「日本研究・知的交流部 欧州・中東・アフリカ課」といいます。




長いですね*1




長いので、たまに「ニッチ部のオウチュウア」という表現をすることもあります*2





だいぶそれましたが、アラブ方面にご関心のある方は、ぜひご参加ください!!











「らくだな日常Ver.2」さんからもトラックバックを頂きました。


ありがとうございます☆






で、早速ブログを拝見しましたが......。
とても公的機関のブログとは思えない軽いノリです(汗
まさか、実は「非公式」だとか「裏」だとか、そんなわけはないですよね(ぉぃ
というエントリを仕事中に書いている自分はどうなのかという話はこの際スルーの方向で。
個人的にはイベントの楽屋話など期待したいところです(笑


[ http://www.takec.net/rakuda/archives/2005_11_23_279.html:title=ラクダな日常 Ver.2]




「軽いノリ」評価ありがとうございます(笑)。


いやあ、やはりこういう公的機関の言葉って、若干硬めですよね。「~することと致したい。」とか、「~でありたい」とか。

といいながら、自分でも気を抜くとそういう言い回しになりかけるのですが*3





その辺注意して、できるだけわかりやすく、みなさんとお話するというのを、僕たちは大事にしています。


イベントの楽屋話もどんどんやっていきたいです。ただ、僕自身はそういうイベントを実施する仕事をしていないので、イベントをやっている職員にも登場してもらいましょう。





それにしても、ブログって凄いですね。


以前登場いただいたid:fact2hakaseさんはラオスだし、今回頂いたラクダな日常さんはカタールだし。


そして僕は日本ですが、そういう「点」がつながっていくんですね。


ようやくブログのことが少しずつわかってきた気がします。




それだけジャパンファウンデーションを知っているかたがいるというのも、新鮮な驚きでもあります*4。。。




*1:電話にでるときは、「日本研究・知的交流部欧州・中東・アフリカ課の・・・・」と早口でまくし立てているとかたててないとか・・・


*2:ちなみに、隣の課の「アジア・大洋州課」は「アタイ課」、さらに隣の「企画調整・米州課」は「キベイ課」になります


*3:色々と便利な用語はあるんですよ。「ところ」とか。これだけじゃわからないですよね・・・(汗


*4:個人的には、この組織に入るまでジャパンファウンデーションって全然知られていないと思っていたので・・・