* 。.「格差社会」を生きる日韓の若者事情.。* ~日韓NPO交流事業報告会~
桜もすっかり満開、やっと春らしくなりましたね。
みなさん、はじめまして。4月から新規ブログチームのメンバーになりましたカニエです。4月といえば、入学式・入社式の始まりの月、一方で大学4年生にとっては、就職活動の季節なんですねぇ。 あちこちで、リクルートスーツ姿の学生さんたちを見かけます。今まさに就職活動真っ最中だそうで、私も今月すでに何件かOB・OG訪問を受けました。
さて、お隣の国、韓国の若者達の就職活動はどのような状況かというと、
今、韓国の20代は上位5%だけが大企業や政府、公企業などに正規職として就くことができ、残りは非正規職を転々とするという予測が出始めているそうです。
非正規職の平均月給は119万ウォン(約14万2000円)。20代の手取りは大体88万ウォン(約10万5000円)。
昨年、経済学者のウ・ソクフン氏と元雑誌記者のパク・クォンイル氏が共同執筆した『88万ウォン世代』という本は韓国で大ヒットし、韓国ではいま「88万ウォン世代」という言葉が流行語となっています。
日本でも「格差社会」や「ワーキングプア」という言葉を聞きますが、
そんな現実にめげず、同世代の若者に生きる術を与えよう!と立ち上がり、
それを自分の仕事にした若者たちがいます☆ミ
ジャパンファウンデーションでは、3月に若者の自立支援*1に携わるNPO関係者6名を韓国に派遣しました。現地では、同じく若者の自立支援に携わるNPO関係者と6日間行動を共にして交流。
ウ・ソクフン氏の講演会やNPO関係者、韓国政府関係者、企業CSR担当者との分科会や交流会にも参加し、議論を深めました。
このたび、JFサポーターズクラブでは、4月のイベントとして、
「格差社会」を生きる日韓の若者事情 ~日韓NPO交流事業報告会~開催します!
スピーカーの塚本氏*2と工藤氏*3は1976年生まれと1977年生まれ。
日本での若者の自立支援の現状を語ってもらいます。
日時:2008年4月17日 木曜日 19:00~21:00
会場:ジャパンファウンデーション本部 JFICコモンズ
会員:入場無料 非会員:200円(当日入会可)
申込み: 4月14日【月】までまで受付中です。
件名を「4月のイベント」とし、Eメールjfscmember@jpf.go.jpまたはFAX03-5562-3499まで、
名前、会員ID、連絡先、年齢を明記してください。郵送でも受け付けます。
イベント詳細はこちらをご覧下さい☆
http://www.jpf.go.jp/jfsc/member/event/0804.html
*1:若者が就業し、親の保護から離れ、公共へ参画し、社会の一員として自立した生活を送ることができるよう支援するという試み
*2:塚本 竜也氏 特定非営利活動法人NICE 事務局長http://nice1.gr.jp/ /若者自立塾・栃木副塾長 http://www.jiritsu-nice-m-day.net/index.html
*3:工藤 啓氏 特定非営利活動法人「育て上げ」ネット 理事長 http://www.sodateage.net/
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