みなさんこんにちは、オレペコです!
いきなりですが、この写真、見てみてください。
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彩(いろ)とりどりの浴衣に身を包んで、笑顔いっぱいの人たち。
夏ですなあ!・・・って。。。
よくよく見ると。
日本の人じゃありませんね。
そう、バンコク日本文化センターで日々、日本語教師養成の研修に励む「先生たち」です。
え、「学生たち」の間違いでしょ、と思ったあなた。
そうですね、彼らは学生さんたちですが、同時に先生たちでもあるんですよ。
???(・vv・) ハニャ???
というのも、この方たちは、バンコク日本文化センターの教師研修プログラムのひとつである「新規研修」の生徒さんたち。この「新規研修」というのは、タイの公立高校で、すでに英語や数学など、他教科の先生をしている方たちに、日本語の先生になってもらうため、タイ国教育省と共催で行われている、日本語教師養成コースなんです*1。
バンコクだけでなくタイの各地から、所属している学校に派遣されて10ヶ月、集中的に日本語を勉強をしにくる、いわば「選ばれた」方たち*2。バンコクとそれ以外の都市とで格差が激しいタイにおいては、場合によっては遠い田舎から、生活費の高いバンコクに住所を移してまで学びにくるのですから、皆さん、本当に真剣勝負です
w(゚o゚)w オオー!
そんな「新規研修」、単に言葉を教えるだけでなく、さまざまな日本文化を知ってもらうことも目的のひとつ。来年からは、日本文化も含めて、自らが教える立場になるんですから!!!
で、日本の夏といえば!の浴衣着付けと、その浴衣を着ての盆踊りが最近催されたので、写真を撮らせてもらったんですよ。
●日本人ボランティアの方々の説明を熱心に聞く研修生たち。
●あれ、ちょっとそこ、違うんじゃない?!
●とかなんとかいいつつ、みんなきれいに着られました☆☆☆
そしてそして、浴衣や着物のすごいところは、折り紙のようにきれいに折りたたんで片付けられるところ。みんな、戸惑いつつもしっかり畳んでいますね。
オレペコは昔、日米センター知的交流課というところにいるときに、「安全保障」や「国際経済」を専門にする海外の学者さんたちに、地域として「日本」という要素を取り入れてもらうことを目指すフェローシッププログラムを担当していたんですが、この「新規研修」も発想は同じ。
すでに「先生」として活躍している人たちに、特に「日本語」という分野に着目してもらう。中等教育機関で、日本語を学びたいという需要を十分に満たすだけの数の先生がいないといわれるタイにおいては、とっても重要な事業なんですよ。
数ヵ月後、各学校へ戻り、日本語教師として独り立ちする彼ら。
今後の活躍を期待せずにはいられませんっ! d(@^∇゚)/ファイトッ♪
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