こんにちは。松岡です。
この週末、金曜日の夜から日曜日の夕方まで神奈川県・湘南の方へ行ってきました。
温泉にドライブ・・・、ではなくてインカレ国際セミナー(第3回)「東アジア共通の家2005」に参加するためです*1。
このセミナーなんですが、都内にある大学の教授陣を中心とした実行委員会が企画していて、100人近くの大学生が2泊3日で参加してました。
「東アジア共同体」というテーマの下で、安保、経済、環境、民主化、国際交流、などなど7つの分科会に分かれて議論をして、最終日に各分科会が成果を発表しました。
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思い起こせば今年の夏、職場の某先輩から
「こんなのあるけど、松岡くんどう?」
といわれ、1枚の紙を渡されました。それが今回のセミナーのチラシだったわけです。
僕自身、学生時代に「●●学生会議」とかに参加したことが無かったので、国際交流系のイベントとかシンポジウムとかでそういう団体に所属している学生の方と話していると、
「なんか楽しそうだな」
と思ったりもしていたわけです。
先月はウィーンで同世代の若者達とディスカッションをする機会がありました(詳しくはこちらをご覧下さい)。とても楽しかったんですよね。
なんか凄い結論が出たとか、そういうことはないんですが、とにかく同世代の人たちが何を考えているか、どういった価値観を持っているのか、そういう部分で交流が出来たのが何よりも大きかったんです。
というわけで、学生ばかりのセミナーだったんですが、事務局の安藤さんの御厚意で、参加させていただきました。
基調講演では朝日新聞「論座」編集長の薬師寺克行さんや青山学院大学教授の山本吉宣さんがでてきたり、他にも10名以上の先生方が2泊3日のセミナーでの学生の議論につきっきりで様子を見守ってくれたり*2、かなり豪華でしたよ。
僕は文化交流に関する分科会に参加したのですが、まず第一にみんながそれぞれ自分なりの意見とかモノの見方を持っているのに驚きました。まあ、こういったセミナーに来るぐらいなんであたりまえなのかもしれませんが。
特に知識量が凄いとかそういうわけではないのですが、言い回しとか工夫したりして、自分なりの言葉で熱く語っている姿が印象的でした。
そして何より印象に残っているのが、
「国際交流の重要性」
を訴える人が多かったことです。
最後の発表の場でそれぞれが「提案」をするわけですが、そこで複数の分科会*3が「国際交流」をあげていました。
「東アジア共同体を目指す過程では、お互いにお互いのことを理解しあうことが大切だ。」
とか
「共通の価値観を持つためには、国際交流によってお互いを理解しあわないと」
等と、色々な理由から国際交流の重要性をおっしゃっていました。
こういう思いを、みんなが持っているということは、正直言って驚きました。自分自身が若干、「国際交流ってマイナーで、それよりも安全保障とか、経済協力とか、環境保全とかそういった大きなテーマの方が、こういうところに来ている若者には受けがいいのではないかな、とか思っていた部分もあり・・・。実際、ジャパンファウンデーションを知っている人はほぼいませんでしたし。。。
ただ今回の経験から、自分達(ジャパンファウンデーション)がやっている活動っていうのはそれなりに大事だと認識されているんだなという、社会の目もわかりました。やはり、こういう声を逃さずに聞いて、自分達の業務に反映させていくのも大事だよなー、とも思ったわけです。
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翌日に最終発表を控えた土曜の夜、
「とりあえず3時目標で」
というノリに、
「えっ!」
と、素で言ってしまった時に、若干ジェネレーションギャップを感じてしまいましたが。なんとか2時まではもったんだけど・・・
まだまだ「そっち側」の人間のつもりでいます。
(今回は写真が無くてすいません・・・)
*1:ちゃんと2万2千円、自腹切りましたから。。。
*2:凄く驚いたんですけど、議論は基本的に学生任せで口はほとんど出さず、じーっと見守ってくれていました。それこそ30分、1時間・・・・。
*3:もちろん、国際交流の分科会以外ですよ