こんにちは。JFIC内地球市民賞事務局のTです。
今回は、「地球市民賞」受賞者決定記者発表の模様をお届けします。
国際交流基金では、地域に根ざした先導的な国際文化交流活動を行っている団体や個人を顕彰する「地球市民賞」という賞を1985年以来、毎年授賞しています。2009年度は次の3団体に贈られました。
特定非営利活動法人 自然生(じねんじょ)クラブ(茨城県つくば市)
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター(静岡県浜松市)
特定非営利活動法人 グリーンバレー(徳島県神山町)
2009年度は記念すべき25回目。ということで、2010年1月22日、今年度受賞された3団体の各所在地で記者発表を行いました。
浜松市役所で行われた記者発表の様子です。浜松NPOネットワークセンター代表の井ノ上さんが受賞コメントを述べ始めると、記者さん達から一斉にフラッシュが!
浜松NPOネットワークセンターは、外国人が多く生活する浜松市で教育・医療・アートを柱に様々な団体や人々をつなぐ“ネットワーカー”を目指して活動している団体です。設立以来、生活や教育支援、社会参加支援や環境・地域の自立のための事業など、積極的に多文化共生事業に取り組んでいます。
代表の井ノ上さんは、「設立以来走り続けて、最近では正直疲れたなと感じることもありました。けれども今回、地球市民賞受賞のご連絡をいただき、クリスマスプレゼントをいただいたようで、スタッフみんなで拍手をして喜び合いました。この賞によって私たちの背中を押していただけたような気がしています。これからもがんばって活動していきます。」と、受賞の喜びを語ってくださいました。
当日来てくださった記者さんは皆さん、多文化共生に興味をお持ちで、記者発表のあとも井ノ上さんに熱心に取材してらっしゃいました。
地球市民賞事務局としては、受賞者の喜びの声が何よりの励みです。この賞を機に、ますます、すばらしい活動を続けていってくださることを願っております。
最後に。
浜松市役所から見える浜松城。徳川家康が築いた「出世城」ですね。
歴女(&仏女)のTとしてはじっくり見学したかったです…。