Thursday, June 7, 2007

JFトリビア Part2~あの話題のアルバムのミュージック・ビデオとJFとの関係って?~






みなさんこんにちはー。




先日三富さんから、映画「しゃべれどもしゃべれども」(平山秀幸監督作品、国分太一主演)にまつわるJFトリビアを紹介したもらったんですが、あれ、難しかったですよね*1。ということで、今日は「初級編」をお届けしますー。


ジャパンファウンデーション初心者のあなた も、ぜひTRYしてください!





まず、見ていただきたいのはこちらのページ


→ http://www.toysfactory.co.jp/mrchildren/


そう、ミスチル15年の活動の中で、シングルのカップリングとして発売されながら、一度もアルバムに入らなかった曲たちをあつめたことで話題のアルバム「B-side」。ミスチルを聞いて受験を乗り越え、ミスチルを聞きながら海岸をドライブした世代としては、なんとも心憎い演出のアルバムなのですが・・・とまあ、そんな感傷はおいておいて(苦笑)、開いたページの真ん中あたりまでスクロールすると、





「ひびき」ミュージックビデオ視聴





という部分があるので、クリック、クリック!


一時期テレビでもよく流れていたから、見たことある人も多いと思いますが、、、





あれ?





この女の子、どこかで見たことありませんか?ほら。ほらほら。。。 ?c(゚.゚*)エート。。。








思いつかなかった方は、ジャパンファウンデーションのホームページを探してみてください。見つけた方は、ぜひTB打ってくださいねー。





正解は、明日の朝お知らせしまーす! ヽ(▽⌒*)チェックシテネ




*1:JF職員にもかかわらず、映像を3回見ても発見できなかったオレペコ・・・ヾ(- -;)





Monday, June 4, 2007

 新人さんの登竜門~一芸やらなければ本物のJF職員にはなれないってほんと???






今日は、毎年恒例、 





  『新人歓迎会』  




の模様をお届けしましょうっ*1! ☆ヽ(▽⌒*)♪





多くの会社・組織でも、新しく入社・入省etc.された方を歓迎する会、というのは存在することと思いますが、実態としては飲み会というケースが多いのではないでしょうか。





基金の場合は、なぜか 歓迎される新入職員の皆さんが 芸を披露する会という、理不尽にも思える伝統があります。年々「新人さん」(私よりもキャリアを積んだ方が多く、新人とお呼びするには気がひけるのですが)の舞台はレベルアップ&ヒートアップ。今年は某公共放送の番組「プロジェクト・○」の構成をもとにした、すばらしい映像と、その合間に披露される、





ヒップホップダンス↓


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カンフー演舞↓


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バリ舞踊↓


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の練りに練られた30分。新入職員の中に、それぞれの技の鍛錬を積んだ方がいて、初心者の方も練習に励み本番を迎えたとのこと。中にはベテランの先輩も一緒になって汗を流しておられ、意外な姿に会場も沸きました。





「出し物」のメインはもちろん新人さんなのですが、その前座に 若干汚れ役 の(すみません)先輩方による芸が披露され、まだ一滴も飲酒していないはずなのに、仕事中には見られないハジケタ姿を、素面で成し遂げられたことに改めて感服。





たとえば、とっても時代錯誤のヘビメタチームが大暴れ!


理事長に決裁案を「おねがいしますっ!!!」と勢いよく(というか、勢いに任せて)差し出したところ、、、


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玉砕(チーン)。


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のちほど理事長からは、「驚きすぎてサインするのを忘れてしまった!」とのコメントが。


いやはや、勢いだけではだめですな(笑)。








f:id:japanfoundation:20070530203540j:image:leftf:id:japanfoundation:20070530203313j:image:right締めは、ファッションショー「ASIA5 EXTRA」。

これは、以前このブログでもご紹介した、Asia5×Doreme という事業でお招きしたアジア各国のトップデザイナーの方々にデザインしてもらって作ったTシャツをメインにしたイベントです*2




入社2年目から、課長さんまでがモデルとなり、前日までほとんど準備が整っていなかったにも関わらず、出演者はみな小道具持参で登場。思い思いの姿でキャット・ウォーキング。最後はデザイナーに扮する担当部署の室長がモデルに囲まれて歩くフィナーレ。予想以上のできばえで、会場から感嘆の声あり、声援あり、若干笑いあり*3





毎年、新人歓迎会を迎えるたびに、(自社自賛で恐縮ですが)「なんて多才な人が多い職場なんだろう~」「この、のりのよさ、組織力、行動力!」と感動します。新人さんの仕事の後の日々の練習(自主的)、若手職員の資金集め(カンパを執拗に迫る)・舞台設営・広報・買出しなど(自主的+若干強制的?)を経て、歓迎会が終わった後の一抹の寂しさから察するに、年一度みんなが燃えるイベントなのです。





というわけで、今年もこの一大イベントが終わってしまいました。


そろそろまた仕事にエネルギーを戻しましょうかねぇ。 (め)




*1:昨年は7月だったのですが、今年はまだフレッシュなうちに、ということで5月30日に行いました。ゲストになななんと、あの氣●団や井●陽水氏もきた(?)とうわさの去年の様子はこちら


*2:Asia5×Doremeのファッションショーは、動画スクウェアでご覧になれます。こちらからどうぞ!


*3:ちなみに、このTシャツ完成までの経緯については、また改めてブログで裏話をご紹介する予定ですのでお楽しみに!





Friday, June 1, 2007

 開高健がモンゴル酒を飲む・・・?






f:id:japanfoundation:20070601123402j:image:left『をちこち』とは、ご存知のとおり、国際交流基金が隔月で発行している雑誌ですが・・・


みなさん、この表紙の写真を見て何か気づくこと、ありませんか??
























そうです!ロゴが「漢字」から「ひらがな」になりました。w(゚o゚)w オオー!


しかも、リニューアルしたのはロゴだけではありません。

第16号からは「週刊SPA!」や「週刊アスキー」「婦人公論」で編集長を歴任した渡邊直樹氏が新編集長に。2004年からは大学教授としてもご活躍の渡邊編集長が、今日、ブログに初登場です*1!!





ということで、第17号が特集する「世界のお酒と文化」について、舞台裏をのぞいてしまいましょう・・・(^^)


ちなみに目次(抜粋)は↓です!



○巻頭鼎談 世界の酒文化を楽しむ時代が来た


 樺山紘一×西川恵×山本容子


○対談 日本のウイスキー文化と作家・開高健を語る


 輿水精一×高橋昇


○カバ先生 ソウルへ行く 


 寺沢大介


○村上春樹氏のオコナー賞授賞式に出席して 


 ジェイ・ルービン






゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。

巻頭の座談会での山本容子さんのお話のように、私にもアブサン*2を飲んでみたいと熱望していた時期がありました。19世紀のパリに集まった芸術家が飲んだ「禁断の酒」。幻覚を起こすとか、体に悪いとして禁止されたということ自体も血気盛んな若者をひきつける魅力となります。しかし、残念ながら幻のアブサンとは巡り合えませんでした。





アブサンを真似てつくられたのがパスティスです。水を注ぐと白濁し、アニス系の独特の香りがする南仏で好まれるお酒です。日本でもベストセラーになったピーター・メイルの『南仏プロヴァンスの12か月』のなかに頻繁に登場して一時話題になりましたが、癖が強いせいか日本で好む人は多くないようです。本が発売された直後、このパスティスを探し歩いたことがあります。パスティスのなかでもペルノーやリカールは日本でも入手できたので飲んでいましたが、本の挿絵に登場するパスティス51(サンカンテアン)は入手できません。これを入手しようと、パリに滞在した短い時間の合間に街中を探しました。でも、リカールはあるのですが51はなかなか見つかりません。あきらめてホテルへの帰途たまたま入った店でパスティスを頼んだところ、これが51のボトルだったのです。たずねてみると、すぐ裏の店で買えるとのこと。日本のタバコ屋さん(今はほとんど見かけませんが)のような小さな店で2本買い求めました。





その後しばらくはパスティスからはじまり、薬草系のリキュールにはまっていました。




薬草系で独特の香りといえば、ウンターベルグも忘れられません。ひとことでいえば「龍角散の味」です。喉に良いのは龍角散ですが、「ウンターベルグは二日酔いにいちばん」と、大阪・ミナミのバーで教えてくれたのが、アートディレクターの長友啓典さんでした*3。たしかに、とくにひどい二日酔いで今日はもう飲めない、というときにこの酒を飲むとあら不思議、「さあ、今日も飲もう!」という新たな気分になったものです。





表紙の開高健さんとは残念ながら直接お目にかかったことはありませんでしたが、特集にご登場いただいた写真家の高橋昇さんや、サントリー宣伝部にも在籍していた作家の吉村喜彦さんから、生前のお話をいろいろとうかがったことがあります。誌面で紹介できなかったエピソードとして海外でのテレビ番組の取材で昼食に出た肉を開高さんが「うまそうやなあ」というのでテレビのクルーが「うまいうまい」と食べたところ、夜になると気持ちが悪くなってほとんど全員トイレにかけこんだそうです。大丈夫だったのは、その肉がちょっと臭ったのが気になって食べなかった高橋さんと開高さんの二人だけ。「先生、よく大丈夫でしたね」ときくと開高さん「あの肉少し臭ったよな」と答えたとのこと。開高先生も肉には口をつけなかったのでした。「ああ見えて、本当はとても繊細なんだ」と高橋さんは目を細め、開高先生が好んだマッカラン18年のグラスを傾けました。(来月に続く・・・)


゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。゚・:*:・。




*1:今後も月に一度、編集長自ら「をちこち」の舞台裏を紹介していきますよー。お楽しみに!


*2オレペコより:ウィキペディアではこんな風に紹介されています。


*3オレペコより:長友さんの素敵なブログを発見してしまいました!お料理やお酒の写真がいっぱいで、楽しいブログです。気になる方は、こちら