Thursday, October 11, 2007

インターン特集最終回!






インターンによる座談会も今回がいよいよ最終回!今回も大いに盛り上がりました。*1






司会:皆さん、今日はお集まりいただき、ありがとうございます。インターン生によるブログ座談会は今回で3回目、そしてこれが最終回となりますが、以前の記事は読んでいただけましたか?


この座談会は、インターンの皆さんの情報共有・意見交換の場として、またこれまでのご自身の実習の振り返りとして、さらには、私たち職員もインターンの皆さんから客観的な立場で基金に対する率直なご意見をお伺いしたいと思い実施しているものです。


ちなみに、就職試験とは全く関係ないので、ゴマすりは不要ですよ~。それでは、早速1人ずつ自己紹介からお願いします。







f:id:japanfoundation:20070926105401j:image:w100:left 桑野です。現在、企画調整・米州課(以下、企米課)で実習をしています。企米課では、特に日本研究機関支援プログラムに応募のあった申請書のデータベース入力作業を中心に行っています。英語で書かれた申請書を読み、内容を要約してデータベースに入力するのですが、学術用語などが含まれていることが多く、苦労しています。






f:id:japanfoundation:20070926105400j:image:w100:left 許と申します。私は9月3日~11日まで日中交流センターで高校生招へい事業のお手伝いをし、現在は人事課で実習をしています。日中交流センターでは、「高校生長期招へい事業」第二期生の来日にあたって、講義に同席したり、訪問先に同行したり、通訳をしたりしていました。








f:id:japanfoundation:20070926105353j:image:w100:left 三尾です。事業開発戦略室にいます。中国における日系企業のCSR事業に関する調査の報告書のチェックや、送付先企業のリストアップなどをやっています。また、Tシャツにつづく次の基金グッズの資料作成にも取り掛かっています。





f:id:japanfoundation:20070926105323j:image:w70:left 情報センターの菅野です。情報センターでは、「をちこち」のゲラ確認や、10月にある国際交流基金賞・奨励賞に関連する業務を行っています。








f:id:japanfoundation:20070926105342j:image:w100:left 企画調整課の金です。交換留学で1年間日本の大学に来ています。私は中国の大学の日本語学習者と教師に対して実施したアンケート結果のとりまとめ作業を主になっています。また、韓国の日本語学習者について調査・発表するという業務を与えられ、準備をしています。






司会:皆さんそれぞれ色々な業務をなさっているのですね。ところで、そもそも国際交流基金のインターンシップに応募された動機はなんですか?それから、基金を知ったきっかけについても教えてください。






菅野:大学院のプログラムで、夏休み中に1週間の訪問研修とインターンシップを行うというものに参加し、幾つかあったインターン先候補のうち、国際交流政策に関心があったので国際交流基金を選びました。





:私も菅野さんと同じ大学院なので、先生の推薦があったのと、自身が留学生であるので国際的な機関で働きたいと思い、基金でのインターンを決めました。基金を知ったきっかけは、日本語能力試験です。





桑野:大学院でインターンシップが単位認定されるので、夏休み中にインターンをやろうと決めていました。最初はJICAの方に応募していたのですが、残念ながら採用されず、先生に紹介していただいた基金でのインターンを決めました。でも、最初は国際交流基金をIMFと勘違いしていました。






司会:あはははは・・・よくあります(汗)。国際交流基金でのインターンは満足していただけましたか?






桑野:予想もしなかった気づきがたくさんあり、インターンにきてよかったと心底確信しています。






司会:さて、自分の所属部署で割り当てられた業務を行うほかにも、インターンの皆さんは、所属部署以外の主催事業のお手伝いをされたり、職員によるレクチャーを受講されたりと、さまざまな経験をされていることと思います。


まずは、先週の日米センターのシンポジウムや日中交流センターの高校生歓迎レセプションの舞台裏を実際に見て、どんなことを感じましたか?






菅野:今回来日した中国からの高校生の中には、私の出身高校(日本)で受入予定の子がいました。自分の高校時代にもこういうプログラムがあったらよかったのに、と思いました。





:私は1年間の交換留学生として日本に来て、このインターンが終わったら帰国することになっています。彼らの姿を見て、私が1年前に来日した時のことを思い出し、懐かしくなりました。





桑野:僕は、シンポジウムと高校生の歓迎レセプションの両方のお手伝いをさえていただきましたが、どちらもすごく地道な作業の積み重ねでした。1つ1つは小さな仕事でも、積み重なって大きな事業が成立するということを、骨身にしみて感じることができました。また、こうした日々の業務や1つ1つの事業が、「国際交流を通じて世界に貢献する」という基金の理念につながっていることを実感することができ、すばらしい経験となりました。





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司会:皆さん共通して企画評価の仕事に関するレクチャーを受講されたようですが、どうでしたか?






三尾:自分の研究テーマと共通していたので、すごく興味深くお話を聞かせていただきました。この研究テーマについては、少し自分の中でいきづまっていたところだったのですが、最新の報告が聞け、また今まで目に見えなかったものが見えてきたようで、とても良い刺激になりました。


菅野:国のお金を運用しているので、評価を実施し、その結果を人々に伝えることの重要性を感じました。


:韓国での日本に対するイメージ調査についての説明があったのですが、「日本は信頼できる国か?」という質問に対するYESの回答の少なさに、驚きました。この結果を覆すために国際交流基金として何をすべきか、残りのインターン期間中に職員の方々にお話を伺いたいと思っています。






司会:最後に、第2回座談会での「基金を色に例えると?」につづき、基金のイメージ調査に関する質問です。基金を漢字一文字に例えると何でしょう?






・・・・(全員無言でうつむく)






司会:・・・というのは難しいので、これまでの実習の感想を教えてください。






:特に日中交流センターの事業に関わっていて、日本は対中国事業に積極的なのに対して、中国側の取り組みはまだ日本ほどではないと感じました。近い将来日本と中国との交流が、日本から中国への一方通行ではなく、双方向のものに発展することを期待していますし、そうなるべきだと思います。





菅野:基金には以前は「堅い」イメージがありました。インターンとして実習をしていく中で、全く堅くないわけではないのですが、それでもここ(基金)でつくられたことが、世界に影響を与えているということを実感できました。ただ、まだまだ情報発信力が弱いように思いますので、もっとみんなが基金のことについて知ってくれればいいなぁとも思います。





三尾:地方で基金の事業について、入手できる情報が限られていると感じます。国際交流に関心が高く、またそれに関する情報や国際交流に携わるためのきっかけを求める学生は多いので、基金は積極的に地方でも活動していくべきだと思いました。









司会:そうですね。まだまだ国際交流基金自体を知らない方がたくさんいらっしゃいますし、皆さんのこういったご意見を聞くと、積極的に地方の国際交流協会との連携を進め、各地の国際交流フェスティバルに出展したりといった昨今の基金の努力も、まだまだであると痛感します。


皆さんには、このインターンシップ中に実際の職場で見て、聞いて、感じて、学んだ基金についての情報を、是非周囲の方々と共有していただければと思います。本日はどうもありがとうございました。







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