Wednesday, July 29, 2009

日本発、パリ・ローマポップカルチャーフェスティバル報告その4



7月5日(日) 


パリ日本文化会館でのJAPAN POP CULTURE FESTIVAL最終日。19:30より会館地下3階大ホールにて、プロダクションIGの石川光久エグゼクティブ・プロデューサー及び西久保瑞穂監督による講演後、映画「宮本武蔵 -双剣に馳せる夢 ―」を上映。上映後には、映画への感想、質問などが来場者との間で活発にやり取りされ、通常のチャンバラ・サムライ映画とは少し変わった要素に、賛否両論の意見が見られました。


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講演の模様。左から司会の櫻井孝昌?氏、西久保瑞穂監督、石川光久エグゼクティブ・プロデューサー


侍・宮本武蔵という人物像への関心と、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の押井守監督がこの映画の脚本を手がけたということもあり、来場者の数は通常より多い。


JAPAN EXPO最終日ということもあり、JAPAN EXPO会場から日本文化会館へ足を運んだ来場者も多く、その中にセルビアから来た2人の女性(写真)は、JAPAN EXPOの4日間毎日会場に出向いていたとの事。セルビアでは日本の漫画やアニメに関するイベントのみならず、地元で入手できる情報がかなり少ないとのこと。したがって、小規模ながらも自発的にアニメイベントやコスプレショーを企画・運営し、今では100人ほどのアニメファンが集まるまでになったとか。実際に話を聞いてみると、彼女たちの日本文化に関する知識の豊富さに、本当に驚かされます!!!会話から察するところ、手塚治のころから、現在の最新アニメーションや漫画まで、監督や原作者の名前まで知っているのです。情報源は、ほぼ全ていっていいほどインターネット(YouTubeなど)から。漫画やアニメに登場する歴史上の人物や、日本の文化に関しては、Wikipediaや歴史本などを調べまくっているとの事で、日本のPOPカルチャー、特に漫画・アニメをきっかけに日本文化から生活習慣、経済などの時事情報までも集めているとか。彼女らによれば、西ヨーロッパだけではなく、旧東欧圏へも日本文化、特にPOPカルチャーをもっと紹介してほしいとの事でした。取材者の立場ながら、がんばりますと伝えた自分には、いったい彼女らのような日本ファンに対して、いったい何が出来るのだろうか。





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セルビアから来ていた彼女たち。普段は国連付きの通訳者として生計をたて、給料の半分以上はアニメや漫画関連に費やしている超コアなアニメファン(日本ファン?)。まだ日本へは行ったことが無いとのこと。


下記リンクに、彼女らが地元のニュース番組にでている映像があります。


http://www.youtube.com/watch?v=05FjNJID0D4 





Monday, July 27, 2009

 イスラエルの日本語スピーチコンテスト



こんにちは。最近バンド活動を再開したズッキーです。





先日、JENESYS若手日本語教師として派遣されていた方々へのインタビューをこのブログでも紹介させていただきましたが、その際にインタビューさせてもらった方に、こんな感じでブログ公開しましたー、とご案内したところ、









基金のブログ、楽しいですね。


もっと、固いものを想像していましたが。






というコメントをいただきました!





そうなんです、固くないですよね?





皆さん、周りの人にも「国際交流基金って、固そうだけどこんなブログやってるよ~」って、ぜひ宣伝してくださいね♪







  • *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*





余談ついでに、


私は日本語教育支援部という部署にいます。


海外で日本語を勉強する人たちを支援するためにいろいろなことをしているのですが、


その中のひとつに海外で日本語のスピーチコンテストをやるときに、その経費の一部を助成する、というものがあります。





私はその「海外日本語弁論大会助成」の担当をしていますが、先日イスラエルから届いた報告書の中に、スピーチコンテストで披露されたスピーチの原稿がありました。


ちょっと、ご紹介します。






私は音楽を聞くのが大好きです。


一番好きなのは日本のものです。


たとえば、好きな日本の音楽グループは「東京事変」というものです。


私の一番好きな曲は「同じ夜」といいます。


その曲を聞くと、夜の東京が目の前に見える。。。かもしれません。


じつは、テレビのドラマでしか見たことがないんですが。


いつか、日本へ「東京事変のコンサート」を見に行きたいです。


(後略)






何を隠そう、椎名林檎及び東京事変を愛する私としては、遠く海の向こうで、同じアーティストの曲を聞いて、同じようにいいと感じているくれているイスラエルの人がいるなんて・・・しかもその人が出場していたスピーチコンテストの助成を担当していたなんて・・・


なんだか仕事をしながらニヤリとしてしまいました。





音楽ってやっぱり国境を超えるんですね。(ベタな感想。)








それにしても、この方が「同じ夜」を聞いてどんな東京をイメージしているか・・・気になるところではあります。





いつか「事変」のコンサートで出会うことがあったら、聞いてみたいなーなんて思っているズッキーでした。








なんか小学生の感想文みたいですみません!





Thursday, July 23, 2009

 ここはどこでしょう?



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Mです。いつもながら、基金のブログといいながら、あんまり内容は仕事と関係ありません。


先週の土日、行ってきました。


さて、どこでしょう?


簡単すぎるでしょうか・・・・。





:ヒント:


 


 1 歴史の古い街ですが、歴史の古さでは売ってないです。写真の建物などは、この街の歴史の中ではかなり新しいほうです。





 2 むしろ、粉?





 3 今は弁護士が活躍中。お笑いタレントの時代もありました。











 いかがでしょうか。いきなり一枚目の写真にばっちり「堺筋」ってかいてあるので、クイズにならなかったでしょうか。








 国際交流基金の仕事で、「建築」というとヴェネチアビエンナーレの建築展への出展(こちら→ http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/arc/j/10/index.html)がぱっと思い浮かぶのですが、藤森照信先生といえば、路上観察、路上観察といえば、トマソン。残念ながら、このあたりトマソンは見当たりませんでしたが、見ごたえのある建築は豊富(そして現役)で楽しいです。











 スカッと延々先まで信号が見渡せる ”筋” は気持ちいいし、ほっとします。私の好きな饅頭屋の本店がこの界隈にあり、久しぶりに行ったのですが、自分にとっての「街の」イメージはまさにこれです。





 こういう古ビルがそこかしこに普通に転がっていて、全部普通に営業してたり、会社だったりします。維持は大変だろうなーと思いますし、実際壊されていくビルも多いのですが。


 一番下のダイビルもこの夏までとのことです。


 


 次の出張、ご旅行の際には、たこ焼きもいいですが、大阪の ”筋”のぶらぶら散歩はいかがでしょうか。




*1:新井ビル 1922


*2:高麗橋 野村ビルディング 1927


*3:生駒ビルディング 1930


*4:ダイビル 1925





Wednesday, July 22, 2009

日本発、パリ・ローマポップカルチャーフェスティバル報告その3



7月3日(金) 午後


17時より、パリ日本文化会館地下3階大ホールにて、アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」TVシリーズ第1話と第2話の上映。平日の午後で、それもJAPAN EXPOと日程が同じ日ということもありましたが、それでも40人前後の観客が集まりました。BONESの南雅彦プロデューサーの解説に、観客の皆さんは真剣に耳を傾けていました。また、TVアニメ番組の映像を、映画館と同じ大画面で見るのはかなりの迫力がありました!観客の反応も上々。皆さん、本当に日本のアニメが好きで驚かされます。


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アニメ製作の現状を、興味深く聞くフランス人と、観客からの質問に答える南雅彦プロデューサー


19時30分からは、劇場版「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」の京田知己監督と、南雅彦プロデューサーによる映画上演前の講演、映画上映後には観客とのQ&Aが行われ、そこでも活発な質疑応答ありました。予想通りTVアニメ版と劇場版との違いや、登場人物やストーリーに関することなど、技術的なことにまで突っ込んだ質問があり、エウレカセブンに対するフランスでの関心の高さが伺えました。


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 櫻井孝昌氏の司会によるトークショーの最後に、カワイイ大使から花束を受け取る京田知己監督と、南雅彦プロデューサー。








7月4日(土) 午後


16時からは、誰もが知るあのマクロスシリーズの総監督、河森正治ビジョンクリエイターとフランスの若者との交流会が会館内の会議室において開かれました。パリのアニメーター養成学校の生徒を中心に11名の聴講者が参加、若いクリエイターたちは(私も含め!)河森氏の学生時代の苦労話や、アニメ製作の世界に新しい流れを吹き込むチャレンジ精神など貴重な体験談に感嘆しながら聞き入っていました。


アニメという限られた世界を超え、また人種・国籍の壁をも超えて、誰の心にもしみいる人生訓に、フランス人の生徒たちも真剣に聞き入っていました(傍にいた私まで、その話に飲み込まれてしまい1時間半という予定時間が瞬く間にワープし、交流会の後は誰もが別の次元にたどり着いた様な感覚に!!)。この時間の流れ、人間の本質に近づこうとするあくなき探究心と、未来宇宙的な世界観が狭い教室に充満し、一瞬、まるで彼の作り出すSFの世界が経ち現れたような錯覚にとらわれたところで、時間オーバーとなり、交流会は終了。普段ではめったに聞くことのできない貴重な話に、教室内の全員が本当に満足した様子でした。


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河森氏との交流会風景





19時からは会館の地下3階大ホールにて、河森正治プロジェクト・ディレクターによる一般観客向けの講演と「バスカッシュ!」TVシリーズ第1話、第2話のフランスにおける初上演。続いて来場者とのQ&Aが行われました。


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櫻井孝昌氏の司会による河森正治プロジェクト・ディレクター(右)講演会風景





このアニメシリーズは、フランス人のロマン・トマ氏が原作、メカ・コンセプトデザイン/美術監督を務めたこともあり、来場者の皆さんもかなり興味を持っていたようです。講演の途中からは、日本に約1年間滞在して「バスカッシュ!」の製作スタッフに加わったフランス人クリエイターの男性が壇上に上がり、日本での生活体験やアニメ製作の現場について説明する場面も。


講演後に、河森氏を取り囲んだフランス人アニメファンが色紙にサインをお願いする風景にも、これまた圧倒されました。





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ファンにサインをする河森氏。


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河森氏のサインをもらって、本当にうれしそうでした。


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カワイイ大使から河森氏への花束贈呈





Friday, July 17, 2009

日本発、パリ・ローマポップカルチャーフェスティバル報告その2



ニュース新聞にも取り上げられていた、パリとローマでのポップカルチャーフェスティバル!


現地からの報告をしてくれている杉本さんから、前回につづいて第2段が届いています!


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7月3日(金)午前


 午前9時にパリ日本文化会館前に集合し、パリ郊外で2日から5日まで開催中のJAPAN EXPO会場に向かいました。このイベントは、恐らく海外における世界最大の日本POPカルチャーのイベントで、今年で10周年。年々、規模も来場者も右肩上がりに上昇し、去年の来場者はなんと14万人。開催者側の予想では、今年は15万人を突破する予定との事。写真でしか見たことが無かったために、まったく想像がつかなかったのですが、いざ会場に到着すると、、、


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漫画本のみならず、アニメグッズ、ゲームから小物などを売るさまざまスタンドが会場内に縦横に並び、その間をフランスの若者たちが買い物、しまくり!更に、会場内には現金をすぐに引き出せるようATMまでが設置されています。ここは本当にフランスか??と思いたくなるほど。修学旅行生と観光客で溢れかえる東京の原宿、秋葉原などを思わせる雰囲気でした。


漫画やアニメの影響とのことで、今年は来場者からのリクエストでなんと、バッティングセンター(かなり小型でしたが、、、)が会場内に設置されていました!





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小型バッティングセンター。慣れていないんでしょうね、最後まで空振りで終わる人が多かったような気がします。


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 後ろから見ると、どこの国の人なのかわからない、、、、でも、正面から見たらこのカップル、フランス人でした。





 会場内の文化関連ブースにて、12時からコンテンツメディアプロデューサーの櫻井孝昌氏と、カワイイ大使の2名による日本のカワイイファッションに関するトークショーが行われました。設置されていた客席は、スタート前から満員。立ち見する人もいるほどでした。





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トークショー前の写真撮影!





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トークショー後に、舞台に上がりカワイイ大使らと一緒に写真を撮るロリータファッションの女の子達。





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少女マンガのコーナーでお買い物。写真撮影を頼んだら、喜んでOUI!!!





Thursday, July 16, 2009

日本人って寛大かしら?



梅雨明けしましたね!真夏の日差しが肌に気持ちいい!と思うおひさまは日焼け対策の世間とは逆行・・・。まだ夏休みどこにも行ってないのに、「ハワイ行ったの?」と聞かれてしまいます。*1


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さて、先週、「中学高校教員交流(招へい)事業(米国教育関係者グループ)」のレセプションに出かけてきました。↑事業名だけ見ても、なんのこっちゃ( ・◇・)?(・◇・ )かもしれませんが、要するに、アメリカの中学校や高校の校長先生、教育長や州の教育行政担当官などをお招きして、日本の社会・学校現場を直に見てもらおう!というプログラムです。お招きする先生方の地域が違いますが、これまでにもブログで何度か取り上げられています。(例えばH20年度福岡編京都編


皆さん、9日間の訪日中に、外務省や文部科学省を訪問したり、日本の教育財政制度についてレクチャーを受けたり、f:id:japanfoundation:20090715172510j:image


小中学校で授業見学をしたり、


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給食をいただいたり、、、盛りだくさんの内容でしたが、ある校長先生に、「日本で一番心に残っていることは?」と聞いてみると、



「う~ん、一言で言えば、日本人の 『 Giving 』 の心に感動した。」



とのお返事。え、日本人ってそんなに「Giving(寛大な)」だったかしら?と一瞬戸惑ったのですが、よくよくお話を聞くと、



「今回初めて日本に来て、まず街がきれいなことに驚いた。その謎が、小学校でみんなで掃除をしたり、交代で給食当番をしたりしているのを見てよくわかった。日本では常に『自分が社会に対して何ができるか、周りの人に何を与えられるか』を考えているんだと思う。アメリカでは逆に、『(社会や周りの人が)自分に対して何をしてくれるか、自分が何を得られるか』を考えているような気がする。


 アメリカの街や学校がきれいなのは、単に清掃業者の人が仕事をしているから。でも日本では、一人ひとりが『自分がここをきれいに保つために何ができるか』を考えて行動した結果として、街や学校がきれいなんだと思う。」



「Giving」ってこの場合は「奉仕の心」に近い意味なのかな・・・、寄付文化は日本よりもアメリカの方が根付いているんじゃないかな・・・と色々な思いが駆け巡りましたが、そこまではお話を深められず、残念、時間切れ( ´△`)アァ-


JFケネディ大統領の就任演説で有名なフレーズに、「...ask not what your country can do for you. Ask what you can do for your country.(国があなたのために何をしてくれるのか、ではなく、あなたが国のために何ができるかを尋ねてください。)」というのがありますが、この校長先生が同じ言い回しを使っていたのが、何だかとても印象的でした。




*1:この際どこかで真っ黒に焼けてこようかなぁ。一応日焼け止め塗ってるのに、真剣さが足りないのかしら (-_-)ウーム





Wednesday, July 15, 2009

世界で舞台をつくる 舞台美術家 金井勇一郎氏講演会



みなさま、こんにちは。


今週末は3連休ですが、何か予定はありますか?


「3連休といっても別に…」というあなた!


それならJFサポーターズクラブのイベントに参加してみませんか?!





このブログでも時々お知らせしていますが、


国際交流基金のメンバーシップであるJFサポーターズクラブでは、


毎月1回国際文化交流イベントを開催しています。





今月のイベントは





世界で舞台をつくる 舞台美術家 金井勇一郎氏講演会





金井さんはスーパー歌舞伎や平成中村座の舞台美術で知られる舞台美術家。


あれ、どこが国際なの?と思われるかもしれませんが、


金井さんは海外公演の美術も何度も担当されているのです。





なかでも、現在大阪松竹座で凱旋公演が行われている『NINAGAWA 十二夜』


シェイクスピアの作品を歌舞伎で上演するこの作品は、


2005年初演、2009年3月にはロンドンのバービカンシアターで上演されました。


ミラーやアールヌーヴォーのデザインを取り入れて、


伝統的な歌舞伎の舞台を革新したこの美術で、


金井さんは読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞、大きな話題を呼びました。


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しかし、そんなすごい人なのですが、金井さんの座右の銘は「自然体」。


最近『NINAGAWA 十二夜』の美術のお話を伺ったのですが、





「あの場面のこの花には何か意味があるのですか?」


「とくにありません」


「海外だと湿度が違うので、大変な面があるのではないかと思いますが…」


「いや、考えたことないですね」


「どの場面が一番好きですか?」


「全部好きです」


と質問者泣かせの飄々とした受け答え!!


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でも、普段なかなか聞くことのできない舞台製作のお話は本当に面白かったです。


歌舞伎や舞台が好きな人なら、その後の舞台の見方が変わります!!


まだ席の余裕がありますので、連休の予定のない方はぜひJFサポーターズクラブのイベントへ!!





日時:2009年7月18日(土)14:00~16:00


会場:ジャパンファウンデーション JFIC(ジェイフィック) ホール【さくら】


会員:入場無料 非会員:200円(当日入会可)





【申込み】


件名を「7月のイベント」とし、Eメールjfscmember@jpf.go.jpまたはFAX03-5369-6048まで、


お名前、会員ID(会員の方)、連絡先を明記してください。郵送でも受け付けます。





イベントの詳しい内容はこちら





※舞台芸術ウェブサイト“Performing Arts Network Japan”では、金井さんのインタビューを掲載しています。


http://performingarts.jp/J/art_interview/0809/1.html


※国際交流専門誌「をちこち」29号(世界と出会う歌舞伎)に


金井さんのインタビューを掲載しています。


http://www.jpf.go.jp/j/publish/periodic/wochikochi/029.html





どうぞ併せてお読みください。


みなさまのご参加をお待ちしております。


◎お問合せ


国際交流基金(ジャパンファウンデーション)


情報センター内 JFサポーターズクラブ事務局


電話:03-5369-6087





Tuesday, July 14, 2009

日本発、パリ・ローマポップカルチャーフェスティバル報告その1



お待ちかね!遥かパリからジャパンポップカルチャーフェスティバルの報告が届きました!


報告をしてくれるのは、以前自己紹介をしてくれた杉本さん


お願いしまーす☆


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7月2日(木) 初日

これから4日間にわたりパリの日本文化会館にて行われる、国際交流基金初のポップカルチャーフェスティバルの初日です。前日は、午後2時頃、ベルギーのブラッセルよりタリス*1で現地入りし、準備段階の会館の下見と、イベント準備で忙しくしてた日本人スタッフの皆さんとの打ち合わせを行いました。到着日から、このパリの暑さにびっくりしましたが、開催日初日も同じような暑さと、緊張感に包まれてのスタートです。フェスティバル本番は、午後8時から。会場となる会館の地下3階大ホールにて本番前の7時まで、最終調整のリハーサルを行い、いざ本番へ...





本番前の打ち合わせ風景。中央の2人がカワイイ大使の木村優さん(左)と青木美沙子さん。


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開場の1時間前から、ファッションショーの整理券(無料)を得ようと続々と受付前に人の列が!すぐ横にはエッフェル塔があるため、会館前の通りは常に多くの観光客が行き来しています。その流れの中から時折コスプレ、ロリータファッション姿!のフランス人の団体が会場に向かってくる姿には驚かされました。



オープニングショーの前に、会館入り口に並ぶフランス人。中には、このイベントの為に、南仏やスロベニアから来たという女性も!


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 会場にフランスのファッション業界関係者や新聞社などの招待客加わり、満席状態。まずは分島花音(わけしま かのん)さんのミニライブ。徐々に会場の雰囲気が盛り上がっていき、最後の曲が終わって照明が落とされたその直後に、会場内に軽快なダンスサウンドが。カラフルな映像に照らし出される中、ロリータファッションに身を包んだモデルが舞台に登場し、ラフォーレ原宿との共催による「Laforet Kawaii Collection in Paris」がスタート!原宿ファションを代表する10ブランドが、それぞれの作品を披露。フランス人のモデルたちと一緒に登場したカワイイ大使の木村優さん、青木美沙子さんは、カワイイファッションの本場、原宿の雰囲気を会場に提供していました。


 ショーの後は、青木さんの衣装を提供したBABY, THE STARS SHINE BRIGHTのデザイナー・上原久美子さんを交えた、原宿ファッショントーク!カワイイファッションが大好きなパリっ子たちは、真剣に彼女たちの話に耳を傾けていました。ショーの前後にもパリっ子たちと話をする機会があり、彼女らの原宿ファッションに関する知識の豊富さには、本当に驚かされました。


ショーは無事に終了し、関係者や招待客を集めたレセプションが、会館の最上階で行われました。しかし、当日は本当に暑かったですね! 最後は、レセプション会場のバルコニーで団欒状態です。




*1:タリス
フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの4カ国を結ぶ高速列車。ブラッセル・パリ間は約1時間半。





Monday, July 13, 2009

 ウィンター・ガーデン展と、その周辺のできごと






こんにちは、松岡です。


5/23(土)から原美術館で始まっている「ウィンター・ガーデン」展ですが、会期は7/20(月祝)まで。残り1週間切ってますので、まだの方は是非お早めに!





「ウィンター・ガーデン」展をご覧頂いた方からもトラックバックを頂いていておりました(他にもこんな感じで、いろんなブログで紹介されてます)。






現在の日本の美術シーンの切り口としてコンセプトはしっかりしている上に新規性はあるし (海外巡回が前提ならなおさら)、展示されている作品もそのコンセプトをしっかり裏打ちできるものだと思う。だけれど、出展作品がどれも比較的押し出しの弱いもので(コンセプトからして当然だが)、原美術館のスタイリッシュな雰囲気が干渉して妙に浮いてしまったり逆に埋没してしまったりと展示全体のレベル感・統一感がやや欠けてしまっている印象があるのだ。この展覧会はホワイトキューブで展示されるべきものではなかろうか。


Luv Pop TYO (Pop U NYC跡地)

日本国内では徐々に知られてきている作家の中にも、海外ではまださほど知られてないケースもあります。そうした作品を紹介するという点に関して新規性を指摘頂きました。ありがとうございます。


今回の展示に際しては、原美術館の学芸スタッフが主体的に展示に関わっていただき、一部作品は今回のために特別展示してるもの(つまり海外巡回はしない)もあります。館内を熟知されている皆さんの協力を得て今回の展覧会が成立しましたが、作品の点数や雰囲気からも、原美術館のスケールに合った展示だったという意見も頂きました。


原美術館の面白いところは、やはりすばらしい雰囲気の建物にあると今回思いました。


デートスポットとして週末を中心に大勢の若者がいらしたり、散歩コースの一部として定期的にいらっしゃってるお客様もいるようですね。








会期残すところあと1週間切りましたが、ここでお知らせです。


アーティストトークをやります!



■7月15日 水曜日 18時30分から20時


 青木陵子×工藤麻紀子×松井みどり


■7月18日 土曜日 14時30分から16時


 八木良太×松井みどり


詳細についてはこちら









あと、直接的な関係は無いんですけど、たまたま同じ時期に日本の現代美術作家を紹介する展覧会が上野で開催されてます。


ネオテニー・ジャパン ― 高橋コレクション


工藤麻紀子、佐伯洋江、千葉正也等といった、ウィンター・ガーデン展にも出ている作家の作品が出てます。


こちらは7/15(水)まで。





さらに佐伯洋江さんは、Taka Ishii Galleryで個展を開催中。千葉正也さんはtokyo wonder siteで展示があります。





Friday, July 10, 2009

 7/12(日)テレビ放映!! 日本語弁論大会@函館






お久しぶりです。最近、両生類とか爬虫類に親近感を感じているズッキーです。








だいぶ時間があいてしまいましたが・・・





去る5月30日に函館で開催された「第50回外国人による日本語弁論大会」の模様が、今週末、テレビで放映されます!!






7月12日(日) 22:00-23:30 





NHK教育テレビ ETV特集






Don't miss it !!! (映画の宣伝風)





実際に函館で大会をご覧になった西澤参与にお話を伺いました!





ズ:今年の大会はどうでしたか?


参与:全体的にレベルの高い大会でしたよ。








ズ:告知ブログでも話題になっていた関西国際センターでの研修参加者のインドネシアのワヒューディンさんのスピーチはいかがでしたか?


参:戦後の日本を支えたお年寄りに感謝の気持ちを伝えるのが介護の仕事だ、というスピーチをして、会場を感動させていましたね。








ズ:印象に残ったスピーチやエピソードはありましたか?

参:5番のキムさんは、2005年に実施された李秀賢氏記念韓国青少年招へい事業*1に参加したことが、日本に留学するきっかけになったと話してくれました。基金の事業がきっかけと聞いて、うれしかったですね。


あとは、優勝した先生のスピーチは、ずばぬけて上手く、説得力がありましたね。





ズ:どんなスピーチか、テレビで見るのが楽しみですね!





ズ:観客はたくさん来ていましたか?


参:中学生・高校生がオーディエンスに多くいました。


「日本人が普段暮らしていても気づかないことに外国人が気づいて日本語で話している」ということが、日本の若い観客たちにものごとを考えてもらう機会としても意義のある大会だったと言えるんじゃないかな。








ズ:来年応募しようとしている皆さんにメッセージはありますか?


参:日本で暮らす外国人としての切実な自分の問題、外国人なりの目線というのは、日本人の審査員やオーディエンスに感銘を与えると思います。


また、「社会的な意味での言語」ということについても考えてほしいですね。例えば、自分を指す一人称など、パブリックな場での言葉にはどのような言葉がふさわしいか、そういった日本語特有の言語の社会性ということについても考えてほしいですね。





ズ:なるほど。たしかに・・・。スピーチで、「あたしは~」なんて言ってはまずいですもんね。


来年の大会に応募しようとしているみなさん、頑張ってくださいね☆





テレビ放映、お見逃しなく~!!




*1:この事業は、実は・・・皆さんもご記憶にあるとおもいますが、2001年1月にJR新大久保駅で線路に落ちた乗客を助けるため事故死した韓国人留学生の李秀賢さんの勇気ある行動を顕彰するための記念として行われたものでした。詳細はこちら





Tuesday, July 7, 2009

 Tシャツ できてます!



Mです。今月から火曜日担当することになりました。

さて、国際交流基金では、最近いろんな商品を開発して販売していますが*1、このたび新しいTシャツができました!!


このTシャツは、「あなたが好きな国と日本との融和・融合・絆」をテーマに日本工学院専門学校と日本デザイナー学院?の学生さんたちから公募したデザインの中から優れたもの、6点をエアクリッパー社ご協力のもと商品にしたものです。


 


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それぞれのイメージの詳細はコチラ↓


http://www.jpf.go.jp/j/publish/goods/t-shirt2/index.html


タイをテーマにしたデザインが2点選ばれています。基金ライブラリーのみならず、美術館のショップなどでも販売予定とのことです。





タイ、そして、美術館のショップといえば・・・





実は、雑誌『をちこち』の次号(8月号)のテーマは「メコン」。その中でほんのちょっとだけ翻訳のお手伝いをしたのですが、タイのデザインプロダクトに触れている部分がごくごく一部、すこーしありまして。

 そこでちろっと「プロパガンダ」の製品がでてきます*2。今や日本でも通販で売ってたりして、タイ駐在から引き上げてくるときにほとんど捨てたのもったいなかったなーと思っていたんですが、先日原美術館に行ったら売ってたのでつい買ってしまいました。








それがこれ。


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ちょうどipodのイヤホンをうまく巻けるのを探していたので、ぴったり。おススメです。








原美術館に行ったのは、『ウインターガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開』展[を見るためでした。


 グローバル化ということがいわれて久しいですが、その波が寄せてくれば寄せてくるほど、とっても乱暴に括ってしまいますが、表現の傾向は、その国らしさみたいなものから逃げられなくなるのかなーというド素人感想で申し訳ないですが、そんな感想でした。


 まあ、日本らしさって何よ?っていわれると困るんですけど。





 この『マイクロポップ』世代、どんぴしゃで自分の世代のあたりなんですけどね。この、全体的に肩透かしな感じ、海外でどうとらえられるのか、評価が楽しみです。




*1:例えば、ふろしきとか。http://www.jpf.go.jp/j/publish/goods/furoshiki/


*2:続きは是非雑誌『をちこち』で





Monday, July 6, 2009

デザイン展の旅は続く…(ブダペスト後編)



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こんにちは、みかんです。


さて、先日のブログ記事でご紹介したハンガリーでのデザイン展(ブダペスト工芸美術館/ジャパンファウンデーション共催)。


こんなスマートな化粧品のボトルから、


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ミラノサローネで話題を呼んだTONERICOさんのライティングまで、



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さまざまな現代のデザイン・プロダクトが紹介されました。





ハンガリーで展覧会を見に来てくださったお客さんは、決して日本の生活スタイル、ごく普通の私たちが何を着たり、食べたり、知っているわけではありません。そのような場所で、日本の一部(たとえば六本木や青山とか)にある、しかも2000年代のデザインをポンッと紹介して、お客さんにはどんな風に受け止められたんだろう?興味を持ってもらえるんだろうか?担当者として現地に向かったわたしには、正直なところ、そんな不安と期待が入り混じった気持ちがありました。


今回の展示では、最先端の液晶ケータイや脂分カットできる健康志向のオーブンレンジなど、新しいものも紹介していますが、それだけではありません。「調和の精神」―Harmony―というキーワードの元に、企画が構成されたんです。(コンセプトや作品リストはこちら



“日本のデザインを支える伝統と新しさ、地方に根付く地場産業と最先端のもの、かわいい遊び心ときっちりとした実用性、自然と人工的なもの、そんな対立する概念が融合してうまれたさまざまなデザインを見せたい”



果たしてこのコンセプトはきちんと現地のお客さんに伝わったんでしょうか・・?





小さな出来事なのですが、展示の担当者として現地に赴いたわたしが、とても嬉しかったことがありました。


現場のスタッフと、展覧会終了後の片づけをしながら、話していたときのこと。近くを美術館の職員の方が通り過ぎたので、挨拶をしました。


「展覧会はどうでしたか?」とわたしが尋ねてみると、


「とっても良かったわ。今ここでやっている展示の中では一番!」


(ん・・・まあ、ここまではお世辞かもしれない、と思いつつ、)


「特に気になった作品はありましたか?」と聞いてみたんです。そうしたら、


「そうね、照明とか、洗濯機とか。・・・ううん、でもね、一番気に入ったのはSpiritかしら!」


「スピリット!?」


「そう、The Spirit of Harmony。」(←これ、展覧会のタイトルでもありますね。)





後から聞いたら、実はこの方は、美術館の工芸専門のスタッフでした。


会場では、「竹カゴのバッグが欲しい!」「やっぱり日本といえば車かな」とか、「あんなデザイナーズケータイ、みんな持ってるの?」という素朴な声もたくさんいただいたのですが、単に見た目でこれが好き、欲しいというのではなくて、



「繊細で、ミニマルで、実用的で、美しいけれど無駄がない。そんな日本人の発想や日本人の考え方がすばらしいと思った。私たちも、EUも、そういうところは学ぶべきだと思うわよ。」



という彼女のコメントを聞いて、「ああ、伝わったんだ」と思いました。


もちろん、展示の受け止め方は人それぞれで、賛否両論あります。それも真摯に受けてとめて、もっと良い展示を作っていけたらと思っています。


日本のピアノに触ったり、スタンプをペタペタ押して楽しんだ人にとっても、プロのデザイナーとしてデザインを見てくれた人にとっても、この展覧会が、日々の生活なり、感覚なり、ビジネスなり、何らかのきっかけになっていますように・・・。


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本デザイン展、8月からはドイツのエッセン、red dot design museumでの開催を予定しています。*1今度の会場ではどんなお客さんに出会えるのかを楽しみに、「デザイン展」の旅はまだまだ続きます!今後の展開にご期待下さい。




*1:ちなみにブダペストの前はパリ日本文化会館で開かれていました。その時の報告はこちら





Friday, July 3, 2009

日米のソフトパワーをスマートに使う



おはようございます!今週再登場のおひさまです。


あっという間に7月ですね。気がつけば2009年も後半戦・・・∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!

でも感慨に浸っているヒマはなし!今日は元気にいきなりお知らせです、はい。テレビ放送されます☆*1



7月5日(日) NHK教育TV 午後6~7時


NHK日曜フォーラム 「オバマ時代の新日米関係」


番組詳細はこちら



実はこれ、6月12日に開かれた、フルブライト・カルコン合同シンポジウム「日・米ソフトパワー:地球的課題への取り組み」の一部が特集された番組なんです。フルブライト・ジャパン(日米教育委員会)カルコン(日米文化教育交流会議)の説明は、それぞれリンクのウェブサイトをご覧いただくことにして、シンポの中身をちょこっとだけご紹介。





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朝9時に始まって、終わったのは夕方5時半過ぎ、しかも昼食をとりながらもスピーカーのお話を聞いて、、、というかなり盛りだくさんの内容でした。


というのも、


ジョセフ・ナイ教授のビデオ・メッセージとか!


アーミテージ元国務副長官や五百籏頭(いおきべ)防衛大校長のパネルディスカッションとか!!


船橋洋一さんや渡辺靖教授がソフトパワーを語るとか!!!


さらにさらに、第3セッションには皇太子殿下もご臨席くださったんです!!!!

登壇された方は総勢26人と、とても紹介しきれないので、気になる方はこちらから当日のプログラムやプレスリリースをチェックしてくださいね。でも、とにかく、まぁ何とも豪華なメンバーだったんですよ~☆*2ミーハーな私は、半径1.5メートルくらいにアーミテージさんがいらっしゃって、それだけで大興奮でした (/(エ)\)キャー


もちろん講演や議論の内容もおもしろくって刺激を受けたのですが、何より「こんな大きなシンポがやれちゃうんだ」という裏方の醍醐味もたっぷり味わった一日でした。





日曜の夕方、ぜひじっくりとご覧くださいませ♪




*1:あ、おひさまは映ってないですよ。残念ながら、というか当然というか。


*2:その分、準備にはかなりの時間とマンパワーがかかりました…。お疲れ様です!





Thursday, July 2, 2009

ポップカルチャーの祭典



雨ですね。なかなか梅雨とは仲良くなれない北国出身のmioです。


東京は雨ですが、パリはお天気であることを祈ります!


なぜなら、本日からジャパン・ポップカルチャーフェスティバルが始まっているのです。


ポップカルチャーと言えば、外務省文化庁経済産業省など、国の機関も大注目ですね。


7月最初の週は、このフェスティバルの様子を、現地から取材していただきます!


本日は、レポーターとなってくれた杉本さんから、第一報として皆さんへのご挨拶をいただいてます。では杉本さん、お願いしマース。


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こんにちは。


この度、パリとローマのイベントでレポーターを担当する、ブリュッセル在住の杉本です。


基金イベントへの参加は、今回が初めてになりますが、出来る限り現地の状況を楽しく、臨場感あふれる形でお伝えしていきたい思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。





氏名:杉本 滋郎 (すぎもと しげお)


出身:愛知県


所属:ULB大学(ベルギー) 国際関係学 博士課程


趣味:スポーツ、料理、旅、音楽/映画鑑賞








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